昭和ノスタルジードキドキおしゃれ歌謡 <奥村愛子 「蝶」>
2004年7月3日 音楽
以前書いた「いっさいがっさい」に引き続き、
奥村愛子のミニアルバムです。前回に引き続いた
昭和歌謡テイストな楽曲が見事です。
前回、「いっさいがっさい」について書いたら、結構
アクセスあったみたいで、意外と好評なんだなと改めて
感じていましたけども。友達もカラオケで歌っていたし。
最初はいつものように知ってるのは、あんまりいないだろうな
とタカをくくっていたんですが、そこはAir’Gパワープレイ曲。
それはそれとして、今回も「昭和歌謡」バリバリです。
いいですねー、ブラスは。派手派手で。
前にどこかのCD評で「豪華な猥雑さ」ってことが書いて
あったけども、確かにこの手の音楽にはそういった感じが
あります。なんだかよく分からない豪華さが。
それと、それこそ「昭和歌謡」の世界に出てくるような
夜のお店の雰囲気。昔のスナックとかキャバレーとかの。
ただ、不思議なのはそういう雰囲気を直接感じていない
僕らが「懐かしい感じ」って思えること。確かに、そんな
雰囲気を「昭和っぽい」って実体験通してるはずはない
わけなんだけどさ。昭和終わったのなんて小学生だもの。
どうなんでしょうねぇ。
でも、この原因に気づいた時にはひょっとして「平成」
自体が終わって、別な年号になってしまってるのかも
しれないんだけど。
仮にそうなったら「平成ノスタルジー」なんて言葉が
コピーとして出回るのかな。どんな曲になるのか知らない
けどねぇ。
追伸:奥村愛子オフィシャルサイトはこちら。
http://www.okumuraaiko.net
奥村愛子のミニアルバムです。前回に引き続いた
昭和歌謡テイストな楽曲が見事です。
前回、「いっさいがっさい」について書いたら、結構
アクセスあったみたいで、意外と好評なんだなと改めて
感じていましたけども。友達もカラオケで歌っていたし。
最初はいつものように知ってるのは、あんまりいないだろうな
とタカをくくっていたんですが、そこはAir’Gパワープレイ曲。
それはそれとして、今回も「昭和歌謡」バリバリです。
いいですねー、ブラスは。派手派手で。
前にどこかのCD評で「豪華な猥雑さ」ってことが書いて
あったけども、確かにこの手の音楽にはそういった感じが
あります。なんだかよく分からない豪華さが。
それと、それこそ「昭和歌謡」の世界に出てくるような
夜のお店の雰囲気。昔のスナックとかキャバレーとかの。
ただ、不思議なのはそういう雰囲気を直接感じていない
僕らが「懐かしい感じ」って思えること。確かに、そんな
雰囲気を「昭和っぽい」って実体験通してるはずはない
わけなんだけどさ。昭和終わったのなんて小学生だもの。
どうなんでしょうねぇ。
でも、この原因に気づいた時にはひょっとして「平成」
自体が終わって、別な年号になってしまってるのかも
しれないんだけど。
仮にそうなったら「平成ノスタルジー」なんて言葉が
コピーとして出回るのかな。どんな曲になるのか知らない
けどねぇ。
追伸:奥村愛子オフィシャルサイトはこちら。
http://www.okumuraaiko.net
とりあえず、ニューヨークには行ってみたい。<アメリカ横断ウルトラクイズ>
2004年7月1日 音楽
帰りがけ、ラジオでちょうど「ウルトラクイズ」のテーマ曲
(フロム・スタートレック)が流れていました。一応、系列曲
ではあるけども、さすがにラジオで聞けるとは思わなかった。
そういえば、札幌にいた時にウルトラクイズのサントラを
見つけたことがあるので、ネットで買えるかなーと検索して
みたら、ちゃんと売っていると。さすが、アマゾン。
実際に買うかどうかはまだ未決定。でも、聞くのは結構
面白そうなので、気がついたらカゴに入れてそうな予感。
車の中とかでメインテーマがかかってるのはいいのかも
しれないけども、夜道を走ってる時に「罰ゲーム」のテーマが
流れてきたら、ビックリするかも。
ウルトラクイズといえば、僕が大学1年の時に復刻版が放送
されて、先輩と一緒にテレビにかじり付くようにして見ていた
ことがありました。高校生クイズのように知恵を出し合って。
「問題が簡単過ぎる気がする」なんてことを当時話していたん
ですけども、リアルタイムで見ていたのは小中学生の頃だから、
その頃の知識と比べたら簡単に感じるんでしょうね。
しかし、あのメインテーマを聞くと、高島忠夫さんの締めの
ナレーション(もう一人女の人がいたけど、誰か忘れた)を
思い出します。
「勝てば天国、負ければ地獄、早く来い来い木曜日、来週もまた
木曜スペシャルでお会いしましょう!」ってやつ。
こんなの覚えてるのって、年寄りの証拠なんだろうなぁ……。
(フロム・スタートレック)が流れていました。一応、系列曲
ではあるけども、さすがにラジオで聞けるとは思わなかった。
そういえば、札幌にいた時にウルトラクイズのサントラを
見つけたことがあるので、ネットで買えるかなーと検索して
みたら、ちゃんと売っていると。さすが、アマゾン。
実際に買うかどうかはまだ未決定。でも、聞くのは結構
面白そうなので、気がついたらカゴに入れてそうな予感。
車の中とかでメインテーマがかかってるのはいいのかも
しれないけども、夜道を走ってる時に「罰ゲーム」のテーマが
流れてきたら、ビックリするかも。
ウルトラクイズといえば、僕が大学1年の時に復刻版が放送
されて、先輩と一緒にテレビにかじり付くようにして見ていた
ことがありました。高校生クイズのように知恵を出し合って。
「問題が簡単過ぎる気がする」なんてことを当時話していたん
ですけども、リアルタイムで見ていたのは小中学生の頃だから、
その頃の知識と比べたら簡単に感じるんでしょうね。
しかし、あのメインテーマを聞くと、高島忠夫さんの締めの
ナレーション(もう一人女の人がいたけど、誰か忘れた)を
思い出します。
「勝てば天国、負ければ地獄、早く来い来い木曜日、来週もまた
木曜スペシャルでお会いしましょう!」ってやつ。
こんなの覚えてるのって、年寄りの証拠なんだろうなぁ……。
雨後の竹の子のごとく。
2004年6月29日 日常 参議院選挙戦も中盤を迎えて、どの候補者も熱の入った演説を
繰り広げているみたいです。いつものように、これといった
支持政党がない身にとっては、ふらふらと各党の方々をやきもき
させるのが精一杯ってなもんなんでしょう。
大学の先輩は昔から「維新政党・新風」に期待してると言って
いたけども、僕はどうせ直前まで決めないんだろうなぁ。
おそらく、投票所に行って候補者の名前見て初めて考えるような。
そういえば、今回の選挙はいつもの選挙に比べて、候補者の
