水ヲ下サイ
2003年2月5日 ちょっと仕事の関係で読んだ本にその題名が書いてありました。
最初ちょっと分からなかったんですけども、後でなんとなく
思い出しました。
何かというと、中学の教科書に載っていた原民喜さんの
「原爆小景」の中にあった詩の一編です。原爆投下直後の
広島の地獄絵図を描写したものなんですが、全編カタカナで
記述してあって、いざ本の活字として読むとかなりのインパクトがあります。
カタカナで書いたのは、その被爆者達の死の呻きや叫びを
表現したいとかなんとかそういう形でした。
中学生だった僕は、かなり教科書を読みながら恐いなぁと
思っていました。今でもこの作品を中学生が知っているのか
どうかは分かりませんけども。教科書を見て「恐い」と
思った作品はおそらくあれが最初で最後だったような気がします。
授業の時にその朗読のCDを先生がかけたんですが、
なんだか合唱してるんだろうけど、なんだかオーオー言ってるだけで
さっぱりその後の文面が出てこないという「?」なもので、
ただの朗読じゃなさそうだけど、だからといってなんだか
よく分からないと先生も生徒も「?」と首を傾げていたという
妙な過去があるわけなんですが。
その後月日は流れて、つい1週間前ほどのこと。
あの時聞いた「水ヲ下サイ」の朗読はやはり合唱曲だったんだと
分かりました。林光さんという方の作曲で「混声合唱のための
『原爆小景』」という中の一つなんだそうです。しかも、
これがまた合唱コンクールなどでは結構メジャーな曲らしくて
いろいろな所で歌われているそうです。さらに無伴奏という
ことらしいのですが、もう10年も前に1回聞いただけの
CDを「どんな伴奏だった」って思い起こす方が無理ってなもんです。
うーん、合唱コンクールで「水ヲ下サイ」。
一応、中学の時うちのクラスはかなり上位の成績を取ってて
市内学校の合唱コンクールにも出たことあったけど、
さすがにそれを歌っているところはなかったなぁ。さすがに
生で聴こうって気にはなかなかならないんだけど。歌う人は
どんな気持ちで歌うんだろうか。
最初ちょっと分からなかったんですけども、後でなんとなく
思い出しました。
何かというと、中学の教科書に載っていた原民喜さんの
「原爆小景」の中にあった詩の一編です。原爆投下直後の
広島の地獄絵図を描写したものなんですが、全編カタカナで
記述してあって、いざ本の活字として読むとかなりのインパクトがあります。
カタカナで書いたのは、その被爆者達の死の呻きや叫びを
表現したいとかなんとかそういう形でした。
中学生だった僕は、かなり教科書を読みながら恐いなぁと
思っていました。今でもこの作品を中学生が知っているのか
どうかは分かりませんけども。教科書を見て「恐い」と
思った作品はおそらくあれが最初で最後だったような気がします。
授業の時にその朗読のCDを先生がかけたんですが、
なんだか合唱してるんだろうけど、なんだかオーオー言ってるだけで
さっぱりその後の文面が出てこないという「?」なもので、
ただの朗読じゃなさそうだけど、だからといってなんだか
よく分からないと先生も生徒も「?」と首を傾げていたという
妙な過去があるわけなんですが。
その後月日は流れて、つい1週間前ほどのこと。
あの時聞いた「水ヲ下サイ」の朗読はやはり合唱曲だったんだと
分かりました。林光さんという方の作曲で「混声合唱のための
『原爆小景』」という中の一つなんだそうです。しかも、
これがまた合唱コンクールなどでは結構メジャーな曲らしくて
いろいろな所で歌われているそうです。さらに無伴奏という
ことらしいのですが、もう10年も前に1回聞いただけの
CDを「どんな伴奏だった」って思い起こす方が無理ってなもんです。
うーん、合唱コンクールで「水ヲ下サイ」。
一応、中学の時うちのクラスはかなり上位の成績を取ってて
市内学校の合唱コンクールにも出たことあったけど、
さすがにそれを歌っているところはなかったなぁ。さすがに
生で聴こうって気にはなかなかならないんだけど。歌う人は
どんな気持ちで歌うんだろうか。
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