高校の友達が室蘭に帰ってくるということで、久々に会って飲んで
まして。聞くところによると、来年の秋頃に結婚するとのこと。
式は勤務先の方であげるので、詳しいことが決まったら案内状を
出すということだったのですが。
 他にももう1人の友達も同席していたんですが、その人も来年中に
結婚するということ。うーん、なんだか取り残され感。

「つかさにも、ちゃんと『いい人』現れるよ」なんて言葉をありがたくも
かけてくださるんだけど、自分でもマズイくらい卑屈な感じに。
いつものネガティブな気持ちが心の中に充満して、話すこと全てが
後ろ向きで自虐的なものになっていく。
「大丈夫だよ、ちゃんと上手く行くようになってる」なんてことを
言われても、それが全部空々しく中身の無いことにしか聞こえて
こない。友達も飲み会の席でこんなネガティブなことばかり話す
奴を嫌いにならないものだと本気で思った。

 心理学の世界で、「I am OK(not OK). You are OK(not OK).」なんて
言葉があるけども、完全に卑屈な状態に入ってしまってる私はもう
「I am not OK. You are OK.」の考え方に支配されてしまっていた。
つまり「他の人に比べて私は無価値で意味のない存在」って考え方が
頭の中を支配してそこから動けなくなってしまっていた。

 正直、とても悔しかった。もう26にもなるのに、友達の結婚さえ
素直に祝福してあげることができないんだろう? どうして、自分が
卑屈になってしまうんだろう? そんな必要なんてないのに、誰にも
頼まれていないのに。本当に、情けなかった。人の目さえなければ
大声で泣きわめいてしまいたいくらいだった。

 いろいろ話して励ましてくれる友達の言葉はとても貴重だ。
本当に、よく見捨てないでいてくれるものだ。何も私からはプラスに
なるようなことをしてあげられないというのに。
 ただ、忠告を素直に聞くことが出来ない自分がいるのも確かだ。
せっかくかけてもらっている言葉が全て「上から言われている」
ような感じにしか受け止められなくて、素直になることが出来ずにいる。
 こんな奴が「結婚したい」なんていうのなんて、それこそ寝言に
しか過ぎないんだろう。

 楽しい飲み会だったはずなのに、私はただただ自分に落胆していた。

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