こんにちは、水瀬であります。お元気ですかー?
 今週はどうも長かったですねー。一日一日がとても密度が
濃かったというか、やることいっぱいだったので。それでも、
仕事自体はちっとも片づいてなかったりするわけなんですけども。
週明けには「9月末決算」という至極面倒くさい代物を
こなさないといけないので、気分が重いです。まぁ、それでも
この土日は久々に何もないのでゆっくりできそうです。
 そんな仕事の終わった金曜日の夜。本日の水瀬日誌です。

 あなたは人を笑わせるのが好きですか?
 ちょっと気の利いた話をして、人を喜ばせることが好きですか?

 直接人を笑わせるということが好きだという人はいるでしょうし、
積極的に笑いをとれなくても「ちょっと気の利いたジョーク」で
笑いを取れるということができたらいいなと思う人は多いはず。
 一般的に日本人は「ジョークの才能がない」と言われますけど、
それはどうなんだろうかって思います。職場にいると、
結構面白いジョークを言える人は多いと思うんだけど、
それは僕の周りが単に「芸人集団」(現在職員課にいる大学の先輩談)
だからということなのでしょうか。いずれにせよ、僕の周辺では
そういう心配はないんでしょうけども、イメージとしては
「日本人はジョークのセンスがない」ということみたいです。

 では、諸外国ではどうなんだというお話になるわけですよ。
 欧米ではさすがに暇な人もいるもので、「世界一面白い
ジョークは何か」という調査をユーモアの社会文化的研究の一環で
行ったそうです。その時の記事はこちら↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021004-00000007-wir-sci

 記事によると、ページの訪問者にネットで好きなジョークを
エントリーしてもらい、5段階評価に分けて審査を行ったようです。
どうやらジョークにも「地域差」みたいなものがあるようで、
イギリスやオーストラリアでは言葉遊びが、アメリカや
カナダでは他人の変な行為、ヨーロッパでは現実離れした
話が好まれるんだとか。お笑いにおける東京と大阪の違い
みたいなもんでしょうか。上方落語みたいな感じとか。
 まぁ、僕自身でトップレベルの笑いは爆笑問題と、
北海道が産んだスーパーローカルタレント「大泉洋」さんのボヤキだと
思っているわけですし、大学時代から「小ネタの王子様」を
名乗って(名乗らされて)きているわけですから、そんじゃそこらの
ジョークごときで笑ってはいられません。それじゃ、
その「世界で一番面白いジョーク」とやらを聞かせて
もらおうじゃないのさという気分になるわけですよ。


 心の準備はよろしいですか? ここの下から本文が始まります。
 「米ニュージャージー州のハンター2人が狩りに出た。
1人が木から落ちてしまった。仰天した連れのハンターが携帯電話で
『息がない』と緊急通報した。救急隊のオペレーターが
『落ち着いて。大丈夫。まず死んでるのか確かめなさい』と声をかける。
一瞬の静寂後、オペレーターの耳に1発の銃声。続いて、
『死んでる。これからどうしたらいいの?』というハンターの声が響いた」


 ……さて、どんなもんでしょう?
 僕自身は見た瞬間は不覚にも笑ってしまったんですけども、
これをして世界一と言わしめるのはどうだって気もします。
なぜか覚えているのは大学の時にゼミの先輩に教えてもらった
ブラックジョークなのですが、こんなやりとりでした。

・よく嘘をつく子供とそれを叱る親のやりとり。

親:「お前はどうしてすぐ嘘をつくのだ。そういう
   子供が大人になったら、どうなるか分かるのか?」
子供:「分かってます。会社に就職させられて、セ
    ールスマンにさせられるんです」


 ……これには「将来像」というタイトルがついているそうです。
 これ、冗談にしてはキツ過ぎるような気もしますけど、
なんだかその印象からなのか覚えてました。後で聞いた話によると、
これは阿刀田高さんの著作にこんな一文が載っていたんだとか。
 僕自身ではこの手のジョークはかなり好きなんですけども、
意外とこういうものを集めた本は売っていないものです。
銀英伝に出てくる登場人物のジョークは聞いていて実に
小気味よくて、どこかで使ってみたいなぁといつも思って
いたりするんですが、なかなかそうはいかないのが辛いところで。
気の利いた言葉、言えるようになりたいなぁ。
こんばんは、どーも。水瀬です。
久々に好きなトンカツ屋さんに行ってきました。職場の近くにあって、
割と遅くまで開いてあるので重宝してます。なぜか、
夜は飲み屋さんくらいしか開いてないので、普通の定食が
食べられる店は意外と少ないのです。まぁ、昭和30〜40年代に
栄えた町だから仕方ないんだろうけどね。果たして、十年後
二十年後ってどうなってるんだろうかなって思ってしまうんだけど。
今のままなのか、それとももっと栄えるようになるか、
はたまた急速に寂れていってしまうのか。どうなるんだろうと、
チキンカツ定食を食べながら考えていました。
(ちなみに、僕がトンカツ屋を好きな理由は「御飯の
おかわりが自由だということです。これ魅力)
 それでは、今日の水瀬日誌参りましょうか。

 最近……というか、今週に入ってからやたらと忙しくなりました。
まさか、試用期間が終わったからというわけでも無いんでしょうけども、
急に残業の量が増えたような感じがします。まぁ、元々
そんな定時で帰られるような部署ではないんですけども、
それでもやっぱり忙しくなりましたねぇ。(今時、定時で
帰れる公務員なんていないでしょ。どこも忙しいんだって)
 特に10月は事業で大きいのが二つ入っているし、
本省からの大きな調査ものがあるので結構キツイお話になっていて。
与えられた仕事はきっちりこなさないとダメだなともちろん
考えて仕事はやっていても、目の前に広がる書類の山脈を見ると
さすがにちょっとばかり後込みしてしまいますねぇ。(^^;
紙の山なら、大学時代に見慣れたはずなんだけどなぁ。
WITHを作っていた時や、サークルの時に嫌と言うほど
見てきたはずなんだけどなぁ。不思議。
 でもまぁ、とりあえずはやっていかないといけないのが
社会人1年生の辛いところで。毎日毎日どーでもいいじゃんと
思えるような報告ものをこなしていると、ちょっとだけ
気分がすさんできますけど、不思議と家に帰って風呂入って
甘いホットミルク飲んでるとそんなこと忘れてしまう
単純な性分なもの。仕事にやり甲斐自体はあるんだけどね。
「公務員の仕事ってつまんない」って答える人は多いけど。

