「機械が支配する未来」その日常とは。
2003年8月2日 ふと、ターミネーター3を観ながら考えてました。
過去のSF小説からずっと語り継がれ、現代の小説、または
ノンフィクションの書棚にもなぜか並びつつあるそんなテーマ。
「機械が地球を支配する」という未来像。
人類が幸せになるために作られたはずの機械達が、
ある日自分の親である人類に反旗を翻す。自分達機械が、
この地球の「支配者」である人間を全て滅ぼしてしまおうと。
人類にしてみれば「飼い犬に手を噛まれる」どころの
騒ぎじゃなくて、それこそ大混乱。自ら生み出したものが、
どれもこれも人間に刃向かってくるというのだから。
文献を調べてみたわけではないですから、この「機械が
人間に反乱を起こす」というモチーフが果たしてどこに
起源があるのかは分かりません。でも、なんとなく
この構図にはキリスト教的な要素があるようなそんな感じがします。
この辺は解釈が分かれますけど、キリスト教における神様は
多くの天使達を生み出しました。その天使達は神様の行いを
いろいろな面で手伝ってきていましたが、ある日その天使達が
何かのきっかけで反乱を起こす。かなり乱暴なこじつけですけど、
「機械達の反乱」というモチーフの底にはそんなイメージが
あるんじゃないのかなぁとか思っていたりします。
映画「ターミネーター」の未来世界(核戦争後)は、
機械が人間達を支配し、日々強大な兵力で核戦争を生き残った
人類の残党達と戦い続けています。目的はもちろん、
「『敵』(人類)の殺戮による地球の支配」。人類も
抵抗軍を組織し、強大な兵器達に対し戦いを挑んでいきます。
で、ここでターミネーター3を観ながら一つの疑問が
浮かんできたわけです。
「仮に、機械兵器達が人類を全滅させて、地球を完全支配
してしまったら、その後は一体どういう世界になるのだろう」と。
人類だけでなく、全ての動植物も全滅させ、地球上には
それこそ「ロボット」しか存在しないという世界はどういうものか。
もちろん、機械……というか兵器達は「敵を倒すため」に
生み出されたものです。それ以外の存在理由はありません。
(一部の人は観賞用などと酔狂なことを言うんでしょうけど)
あまりに妙な想像ですけど、人類がいなくなった地球上で、
以前人類達がそうしたように村を形成して暮らし、狩りをしたりの
生産活動を始めるんじゃなかろうかと。そして、徐々に
ロボット達の間に「力の差、貧富の差」というのが生まれだし、
ロボット達の中で上下関係が生まれ、ロボット相互での
戦いが始まったりして。「ロボット王」みたいなものが
出てくるのかな。で、また時代は流れて……という感じの。
機械というか、ロボットや兵器達の支配する未来世界の
さらにその後というのはどんな日常なんでしょう。
「人類を駆逐する」という目的を果たしてしまったその後は。
そのまま機能停止して、眠りにつく……というのでは
ちょっと芸がなさ過ぎるような気がしますしね。
過去のSF小説からずっと語り継がれ、現代の小説、または
ノンフィクションの書棚にもなぜか並びつつあるそんなテーマ。
「機械が地球を支配する」という未来像。
人類が幸せになるために作られたはずの機械達が、
ある日自分の親である人類に反旗を翻す。自分達機械が、
この地球の「支配者」である人間を全て滅ぼしてしまおうと。
人類にしてみれば「飼い犬に手を噛まれる」どころの
騒ぎじゃなくて、それこそ大混乱。自ら生み出したものが、
どれもこれも人間に刃向かってくるというのだから。
文献を調べてみたわけではないですから、この「機械が
人間に反乱を起こす」というモチーフが果たしてどこに
起源があるのかは分かりません。でも、なんとなく
この構図にはキリスト教的な要素があるようなそんな感じがします。
この辺は解釈が分かれますけど、キリスト教における神様は
多くの天使達を生み出しました。その天使達は神様の行いを
いろいろな面で手伝ってきていましたが、ある日その天使達が
何かのきっかけで反乱を起こす。かなり乱暴なこじつけですけど、
「機械達の反乱」というモチーフの底にはそんなイメージが
あるんじゃないのかなぁとか思っていたりします。
映画「ターミネーター」の未来世界(核戦争後)は、
機械が人間達を支配し、日々強大な兵力で核戦争を生き残った
人類の残党達と戦い続けています。目的はもちろん、
「『敵』(人類)の殺戮による地球の支配」。人類も
抵抗軍を組織し、強大な兵器達に対し戦いを挑んでいきます。
で、ここでターミネーター3を観ながら一つの疑問が
浮かんできたわけです。
「仮に、機械兵器達が人類を全滅させて、地球を完全支配
してしまったら、その後は一体どういう世界になるのだろう」と。
人類だけでなく、全ての動植物も全滅させ、地球上には
それこそ「ロボット」しか存在しないという世界はどういうものか。
もちろん、機械……というか兵器達は「敵を倒すため」に
生み出されたものです。それ以外の存在理由はありません。
(一部の人は観賞用などと酔狂なことを言うんでしょうけど)
あまりに妙な想像ですけど、人類がいなくなった地球上で、
以前人類達がそうしたように村を形成して暮らし、狩りをしたりの
生産活動を始めるんじゃなかろうかと。そして、徐々に
ロボット達の間に「力の差、貧富の差」というのが生まれだし、
ロボット達の中で上下関係が生まれ、ロボット相互での
戦いが始まったりして。「ロボット王」みたいなものが
出てくるのかな。で、また時代は流れて……という感じの。
機械というか、ロボットや兵器達の支配する未来世界の
さらにその後というのはどんな日常なんでしょう。
「人類を駆逐する」という目的を果たしてしまったその後は。
そのまま機能停止して、眠りにつく……というのでは
ちょっと芸がなさ過ぎるような気がしますしね。
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