子は大人の鏡?
2002年9月3日 こんにちは、水瀬です。お元気でしたか?
どういうわけか9月に入ってから急速に暑くなってます。
一体何の冗談だって気もしますけど、事実として暑くなって
しまっているんですからこれ致し方なく。先月で「軽装」の
期間が終わったんですが、こうやって暑くなるのなら、
お彼岸あけ位まではそのままにしておいてもよかったんじゃ
ないだろうかと思ったりするんですが、果たしてどんなもんでしょうか。
まぁ、グチ言っても始まらないので。この辺でさっさと本題へ。
それでは、今日の水瀬日誌ですー。
以前話に上っていた「家庭教育講座」の後期講座が始まりました。
前に書いていたのは前期講座。一応、前期後期という
分け方をしていますけども、講師の先生も会場も参加者も
全部違うという代物です。まぁ、うちの職場が事業として
行うという時の便宜的なものなんでしょう。
今日はその「家庭教育講座」の第2回。実を言うと、
第1回は僕の旅行中にやってしまっていたのでした。
(いいのかなぁ、自分も出てる事業だったんだけど。
「直接の担当じゃないからいいよ」とは言っていたけど)
会場は偶然にも実家のすぐ近く。開始時間が午前10時から
だったので、どうせだったら直接朝現地集合ってやって
くれた方がずっと楽だったんだけど、さすがにそんなわけにはいかず。
基本的に僕の仕事は会場設営&子供の相手&カメラマン
(記録写真用なんですなー)というものです。そんなわけで、
会場に着いたらすぐに会場設営開始。とはいうものの、
今回の会場は児童館なのでさして大きなものとかはあるわけではなし。
ちょちょっと移動を済ませると、あとはしばらくまったりと
過ごしておりました。
そして講座が始まり、お母さん方と子供、そして講師の先生が
仲良くリズム体操やお遊戯をしています。僕はカメラを
構えて講座の様子を撮影していたんですが、ふと見ると
ファインダーの隅になんだか寂しそうにしている子供の姿が。
あんまり気にしていたら写真が撮れないので、出来るだけ
気にしないようにしていたんですが、どうしても視界の片隅に
入ってしまいます。
「おーい、どうしたの? みんなと一緒に遊ばないの?」
と、声をかけてみたものの、下を向いてふるふると
首を横に振るだけ。人見知りしているせいか、どうにも
反応が薄い。それではお母さんはどうしているか……と
いうと、これまた困り顔はしながらも子供の側には寄ってこない。
うーん、なんだかなぁとか最初は思っていたんですが、
さすがにずっと構っている訳にもいかず、引っかかりを
覚えながらも仕事に戻りました。
また、体操の中には体操マットの上ででんぐり返りして、
その後ジャンプしてタンバリンを叩くというものがありました。
それも子供達は楽しそうにやっていたんですが、またとある
子供は「出来ないぃー!」って言ってお母さんに泣きついて
すねてしまっている状態。それが周りの子供にも変に
伝播してしまって一時、児童館は子供の泣き叫ぶ声で
騒然としていました。別に何があったってわけでもないんですが。
ただ、その様子を見ながら僕はただ単純な「うるさいなぁ」って
思いだけじゃなくて、さっきと同じような引っかかりを
覚えていました。それが何か分かるまではもう少しかかるのですが。
講座の前半が終了し、後半は講師の先生が別室でお母さん方を
相手に講義を行うので子供達は残って僕らと託児の方とで
面倒を見ることに。ただ、前期の時とは違って、今回の
子供達はとにかく泣いて叫んで暴れ回って。粘土は段ボールを
引いた所でしか使ってはいけなくて、お母さん達のいる
別室には持っていけないのですが、それをそれとなく
注意したら途端に大泣き。まぁ、これはまだ子供も叱られたと
いうことで驚いて泣いているんでしょうから、理由が分かるんですが、
何もなくても「やだー!」って言って泣き叫ぶっていうのは
果たして一体どういう理由なんでしょう。何を聞いても、
おもちゃとかで気を引こうとしてもひたすら「やだー!」の一本槍。
一体何がなんなんだか。お母さん方も、これが毎日毎晩だったら
さすがにノイローゼになるわなぁって感じだったんですが。
講座が終わって、掃除をしていた時にようやくさっきの
引っかかりが何かピンときました。
子供達の姿の中にどうも自分の姿を見ていたような
感じがしたからなんです。遊びの輪に入れずにいじけている姿、
みんなが楽しそうになっているのに「出来ないよ!」って
一人で機嫌悪くなっていたり。さすがに理由も分からずに
「やだー!」って泣き叫ぶことは無いにせよ、理由もなく
気分がダウンすることは結構あるし。シャッターを切るたびに
なんだか自分自身の嫌な部分も同時にフィルムに収めて
いるような気がして、どうにもこうにも落ち着かない
そんな第2回の家庭教育講座でした。また、こんな風に
思いながら仕事をするのかなぁ。複雑。
