サッカー見て思った変な疑問。
2002年6月23日 こんにちは、お元気ですか。水瀬でございます。
なんか、韓国勝ってすごいことになってるねぇ。ホームチームの
強みというかなんというか。全然サッカー詳しくないんだけど、
それでも連日のあの報道を見ると、イヤでも熱狂や興奮は
伝わってくるよねぇ。オリンピックの時でもあれほど
熱狂していなかったんじゃないのかなぁ。どうなんでしょ。
でね、W杯の一連のニュースとか新聞とかあるいはネットの
記事や評論なんかを見てると、ちょっぴり気がかりなことが
あるわけですよ。それが何かって言うと、「W杯を利用して
過激なナショナリズムが再発する恐れが……」って論調が
時々出てくること。要は「今の日本は右傾化してる!」って主張する
方々から出てきたお話なんだけども。
少なくとも、個人的には自分の国はもちろん相手の国の国歌や
国旗にはちゃんと敬意を表さないといけないんじゃないかって思う。
公然と外国の国旗とかを破いたり燃やしたり侮辱したら
罪になるって刑法にも規定があるわけなんだし。小さい頃、
「自分がされて嫌なことは他人にもしちゃいけません」って
親とかに言われたんじゃない、きっとあれと元は一緒だよね。
さらに思うのは、なんだか卒業式で「国歌斉唱」の時に
起立しなかった生徒達をどっかの人がやたら褒め称えてたこと。
なんでも、「あれは生徒達の『国旗国歌』に対する積極的抵抗の現れだ」
ということなんだとか。
はたしてそうなのかなぁ。どうもそうは思えないんだけど。
事実、「はい、君が代を歌いなさい!」って押しつけられることに
対しての「なんかイヤだなぁ」なんて雰囲気はあるんだろうと
思うんだけど、サッカーの試合開始前に歌ってるのなら
あの曲自体に対する意味とか(天皇がなんとか〜ってこと)
そういうことはあまり考えてないんじゃないかって。
そういう意味を理解した上で反対だって叫んでる方々は
やっぱどちらかに偏ってるんじゃないかと。だって、大部分は
「歌それ自体より、押しつけられることがイヤ」って考えてる
みたいだし、その「イヤ」ってのも積極的に嫌ってるんじゃなくて、
ただ「めんどくさい」ってレベルでしかないと思うんだけどなぁ。
いざ国歌斉唱の時に起立する人が少なかったのは、なんだか
周りが立つタイミングを逃して、「なんか一人だけ立つのって
恥ずかしいしなぁ」って思っただけなんじゃないかな。
たぶん、僕があの現場にいてもそうだったと思うよ。
だって、なんか誰も立ってないところに一人だけ立ってるのって
やっぱイヤじゃん。クラスの中でもなんか浮いちゃうような
雰囲気あるし。そんなレベルだと思うよ、おそらくは。
それよりも思うのは、入学式や卒業式で先生が必死になって
壇上やポールの上の国旗を引き下ろそうとしたっていうニュースのこと。
ありゃなんなんだろうね。本当に不思議。普段の授業だと
「大人しくしてない奴は出て行け!」とか「先生(学校)に逆らうな」
みたいなことを言っておきながら、自分たちで率先して反抗
しまくってるんじゃないか。生徒はガキだからだめで、
自分たちは大人だからいきなり壇上に上がって国旗を奪い取っても
いいって言うんだろうか。それはあまりにも生徒をバカにしてないかい。
だってさ、少なくともああいう行為って実際に実力行使してる
ところ見られたら終わりじゃん。どう見たって、「あ、先生は
正しいことをしてる!」って絵じゃないと思うんだけどなぁ。
逆に考えてみようか。壇上に行って国旗を奪おうとした人が
生徒だったら、先生達はどう動くだろうか。たぶん、「やめなさい!」って
取り押さえると思うよ。まさか、その止めに言ってる先生を
逆に体張って止めるなんてことにはならないでしょ。
そんなもんだと思うんだけどなぁ。偏見にすぎるかねぇ。
どちらにせよ、自分達がこれから入ろう(卒業しよう)って
思ってる時にそんなゴタゴタおこして欲しくないよね。
「なんか、嫌な所きちゃったなぁ」って思うだろうし。
まぁ、だからといって右な方々が喜ぶような「万歳!」って
ことでもないんじゃないかな。どこかの本にもあった通り、
「国のために闘わねばならない、さぁ若者よ銃をとれ」なんて
偉そうに吹聴してる人って、今まで一度もそんな現場に出向いてないもの。
口と行動は反比例するって本当なんだねぇ。
そんな感じで今日の水瀬日誌は終わり。ごめんね、堅い話で。