看板がやたら多いような気がする。本当にニョキニョキと植物の
ように、公園や道ばたや住宅地に立っている。どちらかというと、
生えてきていると言った方が正しいくらい。
それも、見たことも聞いたこともない候補者のものばかり。
候補者の看板が多いのは、おそらく比例の「非拘束式名簿方式」
によるものなんだろうけども。それにしたって、いつも以上に
「どこの誰だか分からない」人のカタログ見せられても、選びようが
ないんじゃないのかなぁ。それとも、「○○党の人だったら、
誰でもOKですよ」なんて、そんな身も蓋もない感じなんだろうか。
与野党両方共に「相手はそう考えてる」って言うんだろうけど、
あの看板の多さを見る限りでは、どっちもどっちかも。
お互い必死なのがいつも以上に伝わってくるのはいいことだけど。
しかし、この看板の群も7月11日を過ぎたら、一斉に無くなる
訳なんだよね。そう考えると、セミやカゲロウのように儚いものの
仲間入りが出来るのかもしれない。
繰り広げているみたいです。いつものように、これといった
支持政党がない身にとっては、ふらふらと各党の方々をやきもき
させるのが精一杯ってなもんなんでしょう。
大学の先輩は昔から「維新政党・新風」に期待してると言って
いたけども、僕はどうせ直前まで決めないんだろうなぁ。
おそらく、投票所に行って候補者の名前見て初めて考えるような。
そういえば、今回の選挙はいつもの選挙に比べて、候補者の
看板がやたら多いような気がする。本当にニョキニョキと植物の
ように、公園や道ばたや住宅地に立っている。どちらかというと、
生えてきていると言った方が正しいくらい。
それも、見たことも聞いたこともない候補者のものばかり。
候補者の看板が多いのは、おそらく比例の「非拘束式名簿方式」
によるものなんだろうけども。それにしたって、いつも以上に
「どこの誰だか分からない」人のカタログ見せられても、選びようが
ないんじゃないのかなぁ。それとも、「○○党の人だったら、
誰でもOKですよ」なんて、そんな身も蓋もない感じなんだろうか。
与野党両方共に「相手はそう考えてる」って言うんだろうけど、
あの看板の多さを見る限りでは、どっちもどっちかも。
お互い必死なのがいつも以上に伝わってくるのはいいことだけど。
しかし、この看板の群も7月11日を過ぎたら、一斉に無くなる
訳なんだよね。そう考えると、セミやカゲロウのように儚いものの
仲間入りが出来るのかもしれない。
本当に楽器を始めるきっかけになったこのゲームも、
これで11作目。思い返せばもの凄いものです。これが
なかったら、たぶんベースやっていなかったと思うし。
そう思えば、結構な影響力です。
それでもって、ネットで注文していたのが届きました。
曲目見て、一番最初にかけたのは「Brazillian Anthem」の
アレンジバージョンだったり。好きなんですよねぇ。
この曲最初に聞いたのはまだ大学生の頃だったんですけど、
なんだか無性に格好いいなぁと思ったのを覚えてます。
ブラジリアン・ジャズのリズムって、そういえばこんな感じ
だったなぁってのも。熱さとクールさが丁度良い感じで一緒に
なっているんですよねぇ。
この他にも「SUNRISE STREET」とか「Orbital Velocity」とか
インストのいい曲入ってるし。こういう曲弾きたいよねぇ。
耳コピだとさすがに厳しいから、誰かにまた頼んでみようかな。
これで11作目。思い返せばもの凄いものです。これが
なかったら、たぶんベースやっていなかったと思うし。
そう思えば、結構な影響力です。
それでもって、ネットで注文していたのが届きました。
曲目見て、一番最初にかけたのは「Brazillian Anthem」の
アレンジバージョンだったり。好きなんですよねぇ。
この曲最初に聞いたのはまだ大学生の頃だったんですけど、
なんだか無性に格好いいなぁと思ったのを覚えてます。
ブラジリアン・ジャズのリズムって、そういえばこんな感じ
だったなぁってのも。熱さとクールさが丁度良い感じで一緒に
なっているんですよねぇ。
この他にも「SUNRISE STREET」とか「Orbital Velocity」とか
インストのいい曲入ってるし。こういう曲弾きたいよねぇ。
耳コピだとさすがに厳しいから、誰かにまた頼んでみようかな。
読売でボーイズラブの特集。
2004年6月25日 小ネタ 仕事を終えて、そろそろ帰ろうかなぁとか思っていたら、
友達からメールが来ました。
「何だろう?」と思ってみたら、本を作っていた頃に知り合った
東京在住のとある友達。これまでも、いろいろメールをくれて
いたんですが、その内容がどうにもこうにも。
「今日帰ったら、読売新聞の特集記事見てね。いいこと載ってます」
とのこと。この人が言う「いいこと」ってのは、たいていやおい
関係なので、メール見た瞬間に結構げんなりしてしまったんですが。
それでもって、家に帰ってから新聞をぼんやり眺めていたら、
確かになんとなく雰囲気が違う特集記事が目に止まりました。
「女が熱中 美少年同士の愛」
……やるな、読売新聞。(-.-;)
さすがに、朝読毎の全国三紙の中でボーイズラブの特集組んだ
ところなんで、読売が初めてじゃないでしょうかね。
よく企画通ったなぁ。上司もすごい決断力だ。
なんていうか、前述の友人さんの影響でその手のノベルが結構
売れているらしいのは知っていましたけども。書き方とか、
状況設定とかがなにせ濃いんですよねぇ。感心するというか、
熱中してるんだなぁと思いながら後ずさり。
その友人さん曰く「どんなボーイズラブでも、ベースにあるのは
純愛なんだよ。水瀬さん知らないでしょ」とのこと。
知るか、そんなもんとか思っていたら、記事の中にもちゃんと
「どんなに過激に見えても、根っこにあるのは『純愛』」と
書いてあったりと。頭痛いです。
しかし、ボーイズラブが好きな人達はみんな詳しいですよ。
店の人を圧倒するくらい。すごいエネルギーですわ。
「この世界は読者が一番のプロフェッショナル」という店員さんの
言葉もなんとなく分かる。
記事の結びには「ボーイズラブ、食わず嫌いは結構損かも」と
あるけども、さすがに読む気は出ないだろうなぁ。
友達からメールが来ました。
「何だろう?」と思ってみたら、本を作っていた頃に知り合った
東京在住のとある友達。これまでも、いろいろメールをくれて
いたんですが、その内容がどうにもこうにも。
「今日帰ったら、読売新聞の特集記事見てね。いいこと載ってます」
とのこと。この人が言う「いいこと」ってのは、たいていやおい
関係なので、メール見た瞬間に結構げんなりしてしまったんですが。
それでもって、家に帰ってから新聞をぼんやり眺めていたら、
