三大宗教ってのが太古から現在まで
きちんと残っている理由として、
「教典そのものの物語性」をあげる
学者がいるという。
 その中でも、聖書は旧約・新約ともに
優れた物語だという。その「物語性」と
いうのは「小説として見た時」なんて
ひねったものなので、どこまで信用できるかは
別として。

 そんなわけで、何故かうちにかなり昔からあった小説。
 旧約聖書の世界を阿刀田高さんが、かなりブラックなユーモアを
含めて分かりやすく詳し……くはないけれど、生き生きと書いてます。
私なんてのは生来根が不真面目なものだから、真っ正面に「神は〜」
なんて言われると、すぐにネタに走ってしまう恐れがあるわけで。
 そんな私でも、きちんと読めます。
 別にこれを読んだからと言って、キリスト教に改宗しなきゃ
いけないわけでは当然無くて。こんな世界もあるんだよーってことを
紹介するには絶好なんじゃないかと。

 なお、これは旧約聖書ですが、新約聖書版、そしてギリシャ神話版も
出ておりますので、そちらもどうぞ。

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