住基ネット
2002年8月1日 こんちは、書いてる日は4日の日曜日なんですが、
日にちに空きがなかったので、ここに書こうと思ってます。
今日も前ふり無しでいきましょう。なんか眠いけど。
最近、ニュースで「住民基本台帳ネットワーク」(略称:
住基ネット)のことを目にしない日はありません。それこそ、
朝の新聞から、夜中のニュースに至るまで一日中この話題です。
話題に上るっていうのは、やっぱりそれだけの関心事だから
なんでしょう。ひょっとしたら、マスコミのキャンペーンって
話もないわけじゃないのかもしれませんけど。おそらく、
今回はそうじゃないんだろうなぁと思ってしまうわけで。
簡単に、住基ネットの概要を話すと、氏名・年齢・住所などの
データをコンピュータ管理して、全国ネット(どこで管理するのかは
知りませんけど)で、どこの自治体でもその検索が可能というもの。
まぁ、どこの市町村に行っても住民票や転出・転入届などの
書類が手に入るなどの直接的なメリットがあるみたい。
あと、具体的に行政にどんな利益があるのかよくわからないけど。
デメリットとしては、「個人情報の漏洩」というセキュリティ面の
問題が一番大きいと思う。なんだかんだ言いながらも、
これが最大にして唯一のデメリットじゃないだろうか。
この辺の考え方で、賛成・反対が分かれてるみたいだし。
両者の論争を聞いていると、なかなか水掛け論になってしまって、
どうも発展性がないような感じさえあるのはどうしてなんだろう。
「権力に楯突く」ってことだけにやたら情熱を燃やす人が
いるからなのかもしれないけど。この問題についてだけ
反対するんじゃなくて、国や地方自治体がやろうとしてる
事業ならなんでも「反対!」って声をあげてるのにいい加減
食傷気味になってるからなのかもしれないし。無意味な公務員批判とか。
逆に、国がこうやって住基ネットの管理を行うようにした
理由ってのがいまいち不明確だから、批判や不安が生まれたり
「危ない橋を渡りたくない」って、ネットの参加を辞退する
自治体が出てきたりするんだろうさ。「そもそもなんで?」って
ことはきちんと説明しなきゃいけないんじゃないかな。
「電子自治体の発展のため〜」なんて抽象的なこと言わないで、
「〜のために使います!」ってはっきり言ってしまった方が
いいんじゃないかな。後ろめたいことじゃないんだったらさ。
理由さえしっかりしてたら、何を言われても「こういう理由で
設けたものです」って説明できるだろうに。国民に説明できるだけの
きちんとした「言葉」ってものを持ってないから、不安がられるの。
でも、不思議に思うのは「11桁の番号で個人の全ての情報が
一元管理されるようになる。24時間の行動も含め個人の思想まで」
なんて飛び抜けた発想をする方がいるということ。24時間の行動なんて、
管理する側(管理する側だって人間だし)もアホらしくて
やってられないだろうさ。仮にするんだとしても、それは
やたら過激な思想を持っている人達をまず対象にするんだろうな。
一般市民の24時間なんて誰が知りたいと思うんだろう。
「興味本位で」なんて奴もいるだろうけど、そういう奴は
文句無くクビ。国民の個人情報を扱う大切さってものを
全然理解してない。権利と責任のバランスを全く考えちゃいない。
そういう職員がいるから、いつまでも公務員は悪いイメージで
見られちゃうんだし。まともに仕事してる人がどんなに迷惑してるか。
それと、一つ思ったのは、今までの住民票(住民基本台帳)が
今までは一元管理じゃなかったことの方が驚きだったんだけど。
実際に住民課関係の仕事をしたことがないから、知らなかっただけ
なんだけどね。あれは市町村だけの情報だったのかいな。
さらに、国民年金の場合はどうなんだろう。あれは何年か前に
所管が市町村から国(社会保険庁)に移ったから、国民年金に
関する情報は一応「国で一元管理」ってことになっているん
だろうけど、この事には誰も文句言わないのかな。
年金手帳には確か番号がふってあったと思うけど。国民年金は
(建前上)国民なら誰でも入らなきゃいけないって形に
なっているんだから、やっぱりそういう意味で「管理」されて
いるんだと思うんだけど……。
月曜日から「住基ネット」がスタートするみたいだけど、
くれぐれもおかしいことになりませんように……。
国も「発表してる目的」以外に使うようなことをして
くれないことを祈っています。お互い冷静に。直すべき
ことがあれば、その都度直して、どうしてもダメなら
廃止しちゃえばいいだけの話であって。