確かになんとなく雰囲気が違う特集記事が目に止まりました。
「女が熱中 美少年同士の愛」
……やるな、読売新聞。(-.-;)
さすがに、朝読毎の全国三紙の中でボーイズラブの特集組んだ
ところなんで、読売が初めてじゃないでしょうかね。
よく企画通ったなぁ。上司もすごい決断力だ。
なんていうか、前述の友人さんの影響でその手のノベルが結構
売れているらしいのは知っていましたけども。書き方とか、
状況設定とかがなにせ濃いんですよねぇ。感心するというか、
熱中してるんだなぁと思いながら後ずさり。
その友人さん曰く「どんなボーイズラブでも、ベースにあるのは
純愛なんだよ。水瀬さん知らないでしょ」とのこと。
知るか、そんなもんとか思っていたら、記事の中にもちゃんと
「どんなに過激に見えても、根っこにあるのは『純愛』」と
書いてあったりと。頭痛いです。
しかし、ボーイズラブが好きな人達はみんな詳しいですよ。
店の人を圧倒するくらい。すごいエネルギーですわ。
「この世界は読者が一番のプロフェッショナル」という店員さんの
言葉もなんとなく分かる。
記事の結びには「ボーイズラブ、食わず嫌いは結構損かも」と
あるけども、さすがに読む気は出ないだろうなぁ。
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ライトン―明るいライトン生活
2004年6月22日 読書
「ライトン」という動物は、生き物でもあり、電化製品でも
あるという不思議な設定のもとにイメージを膨らませました。
それは幼い頃から、壁の隅っこにある「コンセント」が
ぶたの鼻みたいに見える……と思い続けているところから
始まっています。
「あとがき」より引用
ライトンは、イラストレーターのサトウマユさんの生み出した
ブタのキャラクターです。イノシシからブタへと進化した
「トン類」が歴史を刻んでいる世界を舞台に様々なブタ達が
生活しているわけです。
しかしまぁ、この世界、何から何までブタだらけです。
「ライト(電球)」→「ライトン」に始まり、「キューピット」
→「キューピットン」、「トランペットン」「アルトンサックス」
「タイプライトン」「ペットンボトル」など、これはほんの一部。
世界にも飛び出します。例えばこんなもの。
中国からは「キントン雲」「トン安門広場」「毛沢トン」など、
ドイツからは「モーツァルトン」「レントンゲン」「フェルナン
トン・ポルシェ」など。
フランスからは「ブーランルージュ」「トンヌ・ダルク」
「ナポレオン・ポナパルトン」。
アメリカは「ベイブールース」「ジョージワシントン」「エリック・
クラプトン」などなど、本当もうやりたい放題です。
でも、ここまで徹底するとなんか笑えてくるのは不思議。
絵がほのぼのしてるからなのかもしれないんですけどね。
「思想なんかいらない生活」送ってますか?
2004年6月21日 読書
以前、哲学の本を紹介しておいてなんですが。
こんな本を買いました。ちくま新書。
知識人、評論家、批評家、思想家、世の中に「言葉」でご飯を
食べている人達はいっぱいいます。いろいろと「思想」なんて
ことを考えて、世のため人のために頑張っています。
でも、その「世のため人のための思想」は果たしてどれだけ
僕らの生活に役立って来るんだろうか? というテーマでこの本は
書かれています。
前書きにはこんな文章が出てきます。
平たく言うと、「思想」なんてことは実生活では「全くと
言っていいほど役に立たない」ものなんだってことを解説
した本だということなのですが。
「思想」を職業としている人達は、とかく自分を特別視
したがる傾向にあるみたいで、「思想」というものに興味のない
(「思想」や「思想家」そのものをありがたがらない)人達の
ことを「大衆」ということで嘲笑しているわけでして。
「思想」を職業にしている人達はかくの如く語る。
でも、それを言うならば、思想書を読んだって「普通の思想家」
にしかなれないんじゃないの? だって、他の思想家もみんな
同じ本を読んでいるんだろうから。
それとも、こうした反論さえ嘲笑の対象にされちゃうのかな。
全編に渡って書かれているのは、現代の思想家達への徹底した
批判。まぁ、半ば言い掛かりめいた所もないわけじゃないんだ
ろうけども、確かに「思想家」達の言ってることは分かりにくい。
彼らの本や論文を全部読んだわけじゃないけど、少なくとも
これだけではさっぱり分からんなーって感じ。
それでも、思想家の先生達はお互いがお互いで分かり合ったり
なんだかよく分からないことで論争というかただの喧嘩をしてる。
おいてけぼりになるのは、いつも「ふつう」の人達だ。
この本で「思想家」の対になるのは、「ふつうの人々」。
なんの特色もなく、平均的な人達であるということ。
そんな人達は「思想家」と比べて、下等な存在なのかなぁと
考えてしまうわけですが、現実はそんなことはない。
これは思想家だけじゃなくて、僕らも当てはまるかもしれない。
一応、役人の端くれとして仕事してるけど、知らず知らずの間に
尊大になってやしないかとか思うことがあるし。自分はどこか
一段高いところにいるような、そんな身の程知らずな錯覚に
陥ってはいないか。「仕事」という面では変わりないのに。
「思想」なんて特別なものじゃない。無ければ無くていい。
有り難いかもしれないけど、かしこまる必要もないよっていう
ことなんですね、結局は。
……でも、そんなこと書きながら、説教臭い文面になって
しまうのはまだまだ未熟だからなんだろうなぁ。
(myテーマに「思想・主張」とか置いてるし)
こんな本を買いました。ちくま新書。
知識人、評論家、批評家、思想家、世の中に「言葉」でご飯を
食べている人達はいっぱいいます。いろいろと「思想」なんて
ことを考えて、世のため人のために頑張っています。
でも、その「世のため人のための思想」は果たしてどれだけ
僕らの生活に役立って来るんだろうか? というテーマでこの本は
書かれています。
前書きにはこんな文章が出てきます。
本書はその「思想」批判である。思想はあなたの人生を豊か
にする、思想なくしては現代は生きられない、自分を深く知る
ことができる、まだまだ有効だ、と素人(大衆)をたぶらかす
「思想」批判である。
なんのために。ふつうの人間の生き方、つまり「思想なんか
いらない生活」を擁護するためにである。実利の人生を擁護
するためにである。
平たく言うと、「思想」なんてことは実生活では「全くと
言っていいほど役に立たない」ものなんだってことを解説
した本だということなのですが。
「思想」を職業としている人達は、とかく自分を特別視
