そんな美容室が地元にはあるのです。
 たまたま自転車に乗って、ぶらーっと走っていたら何気なく見た
美容院の看板に「ニート」とあるわけで。

 この美容院始めた時には、まさか「ニート」がそんな意味になる
とは全然考えもしなかっただろうに。店構えもかなり年季の入った
作りだから、相当長い間「ニート」で続けてたんだろうしね。
 12年以上の西武ファンな私は、
正直巨人の話なんてどうでもいいん
ですけども、この「ダン・ミセリ」
さんの話だけは妙に面白く見ていました。

 なんて言いますかねぇ、この人の名前が出ると「あぁ、この試合
勝ったなぁ」なんて思えるようになる希有な方でして。「出ると
負け」ということならば、いっそのこと敗戦処理専門にしてみる
のも面白いんじゃないかなぁ、と。

 しかし、防御率26以上ってのもすごいよなぁ。自責点の嵐。
「憲法を守ろう」という街宣車が
今日も家の前を通り過ぎていく。
とにかくあの人達は「憲法」と
いうものを守りたいらしい。
まぁ、憲法というよりも実際は
「9条」だけを守りたいみたいだけど。

 「憲法9条があるから、日本は攻められずに平和でいられた」と
いう言葉があるけども、それは結果論だし。「あの国には平和
憲法があるから、攻めないでおこう」なんていう国が果たして
あるんだろうか。その方が不自然な気もする。

 憲法は紛れもなく国の最高法規であり、基本的人権や統治機構
など国の根本を定める規定なんだけども、あの人達が言っている
のは「憲法が直接自分達に幸せをもたらしてくれる」という
イメージにとりつかれてしまってるような。そういうもんでは
ないんだけどね、本当は。

 でも、確かに「憲法を変えること」が、この世の中を直接良くする
ことになるとは思えない。その点では主張は同じ。
 ただ、「憲法を変える」→「戦争の出来る国」って主張はいい加減
聞き飽きたような。もっと別な視点から主張すればもっといいような
感じにならないかなぁ。「戦争の出来ない国」にしたいなら、もっと
キツイ文面にしてみるとか。ダメか。
 最近また、出会い系サイトのメールが
届くようになりました。もう仕事中とか
寝てる時とか一切関係なくて。
 もういい加減ゲンナリしてきます。
職場にもいっぱい迷惑メールが来て
おりまして。まぁ、片っ端から削除ですが。

 クリスマスとかバレンタインデー近くには一日数十件ペースで
届いていたんですが、このところは一日10件程度。ただ、だからと
いって1件でも届いてしまうと嫌なもんですが。

 しかし、こうして連日「出会え、出会え」って連呼してる側は
どんな人なのかもちょっと気になってしまいます。これまで公に
「出会え、出会え」なんて言ってるのは時代劇の悪代官くらいしか
記憶にはないのですが。(悪徳商人もか)

 今回のタイトルの本はブックレビューで「出会い系」と入力したら
出てきたもの。「出会い系スピード英語学習法」ってどんなのやねん。
 本屋をぶらぶら歩いていたら、
こんなタイトルの本を見つけました。
「全裏手口!」とふってありますが、
確かにいろんなパターンの振り込め
詐欺の紹介がなされています。

 詐欺を仕掛けるあちらさんの事ばかりでなく、迎え撃つこちら側に
ついてもきちんとページを割いております。どちらかというと、
この部分が本書で一番重要な点、役立つポイントかもしれません。
ポイントとしてはいろいろ「まくし立てる」ってことだそうです。

 ゆっくり一つ一つ確認するようにしていけば良さそうな気も
しますが、そのためにあちらさんはいろんなシチュエーションの
台本を用意しているわけですから、ゆっくりしていては向こうの
ペースに巻き込まれてしまいます。

 そこで、こちらから本人を確認できる質問を矢継ぎ早にぶつけて
いって「答えられないんだったら切るよ!」って迫るのも一つの手。
質問自体は簡単なものでいいそうです。とにかく数を素早く多く
ぶつけるということがポイントみたいです。他の人が出てきて
しまったら、「とにかくうちの息子(娘など)に代わって!」」と言って
向こうにペースを持って行かれないようにする。

