ライトン―明るいライトン生活
2004年6月22日 読書
「ライトン」という動物は、生き物でもあり、電化製品でも
あるという不思議な設定のもとにイメージを膨らませました。
それは幼い頃から、壁の隅っこにある「コンセント」が
ぶたの鼻みたいに見える……と思い続けているところから
始まっています。
「あとがき」より引用
ライトンは、イラストレーターのサトウマユさんの生み出した
ブタのキャラクターです。イノシシからブタへと進化した
「トン類」が歴史を刻んでいる世界を舞台に様々なブタ達が
生活しているわけです。
しかしまぁ、この世界、何から何までブタだらけです。
「ライト(電球)」→「ライトン」に始まり、「キューピット」
→「キューピットン」、「トランペットン」「アルトンサックス」
「タイプライトン」「ペットンボトル」など、これはほんの一部。
世界にも飛び出します。例えばこんなもの。
中国からは「キントン雲」「トン安門広場」「毛沢トン」など、
ドイツからは「モーツァルトン」「レントンゲン」「フェルナン
トン・ポルシェ」など。
フランスからは「ブーランルージュ」「トンヌ・ダルク」
「ナポレオン・ポナパルトン」。
アメリカは「ベイブールース」「ジョージワシントン」「エリック・
クラプトン」などなど、本当もうやりたい放題です。
でも、ここまで徹底するとなんか笑えてくるのは不思議。
絵がほのぼのしてるからなのかもしれないんですけどね。
コメント