したがる傾向にあるみたいで、「思想」というものに興味のない
(「思想」や「思想家」そのものをありがたがらない)人達の
ことを「大衆」ということで嘲笑しているわけでして。
「思想」を職業にしている人達はかくの如く語る。
「僕に言わせれば、ビジネス本をいくら読んだって普通の
ビジネスマンにしかなれない(笑)。だって、他のビジネスマンも
みんな同じ本を読んでいるんだから」
でも、それを言うならば、思想書を読んだって「普通の思想家」
にしかなれないんじゃないの? だって、他の思想家もみんな
同じ本を読んでいるんだろうから。
それとも、こうした反論さえ嘲笑の対象にされちゃうのかな。
全編に渡って書かれているのは、現代の思想家達への徹底した
批判。まぁ、半ば言い掛かりめいた所もないわけじゃないんだ
ろうけども、確かに「思想家」達の言ってることは分かりにくい。
彼らの本や論文を全部読んだわけじゃないけど、少なくとも
これだけではさっぱり分からんなーって感じ。
それでも、思想家の先生達はお互いがお互いで分かり合ったり
なんだかよく分からないことで論争というかただの喧嘩をしてる。
おいてけぼりになるのは、いつも「ふつう」の人達だ。
この本で「思想家」の対になるのは、「ふつうの人々」。
なんの特色もなく、平均的な人達であるということ。
そんな人達は「思想家」と比べて、下等な存在なのかなぁと
考えてしまうわけですが、現実はそんなことはない。
「思想」従事者は不満だろうが、新製品開発や売り込みで必死の
会社員と同じ仕事ではないか。一般大衆の仕事を舐めてはいけない。
自分の仕事が高級だ、などと思ったら一巻の終わりだ。もし、こんな
ことを言われて不満なら、もうあなたはおかしくなっている。
これは思想家だけじゃなくて、僕らも当てはまるかもしれない。
一応、役人の端くれとして仕事してるけど、知らず知らずの間に
尊大になってやしないかとか思うことがあるし。自分はどこか
一段高いところにいるような、そんな身の程知らずな錯覚に
陥ってはいないか。「仕事」という面では変わりないのに。
「思想」なんて特別なものじゃない。無ければ無くていい。
有り難いかもしれないけど、かしこまる必要もないよっていう
ことなんですね、結局は。
……でも、そんなこと書きながら、説教臭い文面になって
しまうのはまだまだ未熟だからなんだろうなぁ。
(myテーマに「思想・主張」とか置いてるし)
Konica Minolta DiMAGE Z2
2004年6月20日 コンピュータ
デジカメ新調しました。
もらったばかりのボーナスはたいて。いつも使ってるデジカメは
借り物なので、いつもヒヤヒヤだったんですが、今回ようやく
自分のを買いましたですよ。
画像で出てるのは「DiMAGE Z1」というカメラなのですが、
今回買ったのは「DiMAGE Z2」というもう一つ新しいタイプの
ものでした。かなり高い出費だったのですが。(;_;)
まぁ、カメラは結構いいものなので、後はカメラマンの腕
なんでしょうけども。カメラに追いつくのはいつの日か。
満足いく写真撮りたいなぁ。
デジカメというと、名刺サイズに代表されるような小さな
サイズのカメラが人気あります。スマートだし、格好いいし。
でも、僕自身が古くさい人間なのか、こういった感じの
カメラが好きなんですよ。持ちやすいし、ブレないし。
それに、なんか「写真撮ってるなぁ」って気分するし。
100%自己満足でしかないんですが、そんな感じです。
(ズームが大きいのも良い点。光学10倍×デジタル4倍)
いずれは、ホムペに写真掲載したいけど、それにはまず
腕を磨かなきゃいけないなぁ。頑張ろうっと。
もらったばかりのボーナスはたいて。いつも使ってるデジカメは
借り物なので、いつもヒヤヒヤだったんですが、今回ようやく
自分のを買いましたですよ。
画像で出てるのは「DiMAGE Z1」というカメラなのですが、
今回買ったのは「DiMAGE Z2」というもう一つ新しいタイプの
ものでした。かなり高い出費だったのですが。(;_;)
まぁ、カメラは結構いいものなので、後はカメラマンの腕
なんでしょうけども。カメラに追いつくのはいつの日か。
満足いく写真撮りたいなぁ。
デジカメというと、名刺サイズに代表されるような小さな
サイズのカメラが人気あります。スマートだし、格好いいし。
でも、僕自身が古くさい人間なのか、こういった感じの
カメラが好きなんですよ。持ちやすいし、ブレないし。
それに、なんか「写真撮ってるなぁ」って気分するし。
100%自己満足でしかないんですが、そんな感じです。
(ズームが大きいのも良い点。光学10倍×デジタル4倍)
いずれは、ホムペに写真掲載したいけど、それにはまず
腕を磨かなきゃいけないなぁ。頑張ろうっと。
巨人渡辺オーナー選手枠完全撤廃で救済を [日刊スポーツ]
2004年6月19日 小ネタ
オリックスと近鉄の合併問題。
僕の好きな西武にも後々関わってくるかもしれない
問題なので、ほんの少し気にはなっているのですが。
その中で巨人の渡辺オーナーが、選手枠を完全撤廃して、合併に
伴って出てくるいわゆる「余剰選手」を救済しようという発言を
していました。
ニュースのページはこちら。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&;d=20040619&a=20040619-00000003-spn-spo
この中でナベツネさんはこう言っていました。
「70人枠を撤廃して各球団無制限にして、できれば全員を救いたい」
この言葉を聞いた時、ナベツネさんが何故か僕は映画
「シンドラーのリスト」の主人公オスカー・シンドラーのように
見えました。
「ナベツネ=オスカー・シンドラー」? んなアホな。
僕の好きな西武にも後々関わってくるかもしれない
問題なので、ほんの少し気にはなっているのですが。
その中で巨人の渡辺オーナーが、選手枠を完全撤廃して、合併に
伴って出てくるいわゆる「余剰選手」を救済しようという発言を
していました。
ニュースのページはこちら。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&;d=20040619&a=20040619-00000003-spn-spo
この中でナベツネさんはこう言っていました。
「70人枠を撤廃して各球団無制限にして、できれば全員を救いたい」
この言葉を聞いた時、ナベツネさんが何故か僕は映画
「シンドラーのリスト」の主人公オスカー・シンドラーのように
見えました。
「ナベツネ=オスカー・シンドラー」? んなアホな。