 ちょっと前に「関西のおばちゃんはオレオレ詐欺に引っかからない」
なんて話がありましたけども、その鍵は「会話のペースを渡さない」
いうところにあったわけです。

 あと、もう一つ。
「振り込め詐欺っぽい?」電話がかかってきて「これこれでミス
してお金が必要だから振り込んで!」と言われたら、こう返すと
いいみたいです。

「あなた今どこにいるの? そんな他人に迷惑をかけるなんて
私は恥ずかしいよ。一緒に謝りに行くから場所を教えなさい!」


 ポイントは「場所を教えなさい!」「他人に迷惑をかけたらまず
謝罪に行くのが一番」
ということ。
 振り込め詐欺で話にあがってくるのは「会社のお金を使い込んだ」
「医療ミスを起こした」「妊婦に交通事故を起こした」など、実際
「示談金を振り込むだけじゃ済まない大問題」なわけで、
そんな大事件を起こしておきながら「お金を振り込めば済む」なんて
思う方が変なわけでして。(そんな冷静な判断が出来るくらいなら、
そもそも詐欺になんて引っかかってないんでしょうけど)

 まぁ、「まずは事故について謝りに行きます。ついては、場所を
教えていただきたい」という自然なことであります。
 万が一、本当に医療ミスなり横領なり交通事故なりであったなら、
「身元引受人」が必要なわけなんですから、「ダメもと」(?)で
相手にぶつけてやってください。

 どんな場合にせよ、「振り込め詐欺」への対応は「冷静に」です。
「一刻も早くお金を振り込んで下さい」なんて事態はそう多くの
場合ないわけですから。
 今日は職場の歓送迎会でした。
3月に退職された方、4月に異動があった方達を
中心にして、行いました。この時期は歓送迎会
シーズンということで、日程合わせるのが大変
だったみたいですけども、その辺は幹事さんが
よく出来るお方だったので。

 歓送迎会それ自体については、内輪の話なんでパス。

 職場に入ってからいつも思うんだけども、どうも「水割り」って
飲み物が合わないみたい。たいてい2次会に行った先で出されるのが
ウィスキーの水割りなんだけども、これがまた美味しく感じられない。
飲む人に言わせれば「水割りはそもそも旨い飲み物ではない」という
ことらしいんだけども、それにしたって。
 元々、アルコールにはとても弱くてねぇ。少し飲んだだけで顔赤く
なって、続けて飲んだら足元ふらついて立ちくらみして心臓バクバク
して、帰る頃にはもう頭痛の嵐でございまして。足元ふらつく程度
なら別に平気なんですけども、この頭痛だけはダメでして。

 この頭痛が酷くなるのが、決まって水割りを飲んだ後。
なぜか同期の人には「水瀬は酒が強い」などと勘違いされてるみたい
なんだけども、全然ダメなんだよねぇ。

北海道室蘭市の南端にある地球岬――
高校三年生の夏、寺西雅也はそこでバンド仲間の学友を殺した。
彼の反抗と露見しないまま一四年と数カ月が過ぎ、
寺西雅也は国内最高のCDセールスを記録するロックグループ
<ラ・テッラ・ブルゥ(青い地球)>のリーダーとして、
絶大な人気を誇るカリスマへと成長していた。
だが、時効成立間際になって、関係者が次々と謎の死を遂げた。
彼らの成功物語の執筆を委託された朝比奈耕作が、事件の謎を追う!

(裏表紙あらすじより引用)


 DVDを返しに行った帰りに立ち寄ったブックマーケットで
偶然見かけた小説。ほとんどタイトルの「地球岬」という3文字
だけで、売値の420円を払ったようなもんで。日本で出版されて
いる本なんて星の数ほどあるけども、「地球岬の殺人」なんて
僕の住んでる室蘭市にとってこれほど直球のタイトルがあったで
ありましょうか。もう即買いですよ。

 それで早速読んでみたんですが、小説としてはつまらないです。
というか、ミステリーは全然読んでいないのでそう思うだけなの
かもしれませんが、僕にはどうも。きっちり読み込めばそれなりに
面白いのかもしれませんけど、残念ながら。
巻末に「推理作家・朝比奈耕作シリーズ」ということで、かなり
多くの冊数がまとめられております。うーん。