 そりゃ毎回定型的な仕事ばっかりやってたらつまんないですわな。
民間の会社にもそういうところはあるんじゃないかなぁ。
仕事って、どんなのでもそれなりにやり甲斐はあると
思うんだけどなぁ。それを見つけられるかどうかは実に
人それぞれなんだけど。でも、いわゆるキャリアをビシバシ
積んでいってる人は、その辺どう考えているんだろう。
 「転職を繰り返す」っていう行為は、僕自身まだ理解し切れてない
ところがあるんだけど、就職活動中にリクナビや日経ナビで
出てくる人ってのはやたらと「転職でキャリアアップ」ってことを
述べていたなぁ。その辺の真意がどこにあったのかは
就職した今でも分からないんだけど、それは僕自身が
まだまだ人間的に浅いから分からないだけなのかな。
(「転職でキャリアアップ」って記事を見た時に「ステップ
アップ離婚」っていうバカらしい用語を思い出して、
気分悪くなったのを覚えてます。ちなみに「ステップアップ離婚」とは
配偶者を踏み台にして、どんどん自分を「高い」位置に
持っていくための離婚のこと。誰が作ったのか知らないけど、
ずいぶんと嫌な言葉だなぁと思ったもんでした)

 仕事場で夜一人になることも多いです。職場を最後に
出ることも何回か。ちなみに今日もそうだったんですが。
 ふと、友達に用事があったのを思い出して、残業の合間に電話。
その友達は同い年だけど、今はまだ学生。電話すると、
なんと家ではなくて遠距離恋愛中の彼女さんの所に行ってるんだとか。
なんか話にくそうな雰囲気だったので、あまり話もせずに
切ったんだけど、電話を切ったら変に考え込んでしまった。
 うーん、今の僕と彼とどちらが幸せなんだろうか。
自分の席でコーヒーを飲みながら、誰もいない仕事場で
考えるわけですよ。

 親の世代に言わせると「仕事をきっちり持ってさえいれば
恋人なんてすぐにできる。しっかり自分の食い扶持を
稼ぐのが先だ」ってことなんでしょう。でも、目の前に
幸せな二人の姿を見てると、「お金稼ぐことより、私生活を
充実させる方が重要なんじゃないか」って思ってしまうんだけど。
前の日記でも書いていたりするんですが、どうも僕は
「楽しかった」思い出ってのが少なくて、大学時代とかにでも
やっておくべきことをほとんでやってこないで過ごしてきた
もんですから、余計にそういう風に思ってしまうんでしょうかね。
 ……単純に、仕事疲れから来てる現実逃避なのかなぁ。
 まぁいいや。明日も仕事頑張ろう。(オチなし)

失言。

2002年10月1日
今日の正式採用辞令交付&助役との対話で大失言。
いくら自分の思っていることだからって、あまりにやばかった。
ああ、完璧にヤバイ奴だと思われただろうな。はぁ。
調子に乗って発言する癖、自分でもどうにかしたいんだけど。
これからちゃんとやっていけるのかなぁ。不安。

 そんな心理状態なので、今日の日記はお休み。
 別に台風が迫ってるからでも、今日見た映画がつまらなかった
からでもないよ。悪しからず。

北海道西友返金騒動

2002年9月30日
 こんちは、水瀬です。お元気ですかー?
 どうも昨日のアイスホッケーの後遺症なのか、全身が痛いです。
ただの筋肉痛だとはいえ、なんか嫌な感じです。穂頃の運動不足が
たたってるんですねー。もうちょっと運動でもしないとなぁ。
今日も上司に「水瀬はまた太ったんじゃないか?」とか
言われたし。……やば、真剣に考えよう。
 それでは、今日の水瀬日誌です。どうぞー。

 ラベル偽装なんてのがもう日常茶飯事になっている中、
「偽装した分代金を返還します」なんてことを始めた
スーパーがあります。北海道西友のとある店で、1年間
偽装を続けてきたお詫びとして、返金に応じるということで
始めたのですが、蓋を開けてみると店の前には沢山の若者達。
誰も彼もが「俺もこの店で肉を買った。だから返金しろ」と叫びまくる。
偽装をやった報いとは言いながら、なんだかあんまりな気がします。
しかしまぁ、あの映像を見ながら「お前ら、そんな肉を
買っちゃいねーだろ!」って思った人は数知れずいたんじゃないでしょうか。
もう……なんか、この映像を見てると「ゴネ得」でしかないと
思うんですよねぇ。ただの火事場泥棒でしかないじゃないか。
レシートや領収書や身分証明書とかでチェックする形は取れるだろうと
考えてみたものの、実際にそれを捌くのは難しいですよね。
店員さんの苦労、察して余りあります。

 それにしても「貰えるものはゴネてでも貰わないと損」って
いう風潮自体、どうにかならないんでしょうか。こういうニュースを
聞くと本当に気分が滅入ってきます。本当かどうかは
分かりませんけど、30〜40万も返金されたという人も
いるらしいのですが、毎日焼き肉屋に通ったとしたって、
それほど食べるのは無理ですよ。自分でどういうことを
喋っているのか果たして理解できているんでしょうかね。
いやー、なんか腹立つなぁ。恥ずかしくないのかなぁ。
第一、実際の販売額の50倍の返金請求があったっていうのが
ありえないもん。足下見られてるんだって。いくら対応が
拙かったとはいいながら、ひどいもんだ。

長靴アイスホッケー

2002年9月29日
 こんちは、水瀬です。お元気ですか?
 実は昨日書いた「戦争広告代理店」なんですけども、
近所の本屋はどこを探しても一冊も置いてないというのに、
先週札幌に行ったら、どこの本屋にもでかでかと置いてありました。
なんか切なくなりました。まぁ、それだけ札幌は品揃えが良くて
実家方面が田舎だっていうことなんでしょうけどね。
まぁ、今はネットで注文できますから、ずいぶんいい世の中に
なったなぁとか、年寄りめいたことを考えていますけども。
 それでは、今日の水瀬日誌参りましょー。

 今日、「勤労青少年ホーム」という所のイベントで、
「長靴アイスホッケー」なるものをやってきました。
正確には、その「勤労青少年ホーム」を利用する人達の
交流会だったのですが、その中でやるアイスホッケーの
メンバーが足りないということで急遽かり出された訳です。
 それにしても、スキーはある程度やったことはあるものの、
アイスホッケーなんて全くやったことはなく、見たことだって
「雪印VSコクド」くらいしかないような僕が出て果たして
まともに出来るのかどうか。まして、今回は「長靴」を
履いてやるんだそうで、一体どうなる事やら。

 ちなみに、「長靴アイスホッケー」とは長靴を履いて、
スケートリンク上を特製のホウキを持って、ボールを打ち、
ゴールに入れて得点を競うゲーム。1チームは6人。
内一人はゴールキーパーです。5分ピリオドの2ピリオド制。
ハーフタイムは1分です。
(公式ルールは違うと思いますが、今回はこういうルールでした)

