お昼

2003年1月30日
 うちの課は人間関係としてはそう悪くなく、いたって
普通に仕事をこなしているんですが、仕事中以外で全く
口をきかなくなる重苦しい時間があります。

 それはお昼休み、本来なら楽しい昼食の時間なんですが、
お弁当を食べる20分程度、誰も何も話さない非常に
重苦しい時間帯があるわけなんです。事務所の照明は省エネのため
消してありますから薄暗く、みんな下を向いて黙々と
お弁当を食べているそんな状態なのです。
 課の人は一部を除いて、ほとんどがお弁当派なので
ちゃんと自席で食べている訳なんですけども、それでも
誰も何も話さない。別に仕事中でもないんだから、こういう時ぐらい
何か話したっていいじゃない……という気持ちになるんですが、
課長以下みんなダンマリを決め込んでしまっております。
まるで「無駄口は厳罰だ」という無言(それこそ無言!)の
圧力がかかってるようです。
 これじゃ、みんないるのに一人で食べているような気分に
なってしまって、気分的に辛くなってしまいます。

 そんなわけで、たまに「昼飯企画」などと称して職場の
先輩や同期の人を誘って一緒にお昼を食べに行きましょうと
いうことをやっております。別に「ランチメイト症候群」という
わけでもないんですけど、やっぱり一人で食べているということは
不安なんですよ。それに少しぐらい話もしたいし。
 ただ、今日食べに行ったメンバーで話した内容が以下の3つというのは
どういったもんなんでしょうなぁ。

 1:部屋に貼ってあるポスター、「アイドル」と「若貴」は
どちらの方が「危険」か?

 2:車の話題。

 3:日記(僕のこの日記です)について

 ……どうなんでしょうねぇ。
 最初の2つはいいとしても、最後の一つは。先輩曰く、
「企画者なんだからいいんじゃない?」とのことだったんですが、
そうだとしても、みんなの貴重なお昼ご飯の話題が僕の日記だと
いうのもあまりに寂しくないかいっていうわけなんですけども。
まぁ、周りが黙ってると、何か話をしなきゃいけないなぁという
変な切迫感がありまして、手っ取り早い自分の話題を提供してしまう
割には、話終えてから「なんか、自分のことばっかり
話していたなぁ」と自己嫌悪になってしまうという非常に
ひねくれた性格の持ち主なものでありまして。

 それでも、こうやって「お昼どうですか?」と声をかけても
嫌な顔一つせず(実は嫌だったらゴメンナサイ)に応じてくれる
人達は貴重だなぁと思ったりしています。いや、本当に。
(ただ、「お昼どうですか?」って声かける時、断られるのが
なんとなく恐いんですよね。それぞれの都合があるから、
断る時があるのは当然なのに。なんでまたこんな難儀な
性格してるんだかよく分からないんですが)

 これからも、何か頃合いを見て企画しようかとは思ってますけども。
やっぱねぇ、一人で食事しても美味しくないんだわな。

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