 で、読んでいて妙に目に止まったのが「お前、室蘭の人間じゃ
ないよな。このヨソ者が」ってセリフ。なぜか事あることに、
「室蘭の人間じゃない」ってことを登場人物達が口走るわけです。

 いやいやいや、室蘭ってそんなに閉鎖的な町かなぁ。そりゃ
脚色は必要だけども、そこまで地元意識が強い感じはないけど。
仮にあったとしてもそれは「室蘭」であるかどうかじゃなくて、
住んでいる「町」がどこかといった「沢意識」の方が強いって。
「〜町」って単位なわけ。
 それは室蘭が企業城下町で「新日鉄」「日鋼」「函館どつく」
「楢崎造船」「新日石」とかの社宅が置かれた場所がそれぞれ
別だったって所に由来してるんだけど。「室蘭であるかどうか」
というのは、案外気にしないものなんだよね。

 もう一つ気になった点というか、これは小ネタ。
 登場する「ラ・テッラ・ブルゥ」のメンバーがいた高校より
室蘭港を望むという写真が載っているんですが、そこにあるのは
中学校であって、高校ではございません。

「地球岬を会場にロックのライブをやる」という地元の人間には
ある意味革命的な提案をあっさりやってのける、このバンドの
メンバーはある意味で「室蘭っぽくない」思考の持ち主です。
(おや、そうなると「室蘭港の倉庫でジャズコンサート」ってのも
ある意味革命的なのかもなぁー)

 自分もそうですが、室蘭に住んでいる人間はなかなか地元の
魅力に気が付かないもので、教えてもらわないと分からない難儀な
ものでありまして。「室蘭やきとり」しかり「カレーラーメン」
しかり「中学生のジャズビックバンド」しかり「安田顕」しかり。

 それにしても、このバンド。作中ではGLAYと肩を並べる超有名
バンドとして紹介されております。この本が出版されたのは
1999年8月。その当時の人気なんて、もう口にするのも
今更なくらい有名で有名で。
 そんな名門バンドと肩を並べる存在が室蘭にあったってだけでも
一見の価値があるかもしれません。ねぇ、お客さん。

 たださ、そのバンドのNo.1ヒット曲のタイトルが「慕情」って
ずいぶん渋すぎるタイトルじゃござんせんか?

 さらに、後書きに紹介されている「なかよしラーメン東町店」も
「室蘭生活協同組合東雲ストア」も現在は閉店になっております。
悪しからず。まぁー、6年前だし仕方ないか。
 休みになると、カメラを持って
家の近くにある山に行きます。
山と言うよりは、高台とか丘って
レベルなのですが、一応「山」と
いう名前はついておりまして。

 今日は休みということで散歩がてら出かけてはみたんですが、
普段全然歩いてないせいもあって、少し歩いただけで足が悲鳴を
あげる始末。いやー、太ったせいなのか? 体力的にはまだ全然
疲れてないんだけども、ふくらはぎの部分がやられてるし。
こりゃ、本格的に歩くようにしなきゃダメだなぁ。5月には
ちょっと出かける予定もあるし、それまでになんとかせねば。

 それはさておき、高台に上がって周囲を見渡す。
 ここは家の近くにある高校の裏山になっていて、頂上に上がって
見渡すとなかなかいい景色が見られるので、好きなのですよ。
それに、ここの高台は幼稚園の時からよく登っていたので、その頃の
景色となんとなくダブってみえるんですよね。幼稚園なんてもう
20年くらい前の話ですから、はっきりとなんて覚えちゃいない
わけですけども、それでも風であったり、土の感触であったり、
風とは違う空気の感じであったり、重なる所は多いわけで。

 少しばかり天気雨も降っていたんですが、空気は澄んでいて
遠くの景色まではっきりと見えました。しばし見とれた後に、
シャッターを切ってみるのですが、なかなか「これだっ!」って
いうようにはならなくて。今のうちはまだ肉眼には勝てないか。
一枚だけでいいんだけどなぁ。
 頂上のベンチに腰を下ろして、コンビニのおにぎりを2つ食べる。
ちょっとした遠足気分。こんなとこでノスタルジィにひたって
どうするんだって気もするのですが、それはそれで。