どういうわけか9月に入ってから急速に暑くなってます。
一体何の冗談だって気もしますけど、事実として暑くなって
しまっているんですからこれ致し方なく。先月で「軽装」の
期間が終わったんですが、こうやって暑くなるのなら、
お彼岸あけ位まではそのままにしておいてもよかったんじゃ
ないだろうかと思ったりするんですが、果たしてどんなもんでしょうか。
まぁ、グチ言っても始まらないので。この辺でさっさと本題へ。
それでは、今日の水瀬日誌ですー。
以前話に上っていた「家庭教育講座」の後期講座が始まりました。
前に書いていたのは前期講座。一応、前期後期という
分け方をしていますけども、講師の先生も会場も参加者も
全部違うという代物です。まぁ、うちの職場が事業として
行うという時の便宜的なものなんでしょう。
今日はその「家庭教育講座」の第2回。実を言うと、
第1回は僕の旅行中にやってしまっていたのでした。
(いいのかなぁ、自分も出てる事業だったんだけど。
「直接の担当じゃないからいいよ」とは言っていたけど)
会場は偶然にも実家のすぐ近く。開始時間が午前10時から
だったので、どうせだったら直接朝現地集合ってやって
くれた方がずっと楽だったんだけど、さすがにそんなわけにはいかず。
基本的に僕の仕事は会場設営&子供の相手&カメラマン
(記録写真用なんですなー)というものです。そんなわけで、
会場に着いたらすぐに会場設営開始。とはいうものの、
今回の会場は児童館なのでさして大きなものとかはあるわけではなし。
ちょちょっと移動を済ませると、あとはしばらくまったりと
過ごしておりました。
そして講座が始まり、お母さん方と子供、そして講師の先生が
仲良くリズム体操やお遊戯をしています。僕はカメラを
構えて講座の様子を撮影していたんですが、ふと見ると
ファインダーの隅になんだか寂しそうにしている子供の姿が。
あんまり気にしていたら写真が撮れないので、出来るだけ
気にしないようにしていたんですが、どうしても視界の片隅に
入ってしまいます。
「おーい、どうしたの? みんなと一緒に遊ばないの?」
と、声をかけてみたものの、下を向いてふるふると
首を横に振るだけ。人見知りしているせいか、どうにも
反応が薄い。それではお母さんはどうしているか……と
いうと、これまた困り顔はしながらも子供の側には寄ってこない。
うーん、なんだかなぁとか最初は思っていたんですが、
さすがにずっと構っている訳にもいかず、引っかかりを
覚えながらも仕事に戻りました。
また、体操の中には体操マットの上ででんぐり返りして、
その後ジャンプしてタンバリンを叩くというものがありました。
それも子供達は楽しそうにやっていたんですが、またとある
子供は「出来ないぃー!」って言ってお母さんに泣きついて
すねてしまっている状態。それが周りの子供にも変に
伝播してしまって一時、児童館は子供の泣き叫ぶ声で
騒然としていました。別に何があったってわけでもないんですが。
ただ、その様子を見ながら僕はただ単純な「うるさいなぁ」って
思いだけじゃなくて、さっきと同じような引っかかりを
覚えていました。それが何か分かるまではもう少しかかるのですが。
講座の前半が終了し、後半は講師の先生が別室でお母さん方を
相手に講義を行うので子供達は残って僕らと託児の方とで
面倒を見ることに。ただ、前期の時とは違って、今回の
子供達はとにかく泣いて叫んで暴れ回って。粘土は段ボールを
引いた所でしか使ってはいけなくて、お母さん達のいる
別室には持っていけないのですが、それをそれとなく
注意したら途端に大泣き。まぁ、これはまだ子供も叱られたと
いうことで驚いて泣いているんでしょうから、理由が分かるんですが、
何もなくても「やだー!」って言って泣き叫ぶっていうのは
果たして一体どういう理由なんでしょう。何を聞いても、
おもちゃとかで気を引こうとしてもひたすら「やだー!」の一本槍。
一体何がなんなんだか。お母さん方も、これが毎日毎晩だったら
さすがにノイローゼになるわなぁって感じだったんですが。
講座が終わって、掃除をしていた時にようやくさっきの
引っかかりが何かピンときました。
子供達の姿の中にどうも自分の姿を見ていたような
感じがしたからなんです。遊びの輪に入れずにいじけている姿、
みんなが楽しそうになっているのに「出来ないよ!」って
一人で機嫌悪くなっていたり。さすがに理由も分からずに
「やだー!」って泣き叫ぶことは無いにせよ、理由もなく
気分がダウンすることは結構あるし。シャッターを切るたびに
なんだか自分自身の嫌な部分も同時にフィルムに収めて
いるような気がして、どうにもこうにも落ち着かない
そんな第2回の家庭教育講座でした。また、こんな風に
思いながら仕事をするのかなぁ。複雑。
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