うちの課には管轄の施設がいくつかあって、そこと
毎日書類をやりとりしています。それこそ、結構な量に
なるわけなんですが、その中の一つにハローワークから来る
「週刊求人情報」なるものがあります。よく、駅やバスターミナルや
区役所のパンフレットスタンドに置いてあるあれです。

 長引く不況で職探しもなかなか楽ではありません。
新卒の学生だって、昔のように内定をいくつも取れるどころか
なんとか一つ確保するので精一杯。ましてやリストラの
対象にされてしまった中高年の方々の苦労は推して知るべしです。
ちょうど、仕事の関係で一度ハローワークに行ったことが
あるんですが、その時も物凄い混みようでした。あぁ、本当に
切羽詰まってるんだなと肌にひしひしと感じました。

 そんなハローワークを通して募集をかけている職種もまた
実に様々です。営業職から技師、警備員、運転手、オペレーターに
鉄筋加工工、准看護師に保育士と本当に幅広いです。
その中から自分に合った職業を見つけて、応募して職に
就いていくわけです。
 ただ、その中で今日はちょっと見慣れない物を見つけたんです、
いつものように「事務補助」「保育士」「警備員」「運転手」……と
並んでる中にふと「巫女」。
「え、巫女さん!?」
 最初は何かの冗談かと思っていたんですけども、よくよく
書類を見るとちゃんと「宗教法人○○」って連絡先も
きっちり書いてある。しかもそこは地元で一番大きい神社。
僕も初詣や祈願云々で行くあの神社です。
 巫女さん、しかもバイトでなくて正社員(そんな言い方
するのかどうか分からないけど)です。パートでなくて、
ちゃんと一般求人の方に書いてありましたから。いや、
パートならパートで何か妙な感じはするもんですけど。

 で、その情報によると、巫女さんの待遇というのは
賃金月額15万円で、就業時間は朝8時半から夕方5時まで。
求人数は1名で、年齢が19歳から22歳ということで非常に限定的。
 どうでしょう、後は詳細は面接にてと書いてあります。
果たしてどんな人材が集まってくるのでしょうか。まさか
「私は神下ろしが出来ます!」とか「悪霊払いが出来ます!」とか
そんな人ばかり集まってくるわけじゃないでしょうな。
 求人票見て、「あ、私、巫女さんに向いてるかも」って
考える人ってのはどういう人なんだろうかちょっと興味あるところでは
ありますけど、別にハローワークの職員ではない僕はその後を
知る術はありません。

 とまぁ、とりあえず今日はここまで。
 その他、今日は勤務中に死ぬほど歯が痛くなったこととか
ありましたが、ネタとしてこっちの方が書きやすかったので
こっちでした。でも、歯は未だに痛いです。なんでも、
親知らずの根本が完璧にやられているんだとか。

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