 山を下りる途中で、キツネの親子に出会う。おやおやぁー、なんて
思いながらゆっくりカメラを取り出す。なるべく警戒されないように
……って、いざシャッターを切ろうとした瞬間に逃げられる。残念。
突発的な出来事に弱いんだよなぁ。

 その後は、線路を跨ぐ跨線橋まで行って工場と列車を撮ってました。
夕日が入って綺麗だなぁーなんてぼーっとしてました。一応、写真も
撮りましたけど、腕が悪いせいかイマイチ。頑張らねば。

 んで、今回のカメラは時々この日記に出てくるDiMAGE Z2の最新
機種のDiMAGE Z5です。黒いボディが格好いいなぁ。
 買いたいけど、そこまで金はないし。残念。
 練炭ってのはそこまで便利?
 そこまでして、死にたい理由って
いったいどんなもの?
 ほとんど、僕と年が変わらないんだよね。
何がいったいそうさせるんだろう。

 でも、こういう言葉も全然届かないんだろうなぁ……。
 「これでもか」ってくらい生に執着する人もいれば、逆にこうして
命を断ってしまう人がいるのがなんとも……。
 原因はそれぞれあるんだろうけども、それは果たして「死ななきゃ
解決出来ない」ような代物なんだろうか。本人にとっては、たぶん
そうなんだろうけども。
 中学生の頃、千歳の航空自衛隊の
基地に航空ショーを見に行った。
当然、ブルーインパルスの曲芸飛行を
目当てに行ったわけなんだけども、
それ以外にも、地上に展示されている
航空機の数々にも目が惹かれた。

「戦闘機なんか人殺しの道具だ!」って、叫んでいる人がいる。
それは確かに事実だ。そんなことはいくら中学生の僕だって、十分
承知している。
 ただ、それを抜きにしても飛行機っていう存在はそれ自体で
芸術品だなぁという思いがある。車にせよ、船にせよ、飛行機にせよ
人を乗せて動くものはやはり絵になると思う。その中でも、飛行機は
ずば抜けていると自分の中で考えている。

 どんな乗り物にせよ、いろいろな技術を使われて存在しているわけ
だけど、特に飛行機、中でも戦闘機は科学技術の粋を結集して
作られたもの。まぁ、軍用のものについては、すべからく最新技術が
使われるものなんだけども。
 その科学技術の結晶が目の前にあるというそれだけで、中学生の
僕は無性に高揚したものだった。つくづく戦闘機は芸術品だ、と。

 エースコンバットシリーズはなんだかんだ言って、初代以外は
全部やっているけども、「空を飛ぶ」ということだけ見れば、
この回が一番いいような、そんな感じです。
 お久しぶりです。どうもでした。
 年度末ということもあり仕事の方が
半端じゃなくなってきたものでして。
昼間は本当に電話応対だけで終わって
しまい、電話の来ない夜からようやく
片づけられるような、そんな感じ。

 まぁ、そんなことは自分の所だけじゃなくて、みんな同じように
忙しいのだから、不平不満言ってはいけないんですけどね。
年度末年度始めはどこもそんなもんですよね。今年は異動も無かった
ので、その辺の煩わしさはないんですけども、異動される方は、
引き継ぎなんかでそりゃもう大変です。

 さて、ギタフリ&ドラマニのインスト曲のベスト盤その2。
 数あるギタドラのインスト曲の中から14曲を選び出し、ロング
バージョンに再編したアルバムです。
 で、早速聞いてみました。最初の感想としては、なんか前回に
比べると若干小粒なのかなぁなんて思ってしまったり。ただ単純に
前回のアルバムの方が好きな曲多かったってのがあるのですけどね。
「SMILE FOR YOU」とか「三毛猫ロック」とか「子供の落書き帳」
とか「Ska Ska No.1」とか。

 今回入っている曲にもいい曲いっぱいあるんですよ。
 「Dragon Blade」や「万華鏡」や「COSMIC COWGIRL」は聞いてて
楽しいし。また、「Brazillian Anthem」のアレンジバージョンも
入っていて、いい仕上がりにあってます。ただ、最初聞いたときの
感動自体は前回のインスト1の方が上だっただけにね。