 さて、我らのチームは参加者8人(それに引率2人)
ということで、なんとか控えメンバーもいるということで一安心。
でも、うち2名は女性なのであまり無理も出来ないだろうなぁと
いうことでフル出場覚悟で向かったわけです。
 会場は苫小牧ときわスケートリンク。リンクの中は
結構寒いのでしっかりと防寒装備を整えていざ出陣。
と、思ったよりもリンク内は寒くない。でも動かないで
ジッとしてるとだんだんと冷えてくるので、準備運動と
言い訳をしながら体を動かす。他の7人も同じことを
考えていたのか、各々不自然に体を動かしていました。

 開会式の後、試合開始。
 どういうわけかスタメンに選ばれて、ヘルメットと肘当て膝当てを
つけてリンク内に入る。ホウキを持ってみるものの、
なんだか今ひとつ様にならない。なんか、武装したレレレのおじさんの
ような感じがしないでもない。うーん。
 長靴で上がるリンクは思ったより歩きにくい。すぐに
転ぶって訳でもないんだけど、足が全然思うように進まなくて。
フェイスオフをして試合が始まっても、足はもつれるし、
思うようにボールを打てないし、中途半端なプレーばかり
やってしまうし、もうもどかしくてしょうがない。他のチームも
似たり寄ったりとは言いながらも、やっぱり自分が出来ないのは
物凄く悔しい。氷の上をホウキ持って走ること5分間。
「前半終了」のホイッスルを聞く頃にはもう全身汗びっしょり。
物凄い運動量なんです。楽しいけど、悔しい。そんな
微妙な気持ちの中、2試合をこなし、実家に帰ってきました。
帰ったら当然着替えて寝ました。なんかもう、疲れたなぁ。
でも、またやってみたいなぁ。機会があったらねぇ。

戦争広告代理店。

2002年9月28日
 こんにちは、お元気ですか?
 北海道は久々の雨です。ここんところは天気が良かったので、
ちょっと地面が乾いて埃が舞ってしまっていたんですが、
これで少しはマシになったでしょうか。
 でも、この時期は一雨ごとに急速に寒くなっていきますから、
なんだかそれはそれで感慨深いものがありますね。いやぁ、
不思議なものであります。うんうん。
 それでは、今日の水瀬日誌始めて参りましょう。どうぞ。


 今日、楽天で注文していた本が届きました。
 前々から雑誌や新聞で広告を見てはいたんですけども、
実際に手にとって読むことはなかった本だったんですよ。
その本の名前は「戦争広告代理店」。もう既に僕らの記憶の
中では遠い過去のような出来事になってしまいつつある、
ボスニア紛争で行われた「裏の情報戦」について書かれた本です。
 帯のコピーには「銃弾より『キャッチコピー』を、
ミサイルより『衝撃の映像』を!」とあります。世界各地で
行われる紛争には様々な背景があります。思想・人種・
宗教や貧富の差、実に多種多様です。僕たちは、それらの背景を
メディアというレンズを通して見なければ捉えることが出来ません。
ただ、そのレンズが物事を正しく映すとは限りません。
UVレンズが紫外線を遮断するように、メディア・レンズも
情報を遮断・選別・加工して僕らの目や耳に伝えてきます。
そのレンズを通した情報が真実かどうかは僕らには分かりません。
でも、僕らは知らず知らずのうちにそれを真実だと思いこんで
しまいます。そのレンズの中で一体何が行われていたか、
この本はそれに鋭く迫ったものです。

 セルビアとボスニアの間で(正確には正しくないのですが)
行われた紛争の決着を図るために、どのような手段を取るか。
単なるユーゴスラビアの内紛として内々で解決を図るか、
もしくは国際世論に訴えて解決を図るか。
 選択したのは後者でした。国際世論に訴えて、「外圧」で
ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国の生き残りを果たそうとしたのです。
そのために協力を仰いだのがアメリカのとあるPR会社でした。
PR会社と共和国首脳は、自分たちがいかに虐げられ、
セルビア共和国がいかに凶悪かつ獰猛な国であるかという
イメージ戦略を練り始めます。あの当時、サラエボ発の
報道は全てこれらのレンズを通されたものでした。

 こうした「戦争とメディア」の関係は何も現代だけの
話ではありません。第二次世界大戦当時も、厭戦気分が
続いていて、日本との開戦に消極的だったアメリカも
「真珠湾奇襲」という事実を最大限利用しました。実際の所、
軍事的に一回の奇襲であれだけの大損害を受けるということは
本来ならば職務怠慢・軍人失格と言われても仕方ない所ではあります。
ただ、そこでルーズベルト大統領は「リメンバー・パールハーバー」と
いうフレーズを生み出し、対日開戦を容易なものにしました。
日本はこの手の話はやっぱり苦手です。どうしても国際協調という
言葉のイメージに引きずられて、性善説で行ってしまいます。
実際に「国際協調」「人類皆兄弟」という言葉が額面通り
行われていれば素晴らしいことだし、僕自身もゆくゆくは
ぜひそうなって欲しい所ですけども、現実はそうは言ってられません。
どこもここも「世界の中心は我が国だ」と主張するような
国ばかりですし。その辺どうやって渡り歩いていくかという
ことが日本にはどうしても難しいのでしょう。

 そういえば、一時期、アメリカ国務省が「偽情報を
宣伝してアメリカ有利の世論を形成しよう」という目的で
専用の部局を作ったという話がスクープされたことが
ありましたけども、あれは果たしてどうなったのでしょうか。
あったらあったで、無かったら無かったでどうにも薄気味の悪い
話ではありますねぇ。

 そんな「裏の情報戦」を扱った「戦争広告代理店」。
講談社から1800円で出ております。著者はNHKディレクター
高木徹さん。ぜひご一読下さい。
 こういう本を昔の「関口堂書店」で扱って欲しかったなぁ。
 こんばんは、水瀬です。お元気ですか?
 今週ずっと更新がストップしてしまっていて申し訳ありません。
ちょっと仕事の方が立て込んでいて、更新する元気が
無かったのです。だって、「水曜どうでしょう」の一旦
ピリオドも見れないくらい疲れていたんだもの。こりゃーねぇ。
はぁ、なんとか今週も終わったんですが、来週は来週でまた
忙しいので大変なんですよねぇ。頑張らねば。

 それでは今日の水瀬日誌です。

 どうでもいいことですが、以前お話しした「2chで内部告発」という
話が未だにうちの親はきにかかっているそうです。仕事終わって
帰ってくると「その……チャンネル2とかいうのは今どうなってるんだ?」と
しきりに聞いてきております。その度に根気よく教えて、
「アドレスの打ち方分からない」と言われて、ちゃんと
お気に入り登録までしているんですが。
 でも……あそこの内部告発なんてどれだけ本当か分からない
もんですよねー。実際ネットの情報なんてどれが本物か
よく分からないっていうのに、まして2ちゃんねる。
「純粋な」大人が惑わされるのも無理はないかもしれませんね。
でも……2ちゃんねるから世論が動いたってことは実際に
無かったんだろうかな。これだけわーわー言ってるんだったら、
何か一つくらいありそうなもんだけど。
 昔の西鉄バスジャック事件の時のような書き込みなんかは
世の中に出回ったけど……どうなんだろうかなぁ。


