ブッタとシッタカブッタ3 / 小泉吉宏
2004年3月19日 読書
いわゆる「こころ系」な本を読むようになったのはいつ頃から
なのかははっきりしない。多分、就職活動をやっていた頃からの
ことなんだろうけども。その当時の日記には、あまり読んだ本の
内容について書いてはいなかったみたいだけど。
高校生や大学生の頃はあまり本自体読んでいなかったし。
ましてや「こころ系」というか、「心の運転マニュアル」的な
ジャンルの本は自分には必要ないような気がしていたのも事実。
それでもって、以前の日記に書いた「ブッタとシッタカブッタ」
シリーズの本でございます。近くのゲオで100円で買って参り
ました。(安く買えるのはいいことなんだけど、なんだかね)
この本はいわゆる「生き方」というよりは、「ものの見方」を
解説しています。生きていくと見逃してしまいそうな当たり前の
ことについて、ゆっくりじっくり考えてみようじゃないかという
ものでございます。
この本の冒頭にはこんな言葉が書かれています。
つまるところ、この本は「そのまんまでいいよ」という
メッセージで綴られています。「そのまんまでいいよ」とは
よく口にする言葉ではありながら、自分の中に根付かせるには
なかなか難しいものです。「自分らしく」なんて言葉も、
同じように口にはするものの「自分らしく」生きている人なんて
果たしてどれだけいるんだろうかとも。第一、「自分らしく」の
その自分すらあやふやな感じなら、とてもじゃないけど「らしく」
生きるのなんて不可能じゃないかなって思うわけです。
その「自分らしく」=「そのまんま」ってことだと僕は
この本を読んでなんとなく考えていました。ただ、「そのまんま」
で生きることを自分自身でどれだけ難しくしていることか。
先入観を持たず、何らかの評価をして一面的に見るだけでなく
本当に「そのまんま」を見ることってのは意外と難しい。
それは飾らない「そのまんまの自分」を見つめるのが恐いから
なのかもしれない、と。
ぜひ一度読んでみて下さいませ。おすすめです。
「言葉を上手く使っても、そのものを表現することは出来ない」
と、いうことなので。
なのかははっきりしない。多分、就職活動をやっていた頃からの
ことなんだろうけども。その当時の日記には、あまり読んだ本の
内容について書いてはいなかったみたいだけど。
高校生や大学生の頃はあまり本自体読んでいなかったし。
ましてや「こころ系」というか、「心の運転マニュアル」的な
ジャンルの本は自分には必要ないような気がしていたのも事実。
それでもって、以前の日記に書いた「ブッタとシッタカブッタ」
シリーズの本でございます。近くのゲオで100円で買って参り
ました。(安く買えるのはいいことなんだけど、なんだかね)
この本はいわゆる「生き方」というよりは、「ものの見方」を
解説しています。生きていくと見逃してしまいそうな当たり前の
ことについて、ゆっくりじっくり考えてみようじゃないかという
ものでございます。
この本の冒頭にはこんな言葉が書かれています。
「そのまんまでいいよ」
これが理解できたなら
この本は読まなくてもOKだよ
つまるところ、この本は「そのまんまでいいよ」という
メッセージで綴られています。「そのまんまでいいよ」とは
よく口にする言葉ではありながら、自分の中に根付かせるには
なかなか難しいものです。「自分らしく」なんて言葉も、
同じように口にはするものの「自分らしく」生きている人なんて
果たしてどれだけいるんだろうかとも。第一、「自分らしく」の
その自分すらあやふやな感じなら、とてもじゃないけど「らしく」
生きるのなんて不可能じゃないかなって思うわけです。
その「自分らしく」=「そのまんま」ってことだと僕は
この本を読んでなんとなく考えていました。ただ、「そのまんま」
で生きることを自分自身でどれだけ難しくしていることか。
先入観を持たず、何らかの評価をして一面的に見るだけでなく
本当に「そのまんま」を見ることってのは意外と難しい。
それは飾らない「そのまんまの自分」を見つめるのが恐いから
なのかもしれない、と。
言葉では語れない、まるごとのなぁんでもない自分がいる。
よく「本当の自分」という言い方をするけど、ある面が本当の
自分でいつもの自分はウソの自分なんだろうか?
幸福と不幸が別々ではなくて対で生まれるように、本当の自分を
作るとウソの自分が出来上がる。本当とかウソとか気にしないと
まるごと「ただの自分」がここにいることに気付く。
ぜひ一度読んでみて下さいませ。おすすめです。
「言葉を上手く使っても、そのものを表現することは出来ない」
と、いうことなので。
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