日にちに空きがなかったので、ここに書こうと思ってます。
今日も前ふり無しでいきましょう。なんか眠いけど。
最近、ニュースで「住民基本台帳ネットワーク」(略称:
住基ネット)のことを目にしない日はありません。それこそ、
朝の新聞から、夜中のニュースに至るまで一日中この話題です。
話題に上るっていうのは、やっぱりそれだけの関心事だから
なんでしょう。ひょっとしたら、マスコミのキャンペーンって
話もないわけじゃないのかもしれませんけど。おそらく、
今回はそうじゃないんだろうなぁと思ってしまうわけで。
簡単に、住基ネットの概要を話すと、氏名・年齢・住所などの
データをコンピュータ管理して、全国ネット(どこで管理するのかは
知りませんけど)で、どこの自治体でもその検索が可能というもの。
まぁ、どこの市町村に行っても住民票や転出・転入届などの
書類が手に入るなどの直接的なメリットがあるみたい。
あと、具体的に行政にどんな利益があるのかよくわからないけど。
デメリットとしては、「個人情報の漏洩」というセキュリティ面の
問題が一番大きいと思う。なんだかんだ言いながらも、
これが最大にして唯一のデメリットじゃないだろうか。
この辺の考え方で、賛成・反対が分かれてるみたいだし。
両者の論争を聞いていると、なかなか水掛け論になってしまって、
どうも発展性がないような感じさえあるのはどうしてなんだろう。
「権力に楯突く」ってことだけにやたら情熱を燃やす人が
いるからなのかもしれないけど。この問題についてだけ
反対するんじゃなくて、国や地方自治体がやろうとしてる
事業ならなんでも「反対!」って声をあげてるのにいい加減
食傷気味になってるからなのかもしれないし。無意味な公務員批判とか。
逆に、国がこうやって住基ネットの管理を行うようにした
理由ってのがいまいち不明確だから、批判や不安が生まれたり
「危ない橋を渡りたくない」って、ネットの参加を辞退する
自治体が出てきたりするんだろうさ。「そもそもなんで?」って
ことはきちんと説明しなきゃいけないんじゃないかな。
「電子自治体の発展のため〜」なんて抽象的なこと言わないで、
「〜のために使います!」ってはっきり言ってしまった方が
いいんじゃないかな。後ろめたいことじゃないんだったらさ。
理由さえしっかりしてたら、何を言われても「こういう理由で
設けたものです」って説明できるだろうに。国民に説明できるだけの
きちんとした「言葉」ってものを持ってないから、不安がられるの。
でも、不思議に思うのは「11桁の番号で個人の全ての情報が
一元管理されるようになる。24時間の行動も含め個人の思想まで」
なんて飛び抜けた発想をする方がいるということ。24時間の行動なんて、
管理する側(管理する側だって人間だし)もアホらしくて
やってられないだろうさ。仮にするんだとしても、それは
やたら過激な思想を持っている人達をまず対象にするんだろうな。
一般市民の24時間なんて誰が知りたいと思うんだろう。
「興味本位で」なんて奴もいるだろうけど、そういう奴は
文句無くクビ。国民の個人情報を扱う大切さってものを
全然理解してない。権利と責任のバランスを全く考えちゃいない。
そういう職員がいるから、いつまでも公務員は悪いイメージで
見られちゃうんだし。まともに仕事してる人がどんなに迷惑してるか。
それと、一つ思ったのは、今までの住民票(住民基本台帳)が
今までは一元管理じゃなかったことの方が驚きだったんだけど。
実際に住民課関係の仕事をしたことがないから、知らなかっただけ
なんだけどね。あれは市町村だけの情報だったのかいな。
さらに、国民年金の場合はどうなんだろう。あれは何年か前に
所管が市町村から国(社会保険庁)に移ったから、国民年金に
関する情報は一応「国で一元管理」ってことになっているん
だろうけど、この事には誰も文句言わないのかな。
年金手帳には確か番号がふってあったと思うけど。国民年金は
(建前上)国民なら誰でも入らなきゃいけないって形に
なっているんだから、やっぱりそういう意味で「管理」されて
いるんだと思うんだけど……。
月曜日から「住基ネット」がスタートするみたいだけど、
くれぐれもおかしいことになりませんように……。
国も「発表してる目的」以外に使うようなことをして
くれないことを祈っています。お互い冷静に。直すべき
ことがあれば、その都度直して、どうしてもダメなら
廃止しちゃえばいいだけの話であって。
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