やるんですよ、ライブ。
 中越地震で多大な被害が出ている中、
僕達に出来ることは何かないだろうか?
そんな気持ちから生まれた今回のライブ。
話が持ち上がったのは10月の末、
スタッフ専用のメーリングリストに
こんな話が持ち上がってきたのです。


「新潟地震は『生活の場が失われる』恐ろしさを痛感する出来事
でした。しかし、そこからその土地で暮らすことへの想いの強さも
感じました。少なからず、『まちづくり』という視点を持って
活動している私達に何か出来ることはないだろうか、他人事として
考えてはいけないのではないか……」と。


 このメールをきっかけに、話はどんどん広がっていきました。
何か救援物資を送れないだろうか? 送るとしてもその物資は何?
それは本当に必要なものか? 物ではなく、義援金だろうか?
義援金を捻出するにしても、方法は何か? 高槻のようなフリマを
開催するか? 来年用の予算から捻出? 何を僕らはしたらいい?
「ジャズクルーズ」のスタッフとして、何が出来る?

 最終的な結論はこのメールで決まりました。
「音楽を通じ多くの人の協力を得るのなら、復興支援コンサートを
開催したらどうだろう?」

 これだ……と方向が定まりました。
 年一回のコンサートだけでなく、音楽を通じて他の何かに影響を
与えていきたい、町に活気をという目的に沿ったものでした。
その日からミーティングを重ね、日程・会場やアーティストの
選定、プレス発表まで本当に短期決戦で行いました。
内心、「1ヶ月でコンサートの準備なんて出来るのかよ?」と
思っていたもんですが、案外なんとかなるんですねぇ。

12月5日に室蘭のNHKで行います。詳しい情報につきましては、
室蘭ジャズクルーズの公式ホームページでどうぞ。
http://www.jazzcruise.net/

 ちなみに、このチャリティーライブ、入場無料です。

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