 さて、インスト2が出たということは、近いうちにヴォーカル2も
でるのかな。なんだかんだ言いながら買っちゃうんだろうけどね。
 なんでも「振り込め詐欺」の亜種みたいなもので、「アレアレ詐欺」
なんてものが流行っているんだそうです。
 やり方はいつもの振り込め詐欺と何ら変わりません。適当に電話を
かけまくって、「奥さん、こないだ購入されたアレの代金、まだ
入金になっておりませんけど……」なんて喋って、人を騙すという
「稼業」でございます。

 「稼業」って書いたけど、詐欺なんですけどね。
 しかし、プリペイドの携帯電話と、訳わからん名簿と台本を手に、
背中を丸めながら詐欺のための電話をかけ続ける自分の姿って果たして
どんな感じなんだろう……? いや、それに限らず「振り込め詐欺」を
けしかける連中って、そんな感じなんだろう? どんな気分?
実入りがいいからなんだろうけどもさ。
 まぁ、「詐欺っていう稼業」をやってられるのは、たぶん
こういうことなんだろうけども。


かくの如く浮かれ騒ぐ街にあっては、たゆまぬ努力など一文の値打ちもない。
というわけで、「稼業」という言葉がからかい半分に使われ始めた。
手っ取り早く金を稼げるもの、これが全て「稼業」である。

 ――スコット・フィッツジェラルド「マイ・ロスト・シティー」より

 また発生した大型地震。
福岡・佐賀を中心に怪我人が
多数いらっしゃるようです。
被災された方々にお見舞い
申し上げます。

 ちょっと今日は用事があって札幌まで来ているんですが、
その移動中にラジオで聞いたニュース。最初聞いた時は一瞬
耳を疑いました。福岡で震度6って……。
 北九州に大学生のいとこがいるので、心配になってメール
してみたんですが、今のところ返答がありません。おそらくは
無事だと思うのですが。こういう災害の時はメールも規制を
受けるんでしたっけ。通話は規制かかるみたいですけども。

 それにしても、地震が多くなったような気がします。
 九州もあったし、新潟もそうだし、いずれは北海道にも
また大型の地震が無いとも言えないし。
 人災だけじゃなくて、天災も盛りだくさんです。今年。

 しかし、ニュースで見たけども地震で通りのビルのガラスが
次々と粉々になって落下していく映像は衝撃的だった。
あの下に人がいなかったのが不幸中の幸いなんだけど……。
 大学の頃、なんとなく電車でふらりと旅行に出かけたことが
よくありました。講義がない日曜日なんかにちょっとした
小旅行を。
 そんな時、小樽に寄った時にふらりと入ったあるお寿司屋
さんで600円のランチセットがありまして。お寿司8カンに
お吸い物がつくというなかなか採算度外視なメニューで、
「小樽って所はすごいなぁ」なんて思ってご満悦。

 と、そこへ、小上がりに座っていた観光客らしき二人連れが。
彼女らはイクラ丼を注文して、待つことしばし。イクラ丼が
テーブルに運ばれてきて、観光客が一言。

客:「わー、イクラでご飯が見えなーい!」

店員:「いえ、お客様。これはイクラだけのお椀です。ご飯も今お持ちしますので」

 そう、ここはイクラとご飯を別皿で出す店だったのです。
別皿にあるイクラを好きな量だけ取って、丼の熱々ご飯に乗せて
食べるというシステムになっているのだとか。
 いや、カツ丼だって別皿の店もあるけど……イクラ丼でそれを
やるかなぁ。ちなみにその店はうに丼も鉄火丼も同じように
して食べるんだそうです。

 なんでこんなことを書いたかというと、こないだ見た旅番組に
このお店が出ていて、この観光客と全く同じことをしたタレント
さんがいたからなんです。んー、騙されてるのかなぁ?
 何かというとこの曲を歌っていたりします。
沖縄系の曲は以前はそんなに好きでは
なかったんですが、声が比較的合うようで
無理なく歌えるので、たまーにこれを
歌ってます。普段聞いてるのは、中島みゆき
だったり、奥村愛子だったり、鬼束ちひろ
だったりと女性ボーカルばかりなので。

