ここ数日、風邪ひいて倒れてました。
 なんだか風邪ひくたびに高熱出してるので、もうヘロヘロです。
 診察していただいた先生の話によると、「風邪気味の症状→
扁桃腺腫れる→高熱&喉が痛い」
という風に体が癖になって
しまっているそうなので、完治したかったら扁桃腺を取るしかない
そうなのですが、扁桃腺を取ったら何か影響はあるんでしょうか。
おそらく体の中で必要な器官としてあるわけですから、切除して
しまうとなんか不都合がないかなぁとも思うわけで。

 それはさておき。お話しさせていただきます。
 韓国で先日、大統領の弾劾を求める決議案が採択されました。
これは韓国政治史上初めてのことで、今までも制度としては
あったものの一度も実行に移されたことがなかったので、現場と
しても現実にどういう制度運用がなされるか分からずに混乱
しているそうです。
 現在の所、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は職務停止という
取扱いになっていて、後に下される憲法裁判所での判断によって
正式に大統領を罷免されるかどうかという状態になっています。
 今回のこの政変劇、仕掛けたのは議会の2野党でした。
議会では野党の方が議席数が多かったため、今回の弾劾案も
いわゆる「数の論理」で押し切った形で成立させています。
弾劾の理由としては、「大統領には数々の疑惑がある」とか
「本来中立であるべき大統領が、与党に荷担しすぎている」
などをあげています。

 ただ、世論としては弾劾を仕掛けた野党に対し反発を強めて
いるそうです。「野党のクーデターだ」とか「選挙狙いのためだ」
と声をあげて、デモ行進を行う騒ぎにまでなっています。
 野党としては「こんなはずでは!?」っていうのが本音なの
でしょう。コメントでも困惑しているのが見えてきています。
まぁ、それなりに根拠や思惑もなしにここまでの大事をやって
のけるようなことはしないでしょうけど、それにしても予想外の
反応が出ていろいろ混乱しているのでしょう。事態の収拾に
時間がかかりそうです。

 このニュースの中で、与党側は大統領を守るため(?)に
国会内の議長席を占拠して議事の進行を停止させました。
それで、実際にはそれら占拠していた議員を強制排除する形で
決議案を成立させたわけですけども、成立後に与党の議員が
号泣しながらこう言っていたんです。
「残念です。私達は大統領を守ることが出来ませんでした。
国民の皆さん、今度はあなた達が大統領を守って下さい!」
と。

 いや、泣くことなのかなーと。
 内容は分かるんですども、泣くほど悔しいのか、この人達、と。
普通は泣くことによって真実味が増すのかもしれませんけど、
こと政治の世界になると冷めてしまうこの気分は何かな、と。
自分でもよく分かりませんが。

 逆に、日本でこういう事件が起きたら世間はどう反応するのか
気になります。まさか、小泉首相が罷免させられると、こんな風に
「よくやった! 感動した!」というわけじゃ……ないよね。

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