「誘惑」
2002年6月30日 こんにちは、水瀬です。お元気ですか?
なんだか久々にカニにありつく機会がありました。
カニ自体は割と好きなんですけども、ただ問題なのは
あの甲羅からどうやって中身を出すかってこと。カニの本場
北海道にずっと住んでる僕でもこれは未だに下手くそです。
あのカニの身を出す専用の道具(あれ、正確にはなんて言うんでしょ)の
使い方が上手くなくて。周りにいた人は器用に出して行くんですよね。
で、僕一人カニを前に悪戦苦闘していると、そう言う状態です。
まぁ、なんだかそう悪戦苦闘していると「もれ、水瀬くん、あげるよ」と
優しい方が中身を置いていって下さったりするんです。
ありがたく後半はそっちメインになってました。
♪あなた カニを置いて〜
♪わたし カニを食べて〜
♪さみしかった、さみしかった、メシの続きを始めましょ♪
と、まぁ、そんなカニ話でした。
そう言う前振りとは全く関係ない話、始めましょう。
今年、就職活動してる方はもう少しずつ内定が出始めているのかな。
去年活動した時からそれほど状況は好転してないような
そんな気がしてるんだけども。それでも、内定をつかんだ人は
毎年もの凄い数いるわけだし、なんだかんだ言いつつも
大卒就職率は90%近くに行ってるみたい。
でも、就職して3年後には3割の人が辞めてるっていうのは
なかなか厳しい現状じゃないだろうかと。「今の若い人には
根性がない」なんて言うお偉方もいるけども、昔の実態って
どうだったんだろうね。ある意味、昔の方が酷かったんではないかと。
そんなことを思うわけでね。
時々大学の後輩からのメールで「就職活動に役立つ本って
何かないでしょうか?」っていうことを聞かれるけど、
実際の所あまり僕には役に立たなかったなぁ。そりゃ最低限の
履歴書の書き方とか、送り状とかそういう所では使ったけど、
結局本質の部分である「面接対策」とか「エントリーシートの
効果的な書き方」ってのはどうも今ひとつ役に立たなかったなぁ。
買った本が悪かったのかも知れないけど。どうもねぇ、
マニュアル本って人によって物凄い向き不向きがあるからねぇ。
難しいもんですよー。公務員試験なら、とりあえずペーパーテストの
部分は参考書とか紐解いていけば少しずつ理解できてくるん
だけども、それでも面接はあるしねぇ。どうしたもんだか。
困ってる……というか、悩んでる時ほどこういうマニュアル本に
頼りたくなる心境ってのはあるよね。本屋のコーナーから
微妙な誘惑の声がかかってくるんだわ。「これを買えば
あなたにも内定がもらえるよぉ」って、いう感じの。
周りの人はよく「面接の達人」(タイトル違ったかな?)とか
持っていたみたいだけど、あの本はなんか肌に合わなくて
ダメだったなぁって。その関係で「著者は嘘つきだ!」って
言う人も当然いるんだろうけど、中で言ってること自体は
言ってみれば「当たり前のこと」なんだよね。その当たり前のことが
本当は割と身に付いているはずなのに、改めて指摘されると
不安になっちゃうんものなんだよねぇ。だから、面接・就職の
マニュアル本っていうのは今でも学生や転職する人を誘惑して
いるんですわなぁ。しかし、その誘惑に抗いにくいのもまた事実。
でも、結局の所マニュアル本ってのは道具だから、
それをダイレクトに自分の現実にあてはめるんじゃなくて、
自分なりにある程度アレンジして表現しなきゃ意味がないんだけど、
ぶつくさ文句言ってたりする人はそれになかなか気付かないんだろうね。
僕も就職活動が上手く行かなかった時期ってそういう事に
頭では分かっててもどうしても認めたくなくて、ただイライラして
いたような気がするもの。で、終わる頃に気付くんだよね、これがまた。