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オノロケ出川に「調子に乗るな!」抗議100通! [ZAKZAK]
2004年6月17日 時事ニュース
不思議な世の中だと思います。
自分達の気に入らないことがあれば、すぐに抗議の嵐。
左系の人達が「弱い者イジメのファッショを感じる」なんて
ことを叫んでいましたけど、そこまでいかなくても……なんて
考えることもあるんですよね。
でも、こうやって抗議出来るようになったのは、携帯とか
パソコンの進化が大きく影響してるんでしょうね。昔なら、
手紙とか電話でない限りは声が届かなかったわけだし。
メールや掲示板のカキコだと、怒りの感情がそのまま冷えない
うちにぶつけられる。それも、自分の素性をばらさずに。
「ネットの匿名性」を勘違いしてる人達ばかりだよね。
(第一、ネットって「匿名」の世界では全然ないのに)
べったりネットの世界にいると、感情が流されやすくなるのは
分かりますよ。「スープの冷めない間」とはよく言ったもので。
で、今回の事件は何かというと、出川さんが出演したラジオで
最近結婚した奥さんのことについてノロけていたら、「やめろ!」
とか「もう出てくるな!」とかという抗議のメールや電話が
100件ほど来たということなんです。
でも、これって、かの「出川哲朗さん」でないと起こり得ない
現象だと思いますよ。他のタレントさんなら無いんじゃないかな。
なんでも、人間には「自分より『(地位とか立場とか)低い』
人が自分よりも高い利益や幸福を得た場合、その利益や幸福は
『本当は自分が得るはずのものを奪われた』と感じる」
そんな妙な能力があるんだそうですよ。
きっと、出川さんだから起きたんですよ、この抗議は。
「なんだよ、出川のクセに調子に乗りやがって!」って感じで。
そういうのはアナタに「自分は出川哲朗よりも上である」って
意識がないと出てこないんですよ。落ち着きましょ。
それにしても、リンクして下さっている方の日記で紹介されて
いた話の中に「今はバッシングの時代だからねぇ」と嘆いている
方がいるという話が載っていました。ちょっと引用。
「自分だけで生きてるのではない」
人に文句を言う前に、カッとなりそうな時、思い出すと良いかも。
自分達の気に入らないことがあれば、すぐに抗議の嵐。
左系の人達が「弱い者イジメのファッショを感じる」なんて
ことを叫んでいましたけど、そこまでいかなくても……なんて
考えることもあるんですよね。
でも、こうやって抗議出来るようになったのは、携帯とか
パソコンの進化が大きく影響してるんでしょうね。昔なら、
手紙とか電話でない限りは声が届かなかったわけだし。
メールや掲示板のカキコだと、怒りの感情がそのまま冷えない
うちにぶつけられる。それも、自分の素性をばらさずに。
「ネットの匿名性」を勘違いしてる人達ばかりだよね。
(第一、ネットって「匿名」の世界では全然ないのに)
べったりネットの世界にいると、感情が流されやすくなるのは
分かりますよ。「スープの冷めない間」とはよく言ったもので。
で、今回の事件は何かというと、出川さんが出演したラジオで
最近結婚した奥さんのことについてノロけていたら、「やめろ!」
とか「もう出てくるな!」とかという抗議のメールや電話が
100件ほど来たということなんです。
でも、これって、かの「出川哲朗さん」でないと起こり得ない
現象だと思いますよ。他のタレントさんなら無いんじゃないかな。
なんでも、人間には「自分より『(地位とか立場とか)低い』
人が自分よりも高い利益や幸福を得た場合、その利益や幸福は
『本当は自分が得るはずのものを奪われた』と感じる」
そんな妙な能力があるんだそうですよ。
きっと、出川さんだから起きたんですよ、この抗議は。
「なんだよ、出川のクセに調子に乗りやがって!」って感じで。
そういうのはアナタに「自分は出川哲朗よりも上である」って
意識がないと出てこないんですよ。落ち着きましょ。
それにしても、リンクして下さっている方の日記で紹介されて
いた話の中に「今はバッシングの時代だからねぇ」と嘆いている
方がいるという話が載っていました。ちょっと引用。
良好な相互依存関係が形成できないから、異質なものを平気で
とことん「バッシング」する。
依存関係はある(歪んだ形にせよ)と思うのだが、それに気付か
ないで自分だけで生きてるような気になっている人が多いんでは
ないかと思った。異質なものにではなく、自分と似たようなものに
依存するから、そうなるのかもしれない。
「自分だけで生きてるのではない」
人に文句を言う前に、カッとなりそうな時、思い出すと良いかも。
鬼束ちひろレコード会社と事務所同時移籍 [日刊スポーツ]
2004年6月16日 時事ニュース
先日のニュースで、鬼束ちひろさんが
事務所との契約が解消されているということを
書きましたけども、今日のニュースでレコード
会社と事務所を同時移籍する形で決着がついたと
いう話が出ていました。
どういう経緯で今回のような形に落ち着いたのかは不明ですが、
とりあえずは「鬼束ちひろ」という存在が無くならないでよかった
なぁと思ってます。前にも書きましたけど、このまま消えてしまう
のはあまりにも惜しい存在だと思っているので。
シングルBOX、出たら買おうかなぁ。アルバムも。
事務所との契約が解消されているということを
書きましたけども、今日のニュースでレコード
会社と事務所を同時移籍する形で決着がついたと
いう話が出ていました。
どういう経緯で今回のような形に落ち着いたのかは不明ですが、
とりあえずは「鬼束ちひろ」という存在が無くならないでよかった
なぁと思ってます。前にも書きましたけど、このまま消えてしまう
のはあまりにも惜しい存在だと思っているので。
シングルBOX、出たら買おうかなぁ。アルバムも。
血液型と県民性のフシギ
2004年6月14日 日常 最近、あちこちで再び「血液型」が注目されているんだとか。
時々ふとしたきっかけでブームになったり、しぼんだりを
繰り返していたりするんですけども、毎回こうやってブームが
やってくるということは結構「血液型」の特徴をみんなが
気にしているからなのかも。
A型は「万事几帳面で、コツコツ努力型」、B型は「束縛嫌う
天真爛漫」、O型は「クールな現実主義者」、そしてAB型は
「安定と波乱の二面性」なんだとかいろいろ言われております。
(ここに挙げてるのだって、自分でも「?」なものがあるし)
こういう血液型の分類って、総体的に見ると案外当たっている
ようなそんな感じもします。血液型の話になった時に、僕が
AB型だということを話すと、不思議と「やっぱり……?」と
言われるのは、どっかこっか僕が妙な人間だからなのかも