 あ、全然前の話とは関係ありませんが、今日初めて
BM2DX8thをやりました。曲が長くなったのかなぁと
思ってます。個人的には「smoke」がいい感じ。また、
人気無くなっちゃうのかなぁ。くすん。
 こんばんは、水瀬です。
 実家に帰ってきました。帰りのJRはすごく混んでましたねー。
さすが三連休の最終日。ちょっと疲れました。仕方ないん
ですけどね。はう、明日からの仕事頑張らないとなぁ。

 それでは、ちょっと短めの水瀬日誌です。

 札幌を発つ前、本屋に寄っていたんですが、そこで
ハードカバーの本をぼーっと見ていたら「本当は恐い
ハリー・ポッター」というタイトルの本を見かけました。
正直ウンザリ。なんだかなぁって、ついため息。昔に出た
「本当は恐いグリム童話」が最初で、出た時はかなりの
衝撃というかインパクトがあったみたいなんですけども、
さすがに「ハリーポッター」で来るとはねぇ。どうも
中身を読んでみる気にはなりませんでした。中身も見ないで
批判めいたことを書くのはフェアじゃないですけども、
そう思ってしまうわけですよ。もうお腹いっぱいって感じです。
やっぱ「これは売れる!」って企画会議で通ってしまうんだろうなぁ。

 こんちは、水瀬です。久々に札幌のネットカフェより
カキコしてます。学生の頃よく来たんだよなぁ。ああ、懐かしい。
 昨日、ふらふらと散歩している間に、ふと学生の時に
住んでいた家の前まで行ってきました。少し前の日記で書いたような
「大学生の頃の風景」を改めて自分の目でみてこようと
なんとなく思ったからなんですけどね。なんか、女々しいとか
変なセンチメンタリズムだとか言われそうですけども、
それはそれでということで。いやー、懐かしいなぁとか
思いながら、おそらくそこには2度と住むことはないんだろうなと
考えてしまって、ちょっと切なくなりました。いろいろ
あったからなー、札幌での暮らし。

 それでは、今日の水瀬日誌です。

 なんだかんだと言って、仕事やってると何気に疲れや
ストレスが溜まるもの。特にデスクワークの多い仕事は
書類やパソコンに向かいっきりなんていうことで、背中や
肩が物凄く疲れてしまって、疲れが慢性化してしまっています。
その疲れを癒そうと旅に出てみても、荷物が重かったり
スケジュールに追われたりとしてしまってなかなか思うように
疲れを癒せない。
 それじゃ、この疲れた肩や背中をどうやって癒そうかなぁと
考えて町を歩いていたら、ふと「マッサージ10分千円」と
いう看板を見かけたので、なんとなく寄ってみることにしました。

 以前から話には聞いていた「10分1000円のマッサージ店」のこと。
「てもみん」という店の看板はひょっとしたら、会社の
近くなんかで見たことがあるんじゃないでしょうか。
主にビジネス街や駅前なんかにあるみたいです。
 と、いうわけで、早速行ってみる事にしたわけですよ。
なんかこの年でマッサージかいねって気もないわけでは
ないんですけども、物は試し、人生は何事も経験、何か
そこで見つかるかもしれないじゃないか。

 店は地下一階にありました。店内はどういうわけか
かなり狭かったです。店員さんにマッサージお願いしたいんですけどと告げ、
顧客カードなるもの(氏名住所、どこが凝っているかなど)を
書いて、しばらく待つ。
やがて来たのは一瞬「バイトさんか?」と思わせるような
若いおにーちゃん。専用の椅子にうつ伏せで座る(なんか、
微妙な表現だけど、寝てはいないんです)とマッサージ開始。
「ちょっと右肩がだるいんで、右を中心にお願いします」と
初めてなのにいきなりの注文をつけながら、まんべんなく
肩をほぐしてもらうことに。
 しかし、これがまた凄く痛い。僕の肩がダメダメなのか、
そのマッサージの人が経験浅いのか。一応、ほぐされては
いるんだろうけど、なんだか厳しい痛みに襲われていました。
「あんまり力いれてないんですけどねー」と店員さん。
いやいや、あなたは力入れてないつもりでもねーなんて
グチ言ってしまいそうになってしまいましたけど、
マッサージとはそもそもこれほどキッツイものなのかもしれないと、
思いながら受けておりました。

「水瀬さん、左肩の方が張ってますよ」
 なぬ、左肩とな。左はあまり使ってないけど、それでも
凝ってるとおっしゃるか。まぁ、確かに左肩も結構だるくは
あるんだけどさ。
 左肩ももみもみとやった後、首の後ろから後頭部にかけてマッサージ。
いやまー、なんつーか、痛い。と、いうことはかなり
疲れているんだなーと実感。目の疲れがダイレクトに
溜まっているんだろうな。確かに仕事で毎日パソコンに
向かいっきりだからねぇ。

 首の後ろを揉み解している途中でお時間。短いようで長い十分。
ううむ、確かに肩は少し軽くなったような気がする。
でも、今度人にマッサージする時はもう少し痛くないような
方法を心がけよう。10分かそこらのマッサージじゃ
目覚しい効果なんてそうは期待できないかもしれないけどさ。
それでもね、やっぱやってもらうとかなり違いますよ。
肩の動きが違います。お時間がある方はぜひどうぞ。

 そんなわけで、今日はここまで。水瀬でした。

札幌行ってきます。

2002年9月21日
 今週の3連休、ちょっと札幌に出掛けてきます。
これから実家を出発するんですけどもね。午前中仕事だったもので。
札幌に行くのは……一月半ぶりくらいかな。前回行ったのは
8月頭くらいだったからねぇ。なんだ、やっぱり一月に
1回のペースで行ってるんじゃないか。ヒマだなー、僕も。

 とりあえずまぁ、そんな感じで来週の月曜日まで更新は
お休みです。もしかしてひょっこり更新されているかも
しれませんけど、それはそれで見てやって下さいませ。
それではまた来週。今日はいい天気だなぁ。

