風が一日中吹きまくり、時折小雪がちらつく中、行ってきましたよ。
職場から歩いて4〜5分の所に、市立の図書館があるんですが
昼休みに時間が出来るとよく本を読みに行っています。
 大学の時はそれほど図書館に行くことはなかったので、
今から考えると勿体ないことをしたなとは思っているのですが。
今は無性に本を読みたい衝動に駆られるときがあって、
何かと図書館を利用する、そういうわけなんです。
 本屋で本を買う機会も、学生の時に比べると結構多く
なってはきているんですが、それでも、欲しい本を次々買っていくとなると
当然財布は空っぽになってしまうので、その辺は図書館を
十分に利用させていただこうじゃないか、ということで。
 さらに言えば、図書館に行くもう一つの目的は、単純に
「普段読めないようなジャンル」の本が読めるからということも
あるわけでありまして。本屋に売ってるのはせいぜい新書で、
目新しいジャンルに触れることはあっても、手に取るような
ところまではなかなか行かないんですよね。仮に手に取ったとしても、
また次の「財布からお金を出して買う」という所にまでは
なかなかいかないものでありまして。
(ただ、一旦タガが外れると衝動買いみたいなことしてしまうんだわな)

 で、今回借りてきた本はこの2冊。
・C.W.ニミッツ、E.B.ポッター共著「ニミッツの太平洋海戦史」(恒文社)
・藤原帰一「デモクラシーの帝国」(岩波新書)

 てっきりうちの市の図書館は2冊しか借りられないかと
思っていたら、今日初めて「5冊まで大丈夫」ということに
気が付いた。なんだかアホみたいだな。でも、5冊借りても、
おそらくは全部読み切らないうちに返却期限(2週間)を
迎えてしまうんだろうけどね。しかし、2冊って何を見て
そう思ったんだか。

 前者は前に児島襄「太平洋戦争」を読んだ時、文中によく
名前と著書が出てきていたので、前々から気になっていたんです。
んで、今日図書館で偶然見つけたので借りてみました。
500ページ近い重い本なので読むにも結構時間がかかりそうです。
以前、ここで書いた「戦争広告代理店」も1ヶ月以上かかってますし。
(あれはまぁ、単純に読む時間が無かったのもあるんだけど)
 最初、表紙の写真を見てふと思ったのは「西洋法制史の
先生に似てるなぁ」っていう至極どうでもいい感想だったんだけど。

 後者については、新聞の書評欄(読売だったと思う)で
紹介されていて、本の名前は知ってたんです。例の9.11以来の
アメリカの変貌について書いた本は山のようにありまして、
半ば食傷気味なくらいな感じがしていたんですけども、
ここで改めて読んでみるのも面白いかなとか思って。
(しかし、なんでうちの市の図書館の新書は岩波ばかりなんだろう。
中公とか文春とか筑摩とか面白いのいっぱいあるのになぁ)

 とりあえずはまぁ、この2冊を読んでます。
 またひょっとしたら、ここでその内容に触れるかもです。

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