しれないんですけども。他の方はどんな感じなのでしょう。
今頃になって何故再び血液型の話がブームになったのかは
分かりませんけど、それはちょっと前から先に流行りだした
「県民性の本」と似たような所があるのかなぁと思ってます。
世の中にはいろいろな人がいるけども、その人の性格的な
傾向をあらかじめ理解しておけば付き合っていく上で、
とても役に立つ。相手も助かるし、自分のストレスも減らせる。
本当は話したりなんだりで、その人の性格を理解していけば
いいんだろうけども、それじゃ不安だし……ってことで。
なんとなく、相手を分かってみたいって気持ちがあるのでしょう。
でも、そんなこと考えていて、話のとっかかり程度に……
なんて思っていたら案外当たっていたりするのもまた血液型の
フシギ。まさかね、まさかとは思うけど、どこかしか影響
しているのかなぁと考え始める時点で、もう「血液型のフシギ」に
取り込まれているのかもしれないなぁ。
時々ふとしたきっかけでブームになったり、しぼんだりを
繰り返していたりするんですけども、毎回こうやってブームが
やってくるということは結構「血液型」の特徴をみんなが
気にしているからなのかも。
A型は「万事几帳面で、コツコツ努力型」、B型は「束縛嫌う
天真爛漫」、O型は「クールな現実主義者」、そしてAB型は
「安定と波乱の二面性」なんだとかいろいろ言われております。
(ここに挙げてるのだって、自分でも「?」なものがあるし)
こういう血液型の分類って、総体的に見ると案外当たっている
ようなそんな感じもします。血液型の話になった時に、僕が
AB型だということを話すと、不思議と「やっぱり……?」と
言われるのは、どっかこっか僕が妙な人間だからなのかも
しれないんですけども。他の方はどんな感じなのでしょう。
今頃になって何故再び血液型の話がブームになったのかは
分かりませんけど、それはちょっと前から先に流行りだした
「県民性の本」と似たような所があるのかなぁと思ってます。
世の中にはいろいろな人がいるけども、その人の性格的な
傾向をあらかじめ理解しておけば付き合っていく上で、
とても役に立つ。相手も助かるし、自分のストレスも減らせる。
本当は話したりなんだりで、その人の性格を理解していけば
いいんだろうけども、それじゃ不安だし……ってことで。
なんとなく、相手を分かってみたいって気持ちがあるのでしょう。
でも、そんなこと考えていて、話のとっかかり程度に……
なんて思っていたら案外当たっていたりするのもまた血液型の
フシギ。まさかね、まさかとは思うけど、どこかしか影響
しているのかなぁと考え始める時点で、もう「血液型のフシギ」に
取り込まれているのかもしれないなぁ。
天下御免の向こう見ず
2004年6月13日 読書
いつもいつも本の話になると爆笑問題・太田光さんのことに
なってしまうんですが、今回も買ってしまいました。
97年に出版された太田さんの同名エッセイ本の文庫版です。
テレビブロスに連載されているエッセイをまとめたものなの
ですが、これがまた結構読ませる。エッセイというものを、
あまり読まない僕ですが、何故かこう読んでしまう。不思議です。
太田さんのものに限らず本を読んでいて楽しいのは、毎回
なにがしか新しい発見があることなんです。それは良い内容
でもあり、悪い内容でも両方あるわけですけども。どちらも
見つけられない本を読むと心底がっかりしてますが。
読んでいて、ふと目に止まった話が一つ。引用してみますね。
大学生の頃や就職したての僕は「完全な人間」に憧れてました。
欠点ばかりの自分が本当に嫌で嫌でしょうがなくて、なんとか
「完全で欠点の無い、良い人間」になりたかった。それこそ、
ヤイコの「B’ COZ I LOVE YOU」にあったような「完全になれば、
愛されると思ってた」なんて感じで。
でも、最近になって考え方が変わってきたかな、とも。
別に向上心が無くなったとかではなくて、肩の力がふっと軽く
なってきたようなそんな感じ。
それは、「完全な自分」なんてなれっこないし、それ以前に
そんな自分は案外つまらないのだろうと分かってきたからでは
ないんじゃないかなとも思うわけでして。
だいぶ前にも書きましたけど、「完全な人間」像ってのは
どんどん性格が薄くなっていくんですよね。「完全な人間」って
言っておきながら、「人間じゃない」ものに近づいていくし。
どんどん特徴がなくなっていくんですよ。それは勘弁だな、と。
そんなことを思うようになるのも、こういうように本を読んで
いたせいなのかなぁと思うわけです。もちろん、読んでばかりでは
ダメなんですけどね。僕はそこから始めないといけないなぁ。
なってしまうんですが、今回も買ってしまいました。
97年に出版された太田さんの同名エッセイ本の文庫版です。
テレビブロスに連載されているエッセイをまとめたものなの
ですが、これがまた結構読ませる。エッセイというものを、
あまり読まない僕ですが、何故かこう読んでしまう。不思議です。
太田さんのものに限らず本を読んでいて楽しいのは、毎回
なにがしか新しい発見があることなんです。それは良い内容
でもあり、悪い内容でも両方あるわけですけども。どちらも
見つけられない本を読むと心底がっかりしてますが。
読んでいて、ふと目に止まった話が一つ。引用してみますね。
「もののけ姫」が日本映画史上最高(当時)のヒットだとか。
この映画に関していろいろ論議は出たけれども、根底にあった
テーマはこんなことだ。
”人間は自分勝手に自然を破壊して、文明を発展させている。
このまま狂った文明が進めば、いずれは神の怒りを買う”
確かに人間は自然破壊はするし、戦争はするし、バカなことを
平気でしでかす存在だ。だけど、人類を創った神様がもし
存在するとしたら、そんなことで神様は本当に怒るのだろうか。
怒るということは、人間に「何か」を期待していたからだ。
その「何か」をしないために、神様は怒るはずで、ただ「創った」
だけの存在である人間に対して、そこまで怒るだろうか、と。
「現代の社会は間違っている」
そんな考え方は案外人気がある。現代人は心のどこかで、
「自分達は間違った道を歩んでしまっている」と思っているの
ではないだろうか。
そんな現代の「不完全な」人間達を神様は嫌っているから、
一度全てを破壊して「完全な」人間になって神様に気に入られ
ようと考えたのが、一連のオウム・テロ事件だ、と。
「全ての人間が『自分達は正しい』『自分達は間違っている』と
思うのは恐いことだ」と言う。そして、そんな世の中は窮屈だ、と。
「ガラパゴスの箱舟」より
大学生の頃や就職したての僕は「完全な人間」に憧れてました。