お酒は苦手だ……

2002年9月19日
 お酒飲まされてダウンしています。獅子舞の反省会だと
いうことで、出向いたんですけども、新入りだからと
いうことで思いっきりお酒飲まされて頭フラフラです。
明日、外勤で課長&主査と一緒に講座があるんだけどなぁ。
翌日二日酔いになっていなきゃいいんだけど……。
 はあぁ、お酒に強い人になりたいな。
 すいません、今日はこんな感じで日誌終わりです。
明日辺りきっちり書こうと思ってます。はー、頭痛い。
 こんばんは、水瀬です。
 どうも最近気分が重いです。何が原因って訳でもないんだろうけど、
とにかく気分がダウンしちゃっていたりするもので。
なんとか頑張らなきゃいけないなとは思っていながらも、
どうも自分で自分にブレーキかけちゃってるみたい。
自分で自分の足踏んで進めなくなってるっていうのは
いかにもマヌケな表現だけど、どうも自分の中で障害とか
壁とか作ってしまってるのが感じられてどうにも嫌です。
こんな自分、いい加減嫌なんだけどなぁ。変わらなきゃとか
思いながらも、なかなかそれに踏み切れないってのは……
単に臆病なだけなのかな。

 それでは、本日の水瀬日誌です。

 社会人になってもうすぐ半年になります。実に早いです。
でも、自分自身は全然成長してません。それどころか、
逆に就職するまえよりダメになったような気さえします。
言葉遣いとかそういう面で。昔はもっと細かい所にまで
気を配れたような気がするんだけど……。なんだかね、
「気が付いて当然」みたいなことに目が向かなくなったのは
社会人としてマズイんじゃなかろうかと。

 いえね、今日、職場で新しい保険証が交付になったんです。
(ちょうど保険証の更新の時期だったのです)
それで、同じ課でちょうど体を壊して入院している人の分も
保険証が来たので、いつも課を代表してお見舞いに行っていただいてる
課長にこう言ったんです。

「すいませんが、課長。今度、○○さんの所に行く時で
結構なんですけども、保険証を持っていっていただけ
ないでしょうか? さすがに机の中に入れてそのままと
言うわけにもいきませんので……」

 こう言ったところ、課長はしばし考えた後、「うん、わかった」と
だけ言って保険証を受け取りました。
 しかし、この後、僕の心の中は「あ、ヤバイ」という
思いでいっぱいでした。具体的にその時から薄々気付いては
いたのですが、「保険証来たし、机の中に入れておくと
危ないから、課長持っていってくれや」っていう内容の
ことを
喋ってしまっていたっていうことなんです。まぁ、確かに
課を代表していつも課長がお見舞いに行っているわけですし、
入院していれば保険証は何かと必要だろうし。そういうわけで、
課長にお願いしたのですが、形はどうあれ「課長に指示」という
行為自体が悪かったみたいです。

 しばらく後で課長がその人の所にお見舞いにでかけた時、
本当に気分が暗くなりました。なんてことしちゃったんだーって。
そうでなくたって、最近は仕事でミス続いてて嫌な印象を
与え続けてしまっているというのに。
 もうちょっとちゃんとしていたいのに……。はぁ。
こんなんで仕事やっていけるのかなぁ。
 こんばんは、水瀬です。お元気ですか?
 最近、「日記の内容が辛いけど何かあったのか?」という
メールをいただきました。……いや、別に意図して辛い内容の
ものだけを書いているというものではないんですけども。
見てる人にとってはかなりキツイ内容のものを書いてるという
ことみたいです。
 うーん、書きたいことを書こうと思ってこの日記を
書いているんですけども、さすがに人を傷つけるような
内容はさすがにちょっとヤバイですよね。少し、考えてみることにします。

 それでは、今日の水瀬日誌です。どうぞ。

 今日はついに日朝首脳会談の日でした。
 情けないことに僕は朝、新聞を読むまでは今日がその日であると
いうことに気付いていませんでした。「近いんだろうな」と
いうことは分かっていたんですけども。
 それで、会談の終了後発表された「平壌宣言」。
果たしてこれに対して両国はどのような反応を示すんでしょうか。
核疑惑や拉致疑惑、国交正常化交渉などには一応の道筋が
(道筋と言えるかは別として)つけられたということには
なるんですけども。
 死亡と発表された拉致被害者の家族の方々はさぞかし
無念だったのでしょう。心中お察し申し上げます。金正日総書記が
会談で語ったという内容が真実なのかどうかを僕が直接
確かめる術はありませんけども、何が行われて現在まで
至っているのかということは、知りたいと思っています。
何十年か経過した後に、僕が今思っていた疑問を解き明かす
本や論文が出るのでしょうか。出来れば生きてるうちに
目にしたいものです。

 あとは、双方、ある程度冷静になって言うべき事は
言っていただきたいなと思っています。理想論過ぎると言うことは
重々承知しておりますけども。
 
 こんにちは、水瀬です。お元気でしたかー?
 この3連休皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。
僕もそれなりに過ごしてましたけど、なぜか「休んだ」って
気がしません。体力の回復もいまいち。どうしてかな。
いやいや、おそらく睡眠時間が足りないんだろうなぁ。
夏休み1日残したけど、おそらくこの先休める所はないし。
まぁ、しょうがないわなぁ。明日も頑張ろうか。
 それでは、今日の水瀬日誌です。どうぞ。

 さて。
 住基ネットが稼働してからしばらく経ちました。
 実際に稼働してみてどうなんだろう。目立ったメリット・
デメリットっていうのは出てきているのかな。現時点では、
住民に対してこれと言ったメリットが出てきてないから、
効果の程を実感できずにいるんだろうけども。
 政府の説明だと、来年8月から住民票の広域配布や
IDカードなどの形で住民にメリットが出てくるという
ことなんだそうです。そういえば、広域配布って言うけども、
今まではどうしていたんだろう? 札幌に住んでいた頃、
戸籍謄本(住民票じゃないけど)は確かファックスで
取り寄せてるっていうことだったんだけど。うーん、
その辺は今どうなっているんだろう。

 それよりも気になるのは、一連の住基ネットに関する報道。
ある日突然「妙な制度が導入されます」ということで、
集中的な報道が開始されて、テレビを中心に「こんな悪政は
許されない」「国民監視のための道具だ」「私達は家畜じゃない」
などとマイナスイメージの連発。確かに導入直後は住民に
コレといったメリットが無かったから「導入して良かった」って
声は出にくかったんだろうけど、それにしてもあれは
酷すぎたんじゃないだろうか。時として「行きすぎた報道」って
いうのは松本サリン事件や「初の脳死からの臓器移植」の時、
森首相(あれは自業自得もあるけど)やサッチー報道の時など
枚挙に暇がないくらい。(サッチーの時なんか、あれでよく
サッチーが自殺しなかったもんだって思ったよ。だってさ、
日本中であれほど自分のことを嫌ってる人がいるって
いうのはテロリストや殺人犯でもないとそうそうは出てこないでしょ。
あれで自殺してたらマスコミの方々はどう責任を取るつもり
だったんだろう。「自業自得」で済ませるのかな)