 きっかけは、うちの親が「涙そうそう」を聞きたいがために
買ってきた沖縄の曲で編集されたオムニバスアルバム。
そのCDを家の中で繰り返しかけていたら、じわじわと何か
なんとなく自分の染み込んでくるメロディーが。それが、
この「島人ぬ宝」だったわけです。

 この曲って、結構メジャーなのかなぁなんて思って、二次会で
歌ってみたら誰一人知らなくてガッカリしたこともあるの
ですが、メロディーも伸びやかで、歌詞も自然な感じでとても
いい仕上がりになっています。生まれてこの方ずっと北海道に
住んでいる私が、沖縄の歌が肌に合うってのもなんだか、
不思議な感じもするんですけどね。
 皆様、機会があったらぜひぜひ聞いてみてください。
 午前中、ちょっと時間があったので
久々に献血に行ってきました。別に
血が余ってるとかそういう意味でも
ないんですが、定期的に献血に行って
おります。半分、自分の健康診断
めいた感じで。

 地元の血液センターに行って、献血カードを受付に出したら、
「お時間があればでいいんですが、今日は成分献血していきませんか」
とのこと。成分献血、なんか名前は聞いたことある。確か、血液を
一旦抜いて、血漿だの血小板だの必要なものを選別した後に、
残りの血液(赤血球とか)を体に戻すというアレだ。なんでも、
体にかかる負担は少ないらしいけど、1時間くらいはかかるらしい。

 どうしようかなーなんて思っていたら、係の人曰く「今、AB型の
血小板が大変不足しておりまして……」とのこと。んー、まぁ、
何の役にも立たない私だけども、血くらいは何かの役に立つだろう。
そんなことで、いざ成分献血。(いつもは400ml全血です)

 とりあえず、事前に採血して体調を見る。血の濃さとかなんとか
結構重要な点らしい。別に血の濃さとキャラの濃さは比例しない
そうな。そういうものかい。
「それにしても、いい血管してますね」。そんなことを看護師さんに
言われるんだけども、これって褒め言葉だろうか。いまいち素直に
うなづけない自分がいるんだが。

 そんなこんなで、成分献血用のベッドに。
 1時間程度という結構長丁場なので、お菓子もジュースもいろいろ
用意してくれるし、個人用の有線も用意されている。おお、なかなか
至れり尽くせり。事前の採血から、後で血液検査の内容も教えて
もらえるから、案外得なのかもしれない。
 採血が始まると、自分の脇にある14型テレビくらいの大きさの
機械に自分の血が溜まっていく。うへ、汚い色してるなぁ。静脈血は
そんなもんらしいんだけど。

 採血された血は遠心分離器で血漿と血小板とその他に分けられる。
「その他」の部分を自分に戻すわけだ。一回採血した自分の血が
再び自分の中に戻ってくるのは不思議な感じだ。何故か、少しだけ
腕に「ほんの少しだけ冷たい液体」が入っていく感覚がある。
これは結構貴重な体験なのかもしれない。数分前までは、自分の
体の中にあった血液なんだから、害の出ようはずもないのだが、
なんかどこか悪くなったらどうしよう……という不安にかられたり
するヘタレな自分がそこにいるわけで。

 小一時間経った後、成分献血終了。お礼を言って帰る。
 終わった後に、近くのラーメン屋で食べたのは辛い担々麺。
大汗をかいてて、まさか傷口から血が出ないだろうかという余計な
心配をしてしまった。アホやなぁ。
 ついに出ました奥村愛子フルアルバム。
 発売日に買ったのに、えらい長い間
話題に出来ずアメコミ雛の話で終わってて。
「雛人形をしまい忘れると婚期が……」と
いう話があるけどもまさかこれも……。
 ……考えないことにしよう。

 さて、待望の奥村愛子フルアルバム「万華鏡」が発売になりました。
「いっさいがっさい」「蝶」「冬の光」などのシングル曲に加え、
リミックスバージョンの「捨てられ上手」「わたしはずるい」など
全12曲のアルバムでございます。
 奥村愛子独特のというか、「昭和ノスタルジー」なビックバンドの
演奏に合わせて豪華に編曲されています。

