猫。2月22日は「ニャンニャンニャン」で猫の日なんだそうです。
言われてみれば聞いたまんまで何のひねりもない記念日では
ありますけども、最初に思いついた人は「これだ!」と
思ったんでしょうね。
 なんでまた、ここで猫の話題かというと、僕のとある
格好が「猫」という文字に関係してるわけでありまして。

 日本語の世界の中では割と「猫」というのはあまりよくない
印象でとられているみたいです。「猫の額」「猫かぶり」
「猫に小判」「猫に鰹節」「猫ばば」「猫耳」「猫だまし」
実にいろいろあるものの、あまりいいものじゃありません。
言葉の語源になった猫に別に罪はないんでしょうけど、
だとしてもあまりいい気はしないんでしょう。
 ペットとしてなら、犬と同じくらい、人によっては
恋人や家族よりも溺愛してしまう猫なんですが、いざ日本語の
世界になると途端に形勢が悪化してしまうんです。なんて不公平な。
 そういうマイナスイメージの強い「猫」のつく言葉なんですが、
実際に映像として見ることはなかなか出来ません。あるとしても、
せいぜい「大相撲名場面集」とかの妙な番組で舞の海が
猫だましをやってるシーンぐらいなもんでしょう。

 そんな中、ダントツで見る機会が多いのは「猫背」でしょう。
仕事場にせよ、サークルにせよ、学校にせよ、必ずどこかに
猫背の方はいるはず。僕もそんな猫背の一人であります。
仕事で机に向かっている時も、外勤する時も、遊びに行く時も、
ドラム叩いてる時も常に猫背であります。高校の時は弓道部で
いつも「背筋をちゃんと伸ばせ!」なんて言われていたんですけども、
大学4年間ですっかり元通りになってしまいました。
 しかし、猫背というのはどうも健康的に見えません。
仕事してる時に後ろから「水瀬君、元気かい?」って声を
かけられて「元気ですよー」と本気で返事をしても、
その背中が猫背なら効果も今ひとつ。「不健康ぐーたら青年」の
烙印を押されてしまうわけでありまして、これじゃいかんと思うわけ。
 とはいうものの、すっかり猫背になってしまった自分を
どうやって元の背筋をピンと伸ばした凛々しい姿に変えるものか。
尊敬する太田さんやタモリが猫背だからといって、そんな所まで
マネしなきゃいけない義理はどこにもないわけで。

 それじゃとりあえず明日からでも背筋をピンと伸ばして
みようかと考えていたりします。でも、聞くところによると、
「水瀬君は、マイクを手に取ると背筋が伸びるねぇ」などと
いう説もあったりするので、実際の所一日のうちどれだけ
猫背の状態でいるのかは正確には把握してないところです。
……探偵にでも探ってもらったら、とんでもないレポートが来そうだ。

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