BGMはエゴラッピン「満ち汐のロマンス」で。
こんばんは、お元気ですか? 水瀬でございます。
なんだかんだで日記執筆当初のペースが戻ってきたような
気がします。あの当時のハイペースな更新は自分でもビックリ。
まぁ、あの頃は時間があったんでしょうね。書くネタは
その日一日を余すところ無く書くという何の変哲もないような
ものだったけど、今見返してみると当時の生活が思い起こされます。
でも、今よりも鬱っぽい状態になってたような時期もあったんで
それはそれかなぁ。気分がダウンしてた時にもなにがしか
得る物はあったんで。じっと考える時期ってのは必要じゃない
かなぁ、と。往々にして堂々巡りで自己嫌悪に陥りやすいけどね。
 そんなことを昔の日記見ながら思い起こしたわけですよ。

 それじゃ、今日の水瀬日誌始めて参りましょ。

 自分の名前ってみなさん好きでしょうか?
 HNじゃなくて本名。HNとかPNは自分が好きでつけてるのが
ほとんどだから、「好き」って言うに決まってるし。
本名は親が最終的に決めるんでしょ。自分には決定権ないもんねぇ。
一応、改名の手続きってのは出来ない訳じゃないけど、
七面倒くさい手続きを踏まないといけないんで、あんまり実用性ないし。

 今回は僕の本名を知ってる方じゃないとわかりにくい話に
なるかもしれないんでちょっと申し訳ないですが。
 就職して、勤務先とかで自己紹介した後で「水瀬くん、
いい名前だね」と言われるようになったんです。こないだ買い物に
行った店の店員さんにも。リップサービスがほとんどなんでしょうが。
「ええ、そうですかー?」って返答してます。あちらには
謙遜して言ってるように聞こえてるみたいなんですけども、
事実そう思うんです。自分の名前ってどこがいいのか分からなかったし。
元々しゃべり方がもごもごしてて聞きにくいっていうこともあって
聞き間違えられたり、「なんですか?」みたいなことも結構
言われてたんでねぇ。それに、周りの人に比べて格好悪いって
イメージ持ってたからなんじゃないかなーと。(今でもだけど)
なんとなく、ふにゃふにゃーって感じがしてイヤだったんだよねぇ。
あとはただ単純に「音読み」の名前になりたかったなぁって。
依然作ってた本のスタッフだって、僕以外は「音読み」の人で
僕は訓読みの名前だったわけだし。そういうどうでもいいような
違いをコンプレックスの元にしてきた事実はありましたなぁ。

 でも、さすがに20年以上この名前と付き合ってると
半ば諦めみたいな感じもあるんだよねぇ。今更別な名前に
なったところで劇的に人生変わる訳じゃないし、そもそも
そういうコンプレックスって原因を取り除いたところで
解消されるわけじゃないっていうのが厄介なところなんだしね。

 自分の名前って親の最初のプレゼントという人がいるんだけども、
親の込める愛情ってのはよく伝わるよね。その質の高低や
量の多さ少なさも。こういう仕事やってると、「ああ、安直に
付けたんだなぁ」っていうような名前を見かけるときもあるし。
もちろん、真剣に考えて「これだっ!」って言えるような
心意気の伝わる名前もあるわけだし。2文字からせいぜい多くて
6文字までの間にこれだけの感情のこもった言葉って他には
ないんじゃないのかなぁ。自分の子供が産まれたときには
そういうことも十分考えておきたいな。

 そんなことを考えながら、今日の水瀬日誌はおしまい。

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