 しかし、住基ネットに対してあれほど「反対!」って意見が
飛び交っていたけど、賛成派……というか、およそ冷静と
思われる分析をしていたのは読売や産経くらいだったような
気がする。別に右翼だなんだってことではないんだけど、
どうも反対派の人達の論調が「気分的に嫌なものは嫌なんだ!」って
ヒステリックに叫んでいるだけで、もう少し冷静になって
解説とか説明とか出来なかったんだろうかっていうこと。

 だってさ、冷静に考えてみて、僕らが生活していく中では
ありとあらゆる個人情報をいろんな所に提供してなおかつ
職場では「自分が」その個人情報を管理して仕事してるわけでしょ。
はっきり言って、自分の個人情報をどこにも晒さないで
生活してる人なんていないと思う。いたとしても、それは
あまりに特殊だし、その人の生活はいわゆる「普通の人」の
生活パターンとはあまりにかけ離れたものだろうから、
こういう時の対象にしてはいけない。

 そういった個人情報を管理している民間の会社に比べて
国のネット管理というのはそこまで杜撰でお粗末なものなんだろうか。
「情報を管理する役人が悪人だったらどうする」とかいう
主張もあったけど、それならその他の民間企業で個人情報を
扱っている所には悪人はいないんだろうか。絶対に外部へと
情報漏洩はしないんだろうか。だったら、名簿業者なんて
存在しないはずだし、そこから生ずる問題も今よりずっと
小さなもので済んでるはずじゃないだろうか。
 それに、国民年金番号や国民健康保険なんかの時には
これといった批判が無かったような気がするけども、
そこら辺はどうなんだろうか。「あの時は不意打ちだった」とか
いうことになるんだろうか。まぁ、今回の一連の報道は
「何か『やばそうな』ことが行われているっぽい」という
ところから始まってるような気がする。SFなんかでよくネタに
されるような管理社会につながりそうなもんだものね。
人の危機意識に火を付けるのにはいいものだったんじゃないかな。

 個人的に思うのは、情報を管理するということよりも、
情報を操作して、人々に一定の心理や思想を強調することの
方がマズイんじゃなかろうかということ。これまでは、
「政府がマスコミ支配をする」という図式で語られてきて、
戦前の枢軸国や戦後でも開発途上国や政情が不安定な国では
「国家万歳」みたいなことが語られ過ぎてたことがあったけど、
今では逆に国の力でなんとかしなきゃいけないようなことにでも
いちいちケチをつけてあーでもないこーでもないと文句たらたら
言ってるってのはどうなんだろうかなぁって。

 ああいう人達ってなんだかんだ言って、国に100%を
求めているんだろうね。「どうせ出来っこねぇよ」とか
考えていながら、国の政策がシナリオ通りに行かないと
騒ぎ立てるのはそういう心理が出てきているんじゃないだろうか。
確かに、今の国や地方の制度や方針には無駄なものが多いと思う。
民間に比べて見劣りしてるところも結構ある。
 ただね、政策遂行に100%を求めすぎるのはどうなのかな。
80%でも行けるところは結構あるんじゃないのかな。
評価できるところはきちんと評価してやって欲しいな。
よくも悪くもイメージを形成するのは僕も含めた人間なんだしね。
 こんちは、水瀬です。お元気ですか?
 「たまちゃん」、今度は横浜に出てきたんですね。
だんだんと南下していってるんですが、今度はどこに
現れるんでしょうか。フィリピンとか台湾とかシンガポールとか。
まぁ、それよりも、なぜ多摩川に最初現れたかの方が
疑問ではあるんですけどね。いきなりあそこに現れたって
いうのも何だか変な話だし。
 なんでも「タマちゃん」の名付け親はNHKなんだとか。
あえて名前を付けたためにここまで大騒ぎになってしまってるとは
当の「タマちゃん」も思っていなかったんでしょう。
国土交通省ではそのために緊急会議をもつらしいし。
でも、なんか他にやることはないのかなぁ。みんなして
ただのヒマ潰しに明け暮れてるような感じもあるんだけど。
国交省本省の人達だって毎日多忙だろうに。「とりあえずは、
様子を見る」という結論が出たのもむべなるかなって
感じがするね。NHKニュースだと、ムネヲさんの話題と
「タマちゃん」が同じ時間放送されるんだもの。すごいよな。

 それでは、今日の水瀬日誌です。どうぞー。

 東電や雪印、日ハムなどの企業不祥事は発覚の発端として
内部告発がありました。
「うちの会社は事故隠しをしてる!」そういう現場からの
悲鳴が会社の屋台骨を揺るがし、挙げ句の果てにはその
会社そのものを潰してしまうというところまでいってしまうという
事態も現在ではあながち言い過ぎではありません。
 告発する人の心境はいかなるものなのでしょうか。
目の前で行われている不正を黙っておくことが出来ず、
「うちの会社ではこんなことをやっている」と外部に
漏らすという行動の裏には果たしてどんな考えや思想が
渦巻いているんでしょうか。

「こんなことばかりやっていてはダメだ、まっとうな会社に戻ってくれ!」
「どうせこんなことやってるなら会社もたねぇよ。だったら、
最後に秘密ぶちまけてやるか」

 まぁ、いろいろとあるんでしょう。
 しかし、「これはやばいぞー」ってのろしをあげたら、
その時の火の粉が飛び散って、村全体(会社全体)が
丸焼けになってしまって自分の住む家さえなくなってしまったって
いうのはある意味悲喜劇ではありますけども。

 そんな内部告発は昔からいろいろあったみたいですが、
方法は様々ありました。文書を流したり、電話でだったり、
テレビで暴露したり。昔は新聞社や週刊誌に流すっていうものが
主流だったみたいだけど。現在ではやはりネットでという
ところが多いんでしょう。もう既に「情報化社会」と言われて
久しいんですけど、現代におけるネットの力は強力です。
別に左翼系の考えをしてるわけじゃないですけど、草の根運動
みたいな所は確かにあります。

 僕の親が勤めている郵便局でも、そのことが話題に
上ったんだそうです。東電、日ハム、雪印など一流企業が
次々と内部告発によって大きな痛手を負っている中、
民営化後は「国内最大の会社」になる郵便局も気にし
始めたそうです。内部告発は最近はインターネット上で
行われ、一度流した情報は瞬く間に全世界へと広がっていく。
東電などの問題を他山の石として、自分たちも気を引き締めて
いかないといけない。
 最近は誰でも家にネットの設備がある時代。その会議の
席上、進行役を務める部会長が言いました。
「私は、そういう企業の内部告発が行われるサイトを知っている。
皆さんもぜひここを見て、今この瞬間にも内部告発が
行われているという事実を知っておいて欲しい」。
部会長は、「秘密」と書かれた小さなメモを会議の参加者に
渡したそうです。それをうちの親は持って帰ってきました。

