「夢」って何よ?
2002年8月3日 こんばんはー、水瀬です。お元気ですか?
今日は久々にゆっくり寝てました。それこそ大学の時みたいに
一日家でのんべんだらり。ほんと久しぶりです。たまには
こういう休みの日があってもいいんじゃないかなぁ。
いろいろ神経すり減らしたりしてた時もあるし。少しだけ
休みましょ、ええ。とかなんとか言いながら、こうして
ネットに出てきて小難しいこと書くんだからたまったもんじゃ
ないんだろうけどねー。
それでは、今日の水瀬日誌です。どうぞー。
昼休み、図書館に寄ることが多くなりました。
そこでいろいろと目に付いた本を片っ端から読む生活を
ここのところ過ごしているんですが、さすがに限られた時間で
一冊の本を通して読むなんてことは無理なわけで、貸し出しを
受けるわけであります。(いつもは貸し出しする側だからなぁ。
貸すものが僕の場合違うわけだけど)
で、今回借りてきたのが「普通の子が壊れてゆく」(NHK出版)
(著者:千石 保)なんです。この方の本は前にも
「新エゴイズムの若者達」(PHP新書)という本で
知っていたんですけども、これは「新エゴイズム」よりも
前に出た本であります。千石さんの本はかなりいろいろ
出ているそうなので、大きな本屋だと結構見かけるかもしれません。
その本の中に、「今の若者は『面白い』仕事にしか
興味がない」ということが後半やたらと出てきます。
「面白いということを追求する割には、『挑戦的』も
『才能』も頭の中になく、仕事上の『創造力』も『決定権』にも
興味がない。だだっ子の幼稚園児と同じ」と書いてらっしゃる。
かなり手厳しく書いてるみたいですけども、案外的外れすぎと
言い切れないところがまたちょっとイタイ所でもあるわけで。
世代的にちょうど今の若者はやたらと「自己決定」なんて
言葉を大切にしていて、「自分のしたいことをして、何が悪いの?」って
ことをよく言うものらしい。まぁ、確かに就職活動中には
「うそポジティブ」な学生を多く見かけたような気がするけど。
なんだか「自己実現」って言葉を間違って解釈してるような
感じさえうかがえるような人達を。
そういう自己実現って言葉に弱い人達は、やたらと
無謀な挑戦をしたがるみたいなんだよね。爆弾抱えて
突撃あるのみみたいな。「それはちょっと危ないんじゃない?」って
声をかけようものなら、「お前みたいに人生守りに入ってる
やつはダメなんだよ」って言われる始末。
んー、いや、別にいいんだけども、なんでまた「守り」に
入ってることを批判されなきゃいけないのかなーって思ったり。
確かに役所の仕事は「守り」そのものなのかもしれないけど、
給料もらってる以上は体張ってがっちり仕事取り組んでるのにな。
「なんでもっと自分に正直にならないんだ」ってことも、
友人に言われたこともあるんだけど、自分に生じきって
果たしてどういうことなのかなーって思ったりして。
「自分に正直」=「何か夢に向かって行動する」ってこと
なんだって力説してくれたもんだけど、その「夢」なるものが
どうもあやふやだから追求する気になれないのが現実だったりするし。
それに、夢や理想なんてものを高く掲げても、結局の所
実現できないのならあまり意味はないんじゃないだろうかってさえ
思ってしまう。最初に目安みたいなものは付けるかもしれないけど、
少しずつ手の届く範囲から始めていくほうがひょっとして
いいんじゃないだろうか。手の届く範囲でいろいろと
やっていって、最終的に自分の周りには「自分のなし得たもの」が
ちゃんと形になって残っているっていった方がいいんじゃないだろうか。
そんなことをいろいろと思っていました。
なんかこういうこと書くから、「水瀬はつまらない人間だ」って
言われちゃうのかもしれないけどね。まぁ、しゃーないか。
今日は久々にゆっくり寝てました。それこそ大学の時みたいに
一日家でのんべんだらり。ほんと久しぶりです。たまには
こういう休みの日があってもいいんじゃないかなぁ。
いろいろ神経すり減らしたりしてた時もあるし。少しだけ
休みましょ、ええ。とかなんとか言いながら、こうして
ネットに出てきて小難しいこと書くんだからたまったもんじゃ
ないんだろうけどねー。
それでは、今日の水瀬日誌です。どうぞー。
昼休み、図書館に寄ることが多くなりました。
そこでいろいろと目に付いた本を片っ端から読む生活を
ここのところ過ごしているんですが、さすがに限られた時間で
一冊の本を通して読むなんてことは無理なわけで、貸し出しを
受けるわけであります。(いつもは貸し出しする側だからなぁ。
貸すものが僕の場合違うわけだけど)
で、今回借りてきたのが「普通の子が壊れてゆく」(NHK出版)
(著者:千石 保)なんです。この方の本は前にも
「新エゴイズムの若者達」(PHP新書)という本で
知っていたんですけども、これは「新エゴイズム」よりも
前に出た本であります。千石さんの本はかなりいろいろ
出ているそうなので、大きな本屋だと結構見かけるかもしれません。
その本の中に、「今の若者は『面白い』仕事にしか
興味がない」ということが後半やたらと出てきます。
「面白いということを追求する割には、『挑戦的』も
『才能』も頭の中になく、仕事上の『創造力』も『決定権』にも
興味がない。だだっ子の幼稚園児と同じ」と書いてらっしゃる。
かなり手厳しく書いてるみたいですけども、案外的外れすぎと
言い切れないところがまたちょっとイタイ所でもあるわけで。
世代的にちょうど今の若者はやたらと「自己決定」なんて
言葉を大切にしていて、「自分のしたいことをして、何が悪いの?」って
ことをよく言うものらしい。まぁ、確かに就職活動中には
「うそポジティブ」な学生を多く見かけたような気がするけど。
なんだか「自己実現」って言葉を間違って解釈してるような
感じさえうかがえるような人達を。
そういう自己実現って言葉に弱い人達は、やたらと
無謀な挑戦をしたがるみたいなんだよね。爆弾抱えて
突撃あるのみみたいな。「それはちょっと危ないんじゃない?」って
声をかけようものなら、「お前みたいに人生守りに入ってる
やつはダメなんだよ」って言われる始末。
んー、いや、別にいいんだけども、なんでまた「守り」に
入ってることを批判されなきゃいけないのかなーって思ったり。
確かに役所の仕事は「守り」そのものなのかもしれないけど、
給料もらってる以上は体張ってがっちり仕事取り組んでるのにな。
「なんでもっと自分に正直にならないんだ」ってことも、
友人に言われたこともあるんだけど、自分に生じきって
果たしてどういうことなのかなーって思ったりして。
「自分に正直」=「何か夢に向かって行動する」ってこと
なんだって力説してくれたもんだけど、その「夢」なるものが
どうもあやふやだから追求する気になれないのが現実だったりするし。
それに、夢や理想なんてものを高く掲げても、結局の所
実現できないのならあまり意味はないんじゃないだろうかってさえ
思ってしまう。最初に目安みたいなものは付けるかもしれないけど、
少しずつ手の届く範囲から始めていくほうがひょっとして
いいんじゃないだろうか。手の届く範囲でいろいろと
やっていって、最終的に自分の周りには「自分のなし得たもの」が
ちゃんと形になって残っているっていった方がいいんじゃないだろうか。
そんなことをいろいろと思っていました。
なんかこういうこと書くから、「水瀬はつまらない人間だ」って
言われちゃうのかもしれないけどね。まぁ、しゃーないか。
コメント