この「宮崎勤事件」があったのは、もう何年も前の話。
あの事件が起きた頃の記憶はあまり鮮明には残って
いないけども、とにかく嫌な事件だということは今も
頭に残ったままだ。
 小さい子供達を、自分の欲望のままにいたぶって殺して
しまうということには当然嫌悪感を持ったけども、さらには
公判の様子を見ているとどうも「自分がやったことじゃない」
なんて他人事のような感じでいることに、何か不快感めいた
感情が出てくる。

 最高裁での弁論では、被告が当時統合失調症だったんじゃないかと
いうことで、責任能力の有る無しが問題になっている。
 ニュースによると、被告本人は自分がどういう状況に置かれて
いるかおそらく分からないだろうという話が出てきている。
死刑判決が出たとしても、「なんで……俺がこうなっているのか
なぁ」なんて気持ちのまま死んでしまうんじゃないだろうかな。

 今日、また小学校1年生の子が事件に巻き込まれて亡くなったと
いうニュースが入った。犯人を1日も早く捕まえて、事件の原因を
探って欲しいと思う。昔も今もこれからも、こんなニュースで
心を痛められることのないように。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索