 そして、僕が仕事を終えて帰ってきた時に親からは
こう言われました。

「おい、つかさ。お前『2ちゃんねる』って知ってるか?」

 ……そうです、部会長がわざわざ「秘密」なんて書いて
配布したメモにはしっかりと「http://www.2ch.net」と
書かれてありました。
「部会長が言っていたぞ、ここで内部告発が行われて
いるんだってなぁ」
 ……いや、まぁ、あれを内部告発と言っていいものか。
「お前ら、郵政外務ってドゥーよ(245」とか、
「ガンダム好きな郵便局員(54)」とか、
「郵便局員の制服に萌え〜(132)」とか、
 この程度のことしか書いてないんですけど。一応、
一連の見方は教えておきましたが……果たして、部会長は
このことを知っていてみんなに情報を流したのでしょうか。

 なんだか微妙な気分になった金曜日でした。

セイン・カミュ結婚

2002年9月12日
 そう聞いて、相手は高野志穂だと思った僕はやはり
かなり「さくら」にはまっていたんだろう。そこまで
ベリーショート好きが進んでいたとは知らなかったなぁ。
まぁ、ロングやボブやセミロングの人も可愛いと思うけどね。
結局は節操なしやーん。
 こんちは、水瀬です。お元気ですかぁ?
 今日の「0911 カメラはビルの中にいた」を見てました。
ビル衝突の瞬間の映像や、衝突直後のビル内部の映像は
今見ても背筋が寒くなります。今だって、あれは映画の
ワンシーンであってほしいとさえ心のどこかで思っています。
去年のあの日は、本当にあれが現実の出来事とは思えませんでしたから。
 ビル一階に時折響く「ガシャーン」という音は、ビル
上層部からの飛び降りによるものだと知った時は、
一瞬番組見続けられるかどうかためらうほどでした。
 ビデオにも録画していましたけども、もう一度見られるかな。
あの「ガシャン」という音と共に人間の命が消えていくのは
やはり悲しくなります。さぞ苦しかったろうに、熱かっただろうに。
あの「ガシャン」という音はそれらの苦しみから解放する音では
確かにあったんですけども、それの代償に命が失われて
いってるんですね。

 ごめんなさい、結局何を言おうとしてるかよく分からない
文章になってしまいましたね。ちょっと頭冷やしてきます。では。
 こんちは、水瀬です。お元気ですか?
 今週はどういうわけか毎日外勤があるというよく分からない週です。
ほとんどが午前中で終わるので、午後には仕事場に帰ってきて
いるんですが、いかんせんダメージが大きいです。なんとか
もう少し体力つけてバリバリ仕事こなせるようにしたいんですけどね。
いやー、がんばろ。
 それでは、今日の水瀬日誌です。

 ニュースで知った方も多いかもしれませんけども、
成田で小学一年生の女の子を自分の車に押し込めて、
逃げている途中、その女の子の父親の車と偶然すれ違い、
父親が犯人の車の前に立ちはだかり、無事に娘を救出したという
事件がありました。詳細はこちら↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020909-00000514-yom-soci

 それにしても、このお父さんカッコ良過ぎです。
 娘さんにとっちゃ最高のお父さんなんでしょうねぇ。
なんたって「命の恩人」ですし、それに登場の仕方がまた
カッコいいですから。さらわれてる娘を見て、急追跡。
追いついて、その車の前に立ちはだかる。その隙に
娘が逃げて、
犯人は逮捕。もう、何かのシナリオみたいです。綺麗に
決まってますもん。
 しかし、将来この娘さんの彼氏さんになる人は大変ですねー。
「理想の男性」像がこれじゃとんでもなく高くなるでしょうから。
体張って命を救ってくれたお父さん以上の男はなかなか
見つかるもんじゃないでしょうね。いやはや、ちょっと苦笑い。
そうなったらお父さんも痛し痒しなんでしょうね。

 それにしても、こういう幼女誘拐の話を聞くと気分が
重くなります。重くなる……というか、情けなくなります。
誘拐するかねぇ。男としてどうよってこと考えないのかなぁ。
「卒業」みたいな「結婚式で花嫁強奪」じゃないんだからさ。
しかもあれは美化しまくりだけど、実際やられたらエグイだろ。
よっぽどどうしようもないとか……いや、この話はまた
もうちょっと別な時にしようか。

 しかし、この事件のことを知った時、頭の中に浮かんだ映像が
「さらわれるちよちゃんと、それを救出に飛んでくる
ちよパパ」っていうのは自分でもダメダメだなぁとか
思っていたわけで。犯人は30代後半のフリーターだったので、
さすがに銃を持っていないでしょうけど、撃たれても
「大丈夫、跳ね返した」っていうんだろうなぁ、きっと。
 そんなことを考えた火曜日の夜。犯罪は止めようね、みんな。
実際の所、かなり損だから。(そう言っても、やる人は
やるんだよねぇ、はぁ)
 こんにちは、水瀬です。お元気ですか?
 もうすぐあのテロから1年になるんですね。あの日、
たくさんの人命が失われたのは実に悲しい出来事でした。
アメリカの対外政策についてやテロの背景などについては
様々な説や憶測がありますけども、時間が経てば嫌でも
真実めいたものが見えてくるでしょう。でも、それが見えた頃に
「あの日」の衝撃を肌で覚えているのかなぁとかちょっとばかり
思っています。記憶は往々にして風化しやすいものですけど、
数千人単位の人が一度に亡くなるという事実はそう簡単に
忘れてはいけないと考えています。今年の9月11日、
そしてその後もどうか平和な日が続きますように。

 それでは、今日の水瀬日誌です。どうぞ。

 昨日、眠るほんの少し前に懐かしい映像がスライドのように
瞼の裏を駆け抜けていきました。映像というのは、大学時代に
暮らしていた札幌の風景。それも当時住んでいた自宅周辺の
映像が浮かんでは消えていくんです。
 札幌から実家に引っ越してきてかれこれ半年が過ぎたんですが、
こうして鮮明に札幌の風景を思い出すのは初めてでした。
引っ越してからも何度か札幌には足を運んでますし、
実家の付近も歩きましたけど、ただ「懐かしいなぁ」って
思っただけで、それ以外に特別な感情が湧いてくるわけでも
ありませんでした。