欠点ばかりの自分が本当に嫌で嫌でしょうがなくて、なんとか
「完全で欠点の無い、良い人間」になりたかった。それこそ、
ヤイコの「B’ COZ I LOVE YOU」にあったような「完全になれば、
愛されると思ってた」なんて感じで。
でも、最近になって考え方が変わってきたかな、とも。
別に向上心が無くなったとかではなくて、肩の力がふっと軽く
なってきたようなそんな感じ。
それは、「完全な自分」なんてなれっこないし、それ以前に
そんな自分は案外つまらないのだろうと分かってきたからでは
ないんじゃないかなとも思うわけでして。
だいぶ前にも書きましたけど、「完全な人間」像ってのは
どんどん性格が薄くなっていくんですよね。「完全な人間」って
言っておきながら、「人間じゃない」ものに近づいていくし。
どんどん特徴がなくなっていくんですよ。それは勘弁だな、と。
そんなことを思うようになるのも、こういうように本を読んで
いたせいなのかなぁと思うわけです。もちろん、読んでばかりでは
ダメなんですけどね。僕はそこから始めないといけないなぁ。
いつのまにやら「就活blog」
2004年6月10日 日常 久々にアクセス解析を見てて、どこから見に来てるのかなー
なんて気にしたりしています。僕のHPから来てる人もいれば、
過去に書いた文章が検索で引っかかってそこから見に来て
下さる人もいるわけで、なかなか勉強になってます。
例をあげると、「彼氏にしたい大学」とか「牛歩戦術」とか、
「ランチメイト症候群」とか「思い出を売る男」とか、確かに
昔書いたなぁって記憶があるものばかり引っかかっています。
まぁ、3年半くらい書いてるので引っかかる言葉もいろいろ
あるのでしょう。
で、その中でとある日記サイトからリンクを貼っていただいて
いたので、ちょっと見てみると、この日記が「就職活動日記」と
いうことで紹介されていました。
いやぁ……確かに就職活動について書いていた時期はあるけど
それってごく一部だし。そんな真面目なことばかり書いている
よりと、すぐ「宇宙」とか「御前水もやし」とか小ネタに走って
しまうわけだし。
「就職活動日記」として紹介していただいてる方すみません。
たぶん、それはかなり昔のことだと思います。ごめんなさい。
なんて気にしたりしています。僕のHPから来てる人もいれば、
過去に書いた文章が検索で引っかかってそこから見に来て
下さる人もいるわけで、なかなか勉強になってます。
例をあげると、「彼氏にしたい大学」とか「牛歩戦術」とか、
「ランチメイト症候群」とか「思い出を売る男」とか、確かに
昔書いたなぁって記憶があるものばかり引っかかっています。
まぁ、3年半くらい書いてるので引っかかる言葉もいろいろ
あるのでしょう。
で、その中でとある日記サイトからリンクを貼っていただいて
いたので、ちょっと見てみると、この日記が「就職活動日記」と
いうことで紹介されていました。
いやぁ……確かに就職活動について書いていた時期はあるけど
それってごく一部だし。そんな真面目なことばかり書いている
よりと、すぐ「宇宙」とか「御前水もやし」とか小ネタに走って
しまうわけだし。
「就職活動日記」として紹介していただいてる方すみません。
たぶん、それはかなり昔のことだと思います。ごめんなさい。
おまかせメニューってあるけどさ。
2004年6月5日 小ネタ テレビを見ていたら、とあるトロが有名な寿司屋さんで「おまかせ
にぎりランチ」というメニューが出てきたんですよ。にぎり寿司
10カンとお吸い物と小鉢がついて3,700円ほどのメニュー。
その寿司屋さんは何故か山奥にあるんですけども、ちゃんと
新鮮なネタを仕入れていて、当然腕も立つので味もいいし、店の
雰囲気も「隠れ家的名店」な感じで実に良い。評判の店なんです。
その店にレポーターが行って、当然お寿司を食べて「美味しい
ですね」と感想を述べて、周辺の素晴らしい自然と落ち着いた
雰囲気を絶賛してその店の紹介は終わるのですが……。
ここでふとした疑問が。
ここの店は山奥でありながら「新鮮なトロ」に始まる高級な
お寿司を売り物にしている。そこの店には「おまかせにぎりランチ」
というメニューが看板メニューにある。メニューの中身は、
にぎり寿司10カンとお吸い物と小鉢。
そこで、「おまかせにぎりランチ」を頼んだ時にお目当ての
トロが一切出てこなくて、玉子とかイカとかタコとか比較的安い
ネタばかりが出てきたとしたら、果たして文句は言えるのかなと。
一応、メニューには「にぎり10カン」とあってトロが出てくる
という確証はどこにも無い。メニューの名称通り出てくる寿司の
内容は「おまかせ」。(この場合の「文句が言える」は法律的に
賠償云々の話ね)
トロを売りにしてるという前情報はあるけども、「おまかせ」と
ある以上は逆らえないのかなぁとか思ったりもするわけです。
こういう疑問、「ザ・ジャッジ」とか「行列の出来る〜」では
どんな風に解説してくれるのかなぁ。投稿してみようか。
にぎりランチ」というメニューが出てきたんですよ。にぎり寿司
10カンとお吸い物と小鉢がついて3,700円ほどのメニュー。
その寿司屋さんは何故か山奥にあるんですけども、ちゃんと
新鮮なネタを仕入れていて、当然腕も立つので味もいいし、店の
雰囲気も「隠れ家的名店」な感じで実に良い。評判の店なんです。
その店にレポーターが行って、当然お寿司を食べて「美味しい
ですね」と感想を述べて、周辺の素晴らしい自然と落ち着いた
雰囲気を絶賛してその店の紹介は終わるのですが……。
ここでふとした疑問が。
ここの店は山奥でありながら「新鮮なトロ」に始まる高級な
お寿司を売り物にしている。そこの店には「おまかせにぎりランチ」
というメニューが看板メニューにある。メニューの中身は、
にぎり寿司10カンとお吸い物と小鉢。
そこで、「おまかせにぎりランチ」を頼んだ時にお目当ての
トロが一切出てこなくて、玉子とかイカとかタコとか比較的安い
ネタばかりが出てきたとしたら、果たして文句は言えるのかなと。
一応、メニューには「にぎり10カン」とあってトロが出てくる
という確証はどこにも無い。メニューの名称通り出てくる寿司の
内容は「おまかせ」。(この場合の「文句が言える」は法律的に
賠償云々の話ね)
トロを売りにしてるという前情報はあるけども、「おまかせ」と
ある以上は逆らえないのかなぁとか思ったりもするわけです。
こういう疑問、「ザ・ジャッジ」とか「行列の出来る〜」では
どんな風に解説してくれるのかなぁ。投稿してみようか。
蛇腹職人coba第三弾。<mania coba3>
2004年6月4日 音楽
「かなりクセになる」
cobaベストアルバム第3弾!
