23日付けですが、実際には24日の
「おしゃれカンケイ」を見ていて思った
ことについて書こうかと。
 まぁ、9割方僕が勝手に思ったこと
なんですけども。あの番組に出たのは
果たして何のためだったのかなぁ、と。

 なんか、延々と手の届かない自慢話ばかりされてしまったような
気がします。こういうのはただ単純に「持てない者のヒガみ」
なのかもしれませんけども、どうもムカっ腹がたったなぁ、と。

 もしかして、あれは「頑張れば私のようにいい物を食べて、
美人秘書も付けられて、球団だって買うことが出来るよ」っていう
新しいイメージを提示するためのものだったのかもしれないし。
昔言われていた「いい大学を出て、いい会社に勤める」という
日本的サクセスストーリーに代わる象徴として、あの堀江社長が
出ているのかもしれないとか思いまして。

 ただね、テレビや雑誌とかで時々紹介される21世紀型の
モーレツ社員や新世代社長とかというのはどうも皆さん無邪気で
いらっしゃると思うんです。自分自身に後ろめたい気持ちが
全く無くて、敗者や弱者には絶対自分はならない……それは
意気込みの問題ではなくて、自分もそうなり得る存在であるという
ことを考えていないという感じの。
 だから、そういう立場の人に対してどこまでも冷たくいられる
というような。

 確か、こんなことは香山リカさんの「プチ・ナショナリズム
症候群」にも書いてありました。
 そんな疑念があるうちは堀江社長が典型的な真の「日本の社長」
と浸透していくのは難しいんじゃないだろうかなぁ、と余計な
ことばかり考えてしまっています。「妙に鼻息が荒くて」
「その癖、自分の存在がクールだと思っている」人物は好きに
なれない。僕の心が狭いせいなんだろうけども。

 それとも、こんな流れに乗り切れない僕自身がとても「遅れた」
人間なんで、疑念を抱いているだけなのかもしれませんけども。

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