 このアルバムに限らず、奥村愛子の曲はどれも好きなんですが、
特に好きなのは「いっさいがっさい」と「冬の光」。「いっさい〜」
はデビュー曲ということもあるし、やはり彼女の代表曲だけあって、
一番作りこまれてるなぁーって感じします。ライブで聞いたら
盛り上がること間違いないだろうしね。(ぜひ、行ってみたいなぁ)

「冬の光」も名曲だと思いますよ。ストリングスのメロディーが
なんとも切ない感じで美しくて。切ない歌詞に、伸びやかな声が
ちょうどよく合うんですよね。なんか、じっくり聞きたい曲です。
やはり、シングルカットされる曲は完成度が高いですね。

 で、ちょっとベースやってる関係で好きなのは「捨てられ上手」。
実はあんな風に「回る感じ」のベースラインが好きなんですよ。
実際に自分でベース持って弾いた時に、あんな感じでやってみたい
んですけども、なかなか上手く行かなくて。でも、本当はブラス
ばりばりだから、エレキよりもウッドベースの方がいいんだけども、
さすがに家にウッドベースはないもんなぁー。……買うか?

 なかなかいい感じに仕上がってるこのアルバム、ぜひお聞き下さい。
来年のジャズクルーズに呼んでみて欲しいけど……ダメかな。
 何をそう思うのかというと、今話題の
「ホリえもん 〜タカフミのマスコミ大買収」
なんですよ。あんな風に旧来の勢力に次々と
ぶつかって行く姿を見ていて、なおかつ
それなりに成功しつつある姿を見ると、
「銀英伝」の中のラインハルトを思い出して。

 まぁ、容姿の点で言えば180度違う二人ではありますが。
 堀江社長にキルヒアイスやミッターマイヤーやロイエンタールが
いるかどうかも分からないけど。

 今のマスコミや球界を牛耳っている人達から見れば、堀江社長は
「Tシャツの孺子(こぞう)」ですよ。「お前らは無能だ」とか
「俺に任せりゃ、もっと儲けてみせる」なんてずけずけ言うし。
でも、なんだかんだ言いながらもライブドアという会社をそこまで
大きくした実力自体はあるし、実は物凄く大きな可能性のある
存在なのかもしれません。まぁ、だからといって「ホリえもん」=
「ラインハルト」ではないのですが。

 報道の中ではライブドアに対して風当たりが強いようですが、
記事を見ていてなんとなく「将来のラインハルト」を見過ごして
しまっているんじゃないだろうか……なんてことを少しばかり
考えてしまう自分がいたりするわけでして。
 もしかして、mしかして、5年後10年後になった時に堀江社長が
日本国民全体に喝采で迎えられるようなそんな光景が……見られる
のだろうか。はたして、どうなるかな。
 そういえば、結局この話題はどうなったんだろう。
 お互い訴訟だなんだって話になったけども、ちっともその後が
伝わってこないし。みんな「ホリえもん」の方が気になるのかな。

もしかして、映像の世紀にもあったように「報道・言論の自由」と
いうのは、人々にとって大多数の人間にとって全く価値のある
概念ではなかったんだろうか。ニュースを見ているとふと思う。

(引用元はこちら)

人々はナチスに対し、全く無批判でした。
「精神の自由」など大多数の人々にとっては、価値のある概念では全くありませんでした。
ナチスに疑いを差し挟むと、次のように反論されました。
「ヒトラーが成し遂げたことをぜひ見て欲しい。
我々は今ではまた、以前と同じように大したものになっているのだから」
ヒトラーが失業問題を解決したことこそ、私達にとって重要な点だったのです。

      ――ドイツの元社会民主党員の手記より

 こないだ、スピリッツを読んでいたら、とある4コママンガに
おひなさまのネタがあったんですが、そこに「アメコミ雛」なんて
のがあったんです。
「Woooooooo!」だの「ZAP! ZAP!」だのの効果音と共に、あの
アメコミ特有の濃い顔で「Oh,My God!」「You Basterd!」とか
いろいろ叫んでいるんですが……濃いんですよ、雰囲気も顔も。
4コマのオチも「アメコミ雛……濃いなぁ」ってぼやくってこと
なんですけども。

 しかし、あのアメコミ独特の濃い顔って、誰が最初に考え出した
のかなぁなんて思うのですが。

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