絶対、知ってる「全20曲」
帯のコピー通り、かなり知ってる曲が収録されてます。
「おしゃれカンケイ」のOPテーマ「霖雨(リンユイ)」だとか、
化粧品のSK-2に使っていた「ヴィーナス誕生」だったりとか、
NHKラジオ「わくわくラジオ」で使っている「時の扉」だとか、
有名曲のカバー「伝説のチャンピオン」「my way」だとか
その他、タイアップ曲を中心に全20曲が収録されています。
前にも書いたような気がしますけど、アコーディオンって
大好きなんですよね。音色に独特の雰囲気があるせいか。
どことなく感情めいたものが感じられるからかもしれないん
ですけども。
前の課にいた時のことですが、講演会の講師(元校長先生)が
趣味としてアコーディオンを弾く方で、講演が終わってから、
いろいろとお話していたんです。
講師の方曰く「楽器って笑ったり、泣いたりするんですよ」。
最初聞いた時は「……?」という感じだったんですけども、
演奏する曲は同じだとしても、その日その時によって楽器が
泣いていたり、笑ったりする音色を出すんですよというような
ことをおっしゃるわけです。
聞くところによると、もちろん一朝一夕でそういった感情
めいたものが伝わるわけもなく、ある時からなんとなく分かって
くるんだそうです。
僕も細々と楽器弾いていたりしますけども、まだまだそんな
境地には達しそうにありません。でも、そうやって新しい
感覚を得られるような人達は幸せなんだなぁとか思ってます。
そうなると、やはりこうやって自由自在にアコーディオンを
操るcobaさんには一体アコーディオンのどんな感情が伝わって
いるのかなと、アルバムを聞きながら思うわけです。
実はヤイコも聞いてます。<アンダンテ>
2004年6月2日 音楽
ヤイコの声の「揺れ」が好きなんですよ。
あとは、独特な歌詞の世界とか。
本当は結構前から聞いていたんですけども、ここに書いて
いなかったわけでして。
今回は「アンダンテ」を取りあげましたけど、もちろんこれだけ
じゃなくて「B’COZ I LOVE YOU」とか「Look Back Again」とか
「孤独なカウボーイ」とかも聞いてる訳なんですけどもね。
どちらかというと、大人しめのものよりも「アンダンテ」や
「B’ COZ I LOVE YOU」のような強力なギターやベースの曲が
合ってるようななんかそんな感じがしたり。
しかしまぁ、そうやって好きになるヤイコの曲がどれもこれも
GFやDMに入っているのもなんか嬉しい感じ。なんだろう、
やっぱり使いやすいからなのかなぁ。
あとは、独特な歌詞の世界とか。
本当は結構前から聞いていたんですけども、ここに書いて
いなかったわけでして。
今回は「アンダンテ」を取りあげましたけど、もちろんこれだけ
じゃなくて「B’COZ I LOVE YOU」とか「Look Back Again」とか
「孤独なカウボーイ」とかも聞いてる訳なんですけどもね。
どちらかというと、大人しめのものよりも「アンダンテ」や
「B’ COZ I LOVE YOU」のような強力なギターやベースの曲が
合ってるようななんかそんな感じがしたり。
しかしまぁ、そうやって好きになるヤイコの曲がどれもこれも
GFやDMに入っているのもなんか嬉しい感じ。なんだろう、
やっぱり使いやすいからなのかなぁ。
小6女児、同級生を刺し死亡させる 長崎・佐世保 [朝日新聞]
2004年6月1日 時事ニュース
ちょうど、最初に話を聞いたのは仕事中だったんですが、
「ちょっとなぁ……」という感じで眉をひそめるほど嫌な
気分だったのもあって、ヤフーのニュースを見ました。
詳細は各報道機関で書かれている通りなので、ここでは
特に改めては書きませんけども、なんだかこういう凄惨な
事件ばかり流れるってのは、やっぱりどこか変なのかなぁ
とか思ったりしてます。
しかし……カッターで喉をかっ切るなんてアサシンじゃ
あるまいし。取調中に「悪いことをした」と泣きながら
言葉を漏らしているというのが、唯一の救いと言えば救い
なのかもしれませんね。
やっぱり、みんな衝動的になっちゃってるのかなぁ。
それはそれで、結構マズイことだと思うんだけど。
カッと衝動的にキレるのを、うまく抑える方法としては
やっぱり呼吸なんだそうです。カチンと来たときにでも、
一回でも深く一呼吸することが出来れば、かなりエネルギーを
拡散することが出来るので、相手に殴りかかったりせずに
すむんだそうです。
それよりも何よりも、自分をコントロール出来なくなる
その瞬間が誰にでもありそうだっていうのが恐いですよね。
自分ではそうならないように、モヤモヤを吐き出している
つもりなんですけどね。
「ちょっとなぁ……」という感じで眉をひそめるほど嫌な
気分だったのもあって、ヤフーのニュースを見ました。
詳細は各報道機関で書かれている通りなので、ここでは
特に改めては書きませんけども、なんだかこういう凄惨な
事件ばかり流れるってのは、やっぱりどこか変なのかなぁ
とか思ったりしてます。
しかし……カッターで喉をかっ切るなんてアサシンじゃ
あるまいし。取調中に「悪いことをした」と泣きながら
言葉を漏らしているというのが、唯一の救いと言えば救い
なのかもしれませんね。
やっぱり、みんな衝動的になっちゃってるのかなぁ。
それはそれで、結構マズイことだと思うんだけど。
カッと衝動的にキレるのを、うまく抑える方法としては
やっぱり呼吸なんだそうです。カチンと来たときにでも、
一回でも深く一呼吸することが出来れば、かなりエネルギーを
拡散することが出来るので、相手に殴りかかったりせずに
すむんだそうです。
それよりも何よりも、自分をコントロール出来なくなる
その瞬間が誰にでもありそうだっていうのが恐いですよね。
自分ではそうならないように、モヤモヤを吐き出している
つもりなんですけどね。
鬼束ちひろ、突然の事務所契約解除。
2004年5月31日 音楽
本当は5月30日の新聞記事からなのですが、こちらに。
「月光」や「流星群」「infection」などの曲を発表していた
歌手の鬼束ちひろさんが突然事務所との契約を解消していたという
ニュースが流れました。
このニュースについての続報は特に無く、事務所のHPからも
鬼束さんのことは削除されてしまっているようなので、果たして
何があったのかは不明のままです。
何かアルバム制作の件でトラブルがあったらしいという話は
前から出ていたようなのですが果たしてどうなっているのか……。
このまま消滅してしまうのはあまりに勿体ない存在だと思うの
ですけども。
大学時代に、気分が落ち込んでいた時によく聞いていた
アーティストだということもあって、とても気になっています。
詳しい経緯は分かりませんが、また「月光」や「眩暈」のような
名曲を出してくれればいいなぁと思っています。
それにしても、結構鬼束さんは災難続きだったような。
「infection」を発表しようとした時は、同時多発テロの影響で
発売延期になったし。その後も、交通事故に巻き込まれたり。
何にせよ、もう一度メディアに出てきて欲しいなと思ってます。
「月光」や「流星群」「infection」などの曲を発表していた
歌手の鬼束ちひろさんが突然事務所との契約を解消していたという
ニュースが流れました。
このニュースについての続報は特に無く、事務所のHPからも
鬼束さんのことは削除されてしまっているようなので、果たして
何があったのかは不明のままです。
何かアルバム制作の件でトラブルがあったらしいという話は
前から出ていたようなのですが果たしてどうなっているのか……。
このまま消滅してしまうのはあまりに勿体ない存在だと思うの
ですけども。
大学時代に、気分が落ち込んでいた時によく聞いていた
アーティストだということもあって、とても気になっています。
詳しい経緯は分かりませんが、また「月光」や「眩暈」のような
名曲を出してくれればいいなぁと思っています。
それにしても、結構鬼束さんは災難続きだったような。
「infection」を発表しようとした時は、同時多発テロの影響で
発売延期になったし。その後も、交通事故に巻き込まれたり。
何にせよ、もう一度メディアに出てきて欲しいなと思ってます。
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