「分かった、磁石だろう」「違いますよ」＜ナポレオンズのマジック講座(3)パーティ編＞

　手品が出来る人に昔から
憧れていたものです。
　テレビだけじゃなくて、
クラスにも手品の上手い子が
いて、あんな風になりたいな
なんて思ってまして。

　宴会やパーティの時のみならず、ちょっとした時に手軽に簡単に
出来るマジックがあればいいなぁ……なんて思っている人はきっと
多いはず。「お手軽テーブルマジック」って本もたくさん出ている
けども、やっぱり映像じゃないとよく分からないという方、これを
オススメいたします。

　ナポレオンズのマジック講座。
　ナポレオンズのマジック道場という、その昔NHK教育で放送
されていた番組の中で紹介されていたマジックに新しいものを加えて
再収録したものです。
　ただ単にマジックの解説をするだけではなくて、得意のおしゃべり
を駆使して、単純なマジック解説DVDではなく、楽しめる物に
なっています。一通り見終わって笑った後に、改めてマジックを
勉強してみましょう。用意する物はトランプや紐や紙とテープなど
身の回りにあるものです。

　話は変わりますが、この「ナポレオンズのマジック道場」が放送
されていたのは僕が中学生の頃。マジックを最初に見せた時に、
ボナ植木さん（メガネの方）に対してパルト小石（小さい方）さんが
最初不思議そうな顔をした後に、ふと「分かったぞ……」と
見抜いたぞという表情をするわけです。タネを見抜いたぞ、と。
　パルト小石さんが決めセリフを言うわけです。「磁石だろう」と。
それに対し、ボナ植木さんの言葉はつれないもの。「違いますよ」。
まぁ、本当にタネが磁石だったことも一回あるのですが。

　ビデオ録っていたんだけど、なくしちゃったんだよなぁ。
　もったいないことをした。