なんか、韓国勝ってすごいことになってるねぇ。ホームチームの
強みというかなんというか。全然サッカー詳しくないんだけど、
それでも連日のあの報道を見ると、イヤでも熱狂や興奮は
伝わってくるよねぇ。オリンピックの時でもあれほど
熱狂していなかったんじゃないのかなぁ。どうなんでしょ。
でね、W杯の一連のニュースとか新聞とかあるいはネットの
記事や評論なんかを見てると、ちょっぴり気がかりなことが
あるわけですよ。それが何かって言うと、「W杯を利用して
過激なナショナリズムが再発する恐れが……」って論調が
時々出てくること。要は「今の日本は右傾化してる!」って主張する
方々から出てきたお話なんだけども。
少なくとも、個人的には自分の国はもちろん相手の国の国歌や
国旗にはちゃんと敬意を表さないといけないんじゃないかって思う。
公然と外国の国旗とかを破いたり燃やしたり侮辱したら
罪になるって刑法にも規定があるわけなんだし。小さい頃、
「自分がされて嫌なことは他人にもしちゃいけません」って
親とかに言われたんじゃない、きっとあれと元は一緒だよね。
さらに思うのは、なんだか卒業式で「国歌斉唱」の時に
起立しなかった生徒達をどっかの人がやたら褒め称えてたこと。
なんでも、「あれは生徒達の『国旗国歌』に対する積極的抵抗の現れだ」
ということなんだとか。
はたしてそうなのかなぁ。どうもそうは思えないんだけど。
事実、「はい、君が代を歌いなさい!」って押しつけられることに
対しての「なんかイヤだなぁ」なんて雰囲気はあるんだろうと
思うんだけど、サッカーの試合開始前に歌ってるのなら
あの曲自体に対する意味とか(天皇がなんとか〜ってこと)
そういうことはあまり考えてないんじゃないかって。
そういう意味を理解した上で反対だって叫んでる方々は
やっぱどちらかに偏ってるんじゃないかと。だって、大部分は
「歌それ自体より、押しつけられることがイヤ」って考えてる
みたいだし、その「イヤ」ってのも積極的に嫌ってるんじゃなくて、
ただ「めんどくさい」ってレベルでしかないと思うんだけどなぁ。
いざ国歌斉唱の時に起立する人が少なかったのは、なんだか
周りが立つタイミングを逃して、「なんか一人だけ立つのって
恥ずかしいしなぁ」って思っただけなんじゃないかな。
たぶん、僕があの現場にいてもそうだったと思うよ。
だって、なんか誰も立ってないところに一人だけ立ってるのって
やっぱイヤじゃん。クラスの中でもなんか浮いちゃうような
雰囲気あるし。そんなレベルだと思うよ、おそらくは。
それよりも思うのは、入学式や卒業式で先生が必死になって
壇上やポールの上の国旗を引き下ろそうとしたっていうニュースのこと。
ありゃなんなんだろうね。本当に不思議。普段の授業だと
「大人しくしてない奴は出て行け!」とか「先生(学校)に逆らうな」
みたいなことを言っておきながら、自分たちで率先して反抗
しまくってるんじゃないか。生徒はガキだからだめで、
自分たちは大人だからいきなり壇上に上がって国旗を奪い取っても
いいって言うんだろうか。それはあまりにも生徒をバカにしてないかい。
だってさ、少なくともああいう行為って実際に実力行使してる
ところ見られたら終わりじゃん。どう見たって、「あ、先生は
正しいことをしてる!」って絵じゃないと思うんだけどなぁ。
逆に考えてみようか。壇上に行って国旗を奪おうとした人が
生徒だったら、先生達はどう動くだろうか。たぶん、「やめなさい!」って
取り押さえると思うよ。まさか、その止めに言ってる先生を
逆に体張って止めるなんてことにはならないでしょ。
そんなもんだと思うんだけどなぁ。偏見にすぎるかねぇ。
どちらにせよ、自分達がこれから入ろう(卒業しよう)って
思ってる時にそんなゴタゴタおこして欲しくないよね。
「なんか、嫌な所きちゃったなぁ」って思うだろうし。
まぁ、だからといって右な方々が喜ぶような「万歳!」って
ことでもないんじゃないかな。どこかの本にもあった通り、
「国のために闘わねばならない、さぁ若者よ銃をとれ」なんて
偉そうに吹聴してる人って、今まで一度もそんな現場に出向いてないもの。
口と行動は反比例するって本当なんだねぇ。
そんな感じで今日の水瀬日誌は終わり。ごめんね、堅い話で。
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