切ない話だよね、全くさ。
なんだか久々にカニにありつく機会がありました。
カニ自体は割と好きなんですけども、ただ問題なのは
あの甲羅からどうやって中身を出すかってこと。カニの本場
北海道にずっと住んでる僕でもこれは未だに下手くそです。
あのカニの身を出す専用の道具(あれ、正確にはなんて言うんでしょ)の
使い方が上手くなくて。周りにいた人は器用に出して行くんですよね。
で、僕一人カニを前に悪戦苦闘していると、そう言う状態です。
まぁ、なんだかそう悪戦苦闘していると「もれ、水瀬くん、あげるよ」と
優しい方が中身を置いていって下さったりするんです。
ありがたく後半はそっちメインになってました。
♪あなた カニを置いて〜
♪わたし カニを食べて〜
♪さみしかった、さみしかった、メシの続きを始めましょ♪
と、まぁ、そんなカニ話でした。
そう言う前振りとは全く関係ない話、始めましょう。
今年、就職活動してる方はもう少しずつ内定が出始めているのかな。
去年活動した時からそれほど状況は好転してないような
そんな気がしてるんだけども。それでも、内定をつかんだ人は
毎年もの凄い数いるわけだし、なんだかんだ言いつつも
大卒就職率は90%近くに行ってるみたい。
でも、就職して3年後には3割の人が辞めてるっていうのは
なかなか厳しい現状じゃないだろうかと。「今の若い人には
根性がない」なんて言うお偉方もいるけども、昔の実態って
どうだったんだろうね。ある意味、昔の方が酷かったんではないかと。
そんなことを思うわけでね。
時々大学の後輩からのメールで「就職活動に役立つ本って
何かないでしょうか?」っていうことを聞かれるけど、
実際の所あまり僕には役に立たなかったなぁ。そりゃ最低限の
履歴書の書き方とか、送り状とかそういう所では使ったけど、
結局本質の部分である「面接対策」とか「エントリーシートの
効果的な書き方」ってのはどうも今ひとつ役に立たなかったなぁ。
買った本が悪かったのかも知れないけど。どうもねぇ、
マニュアル本って人によって物凄い向き不向きがあるからねぇ。
難しいもんですよー。公務員試験なら、とりあえずペーパーテストの
部分は参考書とか紐解いていけば少しずつ理解できてくるん
だけども、それでも面接はあるしねぇ。どうしたもんだか。
困ってる……というか、悩んでる時ほどこういうマニュアル本に
頼りたくなる心境ってのはあるよね。本屋のコーナーから
微妙な誘惑の声がかかってくるんだわ。「これを買えば
あなたにも内定がもらえるよぉ」って、いう感じの。
周りの人はよく「面接の達人」(タイトル違ったかな?)とか
持っていたみたいだけど、あの本はなんか肌に合わなくて
ダメだったなぁって。その関係で「著者は嘘つきだ!」って
言う人も当然いるんだろうけど、中で言ってること自体は
言ってみれば「当たり前のこと」なんだよね。その当たり前のことが
本当は割と身に付いているはずなのに、改めて指摘されると
不安になっちゃうんものなんだよねぇ。だから、面接・就職の
マニュアル本っていうのは今でも学生や転職する人を誘惑して
いるんですわなぁ。しかし、その誘惑に抗いにくいのもまた事実。
でも、結局の所マニュアル本ってのは道具だから、
それをダイレクトに自分の現実にあてはめるんじゃなくて、
自分なりにある程度アレンジして表現しなきゃ意味がないんだけど、
ぶつくさ文句言ってたりする人はそれになかなか気付かないんだろうね。
僕も就職活動が上手く行かなかった時期ってそういう事に
頭では分かっててもどうしても認めたくなくて、ただイライラして
いたような気がするもの。で、終わる頃に気付くんだよね、これがまた。
切ない話だよね、全くさ。
コメント