 ただ、今回はちょっと違って変に胸を締め付けるような
感じがあるんです。瞼の裏に映るのはただの街角の風景で
あるだけで、特別な思い入れがあるわけでもないんですが。
それでもどういうわけか胸にグッとくるんですよねぇ。
なんか不意に泣きそうになってしまいそうな感じさえあるし。
なんでだろ。ただ情緒不安定になってるだけなのかなぁ。
しかもその映像に自分自身が買い物袋持って、雪道を
家に向かって歩いていく姿を見ると、とんでもなく揺さぶられるんです。
うーん、これは……どういうことなんだろうか?
 ただ単純に現状に満足していないっていうだけなのか、
「あの頃に戻りたい」っていう願望の表れなのか。それとも
もっと別の何かなのかな。

 まぁ、分かり切ってることは、どれが正解だったとしても、
また同じ所に住むことはないだろうし、あの頃と同じような
生活を送ることは出来ないなぁというちょっと自嘲めいた
ことなんですけども。あの頃には帰れないなぁ。帰りたい時も
そりゃ勿論あるけどさ。そういう感情は割と誰でも持っている
ような感じがあるけども。

 ……いろいろ疲れてるのかなぁ。土日も行事とかで
出かけているけどもそれなりになんとか過ごしているし。
ある日突然情緒不安定になって大泣きなんて嫌だなぁ。
「泣く」っていう行為自体は一種のカタルシスなもんだから、
ひとしきり泣いた後はすっきりするもんだけど。うーん。
ここで去年の正月みたいなグチ書きまくっても仕方ないし。
どうしたもんかねぇ。運動してないから、体の中に余計な
エネルギーがたまってるのかなぁ。ちょっとばかり、
人様の役に立つことでも始めてみようかな。いや、マジで。
 こんばんは、水瀬です。お元気でしたか?
 今日、本屋に行ったら春日武彦さんの「17歳という病」という
本が売っていたので、買ってみました。どうも最近は
かなりのハイペースで本を買っているので、家計簿を
つけるとしたらかなりいびつなものになるんじゃないだろうかと
勝手に危惧していたりします。「図書館で読めばいいじゃん」
なんてことも言われたりするんですが、うちの図書館は
読みたいと思わせるような本がどうも乏しくて、かえって
町中の本屋の方が「おお!」と思うようなものに出会える
可能性が高いんです。「本屋は『出会いの場』だ」という
ことも言われてるようで、まぁ、そういう「出会い」なるものを
見つけに出掛けようと思ってます。しかし、前述のように
「出会い」にはお金がかかるんだよねぇ。給料もつかなぁ。

 それでは、本日の水瀬日誌です。

 うちの職場の組合の「新人研修学校」なるものに参加してきました。
一泊二日で職員相互の交流と学習を図るものらしいんだけど、
どうも見ていると前者の方しか考えていない方がなんか
多いような気がする。別に僕は「組合バリバリの闘士」って
いうのとは正反対な性格しているもんだし、昭和史に出てくるような
アジ演説に代表されるような「労働者諸君〜!」みたいなものには
どうもうんざりしているものだから、これを苦労して
企画された方々や、こういう機会を「公然と他の職場の
女の子に手を出せる」と考えてる実に理知的で合理的な方々との
両者の思惑から著しく乖離してしまってるような僕が
果たして参加していいものかどうか。今回は隣の課にいる
先輩の薦めで参加することになった訳なんですけども。

 で、とりあえず会場に集まって「偉い人」(なんでも、
青年部の副部長さんなんだとか)の基調講演を聞くことに。
「新人だから」という理由で一番前に座って、講演を聞く時の
礼儀ということでシャーペンを用意して待つ。レジュメには
「労働組合とは何か」というタイトルがふってあって、
項目ごとにぽつんぽつんとポイントが書いてある程度の
まぁ普通のレジュメ。空きスペースが多いって事は、
「講演の内容をこれにメモして、完成させてね」という
メッセージの現れなんだろうから、そうさせていただくことに。
(個人的にはレジュメって、そこに書いてあることだけで
内容がきちんと伝わるようなものでないとダメだと思うんだけどなぁ)

 いざ講演が始まったんだけども、準備不足なのか講師の
能力自体に問題があるのか、それともあまりに周りが
白けすぎていたせいなのか、全然心に響いてこない。
ここまで胸を打たない講演っていうのも何だか久しぶりな
気がする。僕だけがこう思っていて、中には「感動した!
僕らも団結してお偉方に楯突こう!」って、思っている人も
いるんだろうし、わざわざ貴重な土日をこういう集会に
出てくるんだからそういう人もいるんだと思うんだわな。
……っていうか、逆にそういう人がいないとしたら、
講師の話し方がどうしようもなく下手で内容もメタメタだったって
いう実に救いのない事態に陥ってしまうわけでありましてねぇ。

 自分たちは労働者なんだから、その権利保護をしっかりやって、
「いかに『楽に』仕事をしていくか」ということを目指しているか
なんてことは評価……というか、ありがたいと思ってますよ。
実際にそうして得てきた物は多いと思うし、取り戻した物も
結構なものになるし、労働者全体に対して多大な寄与があったことは
間違いのない事実なんだと思うし、実際の所そうなんだろう。
 ただ、確実にその活動内容が「時代錯誤だ」っていうものに
なってきているのもまた事実であったりするわけで、
そういう事実を意外と正面から取り扱ってくれないというのは
どういうことなんだろうかって気もする。「若い力を結集して〜」
なんてことも言ってるけど、なんだか自分で「若い」って
いうのはとんでもなく恥ずかしい行為だと思うんだけど、
こういうコピーやスローガン作る人はそう思わないんだろうか。
「若さでダッシュ」みたいなレベルのものが大量生産されても
冷笑されるのがオチなんだけどなぁ。

 最後に。
 その講演の中で、「みなさん、賃金が出る日はなんて
言っていますか?」という言葉がありました。
「給料日って言ってますけど……」という会場の声に、
「それは間違いです! 『給料』という言葉は、給(たまわる)と
いう文字が使われていますし、『給与』という言葉は
(給=たまわる)+(与=あたえる)という文字で構成されていて、
これは上の者が下の者(つまり僕ら)に与えてやってるという
ものなので、今度からは『賃金日』と言って下さいね!」と
変に力の入った口調でおっしゃってくれました。
 ほう、そうやって言い換えることに何の意味があるのかね。
反抗の形の一つではあるけども、だからといってそれが
問題の本質を捉えているとはどうしても思えないんだけどなぁ。
風邪という言葉がダメで「流感」とか「感冒」っていう言葉なら
いいとか、「精神分裂病」はイメージが悪いから、
「統合失調症」にしようとか、「狂牛病」は消費者に
対して危険な印象を与えるから「BSE」に直そうとか、
いろんなことをしてますけども、それをして果たして
問題の本質的な解決になっているんだろうかと思うし。
 「風邪」というものに対して必要なのは、風邪薬であって、
言葉の言い換えではないと考えてるんだけど、そういう思想は
こういう運動の中ではやっぱり忌避されるのかなぁ。

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