軍事クーデター=「救国軍事会議」なんて連想をする私は
どれだけ銀英伝に毒されているんだって話なのですが。
今回のタイのクーデター、首相の汚職事件について、軍内部や
国民の間に不満が高まり、首相の出張中に一気に政権掌握に
乗り出した……って、なんかどこかで聞いたような。

 銀英伝とは違い、今回のクーデターは成功に向かうようです。
それにしたって「民主改革評議会」……うん、やっぱり。
なんだかそれっぽいなぁ。

 ニュースで見たけども、クーデターを起こした軍関係者に
対して、国民はずいぶん味方してるみたい。お金をあげたり
食料をあげたり。お坊さんが祝福(?)をしてる所なんて見ると
「よっぽど首相は嫌われていたんだろうか」とか思ってしまうし。
 ただ、これだけ支持を得てる理由が「王様がクーデターに対して
ダメって言ってない」=「王様がいいって言うなら、いいんじゃないの?」
なんてこと。国にはそれぞれ寄って立つところが違うから、これ一つを
持って「民主的じゃない」なんて批判するのは、どこか的が外れて
いるようなそんな気が。確かに、クーデターって手法自体には、
「民主的手続」は無いけども。それを支持する国民がどうこうってのは、
我々が言っていいものなのかなぁ……。とか思ったりね、するわけ。

コメント

nophoto
あず
2006年9月21日8:15

 国のトップを信用できない、となってリコール請求するのは民主的であると思いますが、問題はその手段ということでしょうか。
 そこで出てくるのが、同盟のお歴々がよく言っていたあの言葉。
「民主主義社会の民衆の大多数が専制を望んだとき、民主制はどうなるのか」
 専制のところを「クーデター(非民主的手段)による政権交代」に変えたら当てはまるかと。

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