勧誘電話。
2002年6月18日 こんばんは、水瀬です。お元気ですか?
W杯、日本負けちゃいましたね……やっぱり決勝トーナメントの
壁は厚かったんでしょうね。それでも、ここまで勝ち進んで
これただけでも十分評価出来ることだと思いますよ。
「ドーハの悲劇」とか、前回フランス大会での負けっぷりとかから
見てくると、成長してるなぁってことがありありと見えてきます。
これからも試合は続きますけども、次回以降のW杯でも
こういうハイレベルな日本代表が見られればいいなぁと
思ってます。その頃僕はそんな暮らしをしてるか分かりませんけどね。
それでは、今日の水瀬日誌始めて参りましょうかねぇ。
それはちょうど10日ほど前のことでした。
広島にあるとある会社から封筒でパンフレットが届いたんです。
宛先は職場(だけど別の場所)、企業のなのに珍しく手書きとか
ツッコミどころは山のようにある封筒で、なんとなーく嫌な予感が
したんですけど、中身は普通の商品説明用の小冊子となんだか
よく分からない申込書&ハガキ。で、その商品っていうのは
口語訳の六法10巻セット。なんだか条文解説に始まって、
判例・学説の解説や何かを全て網羅しているものなんだとか。
でも、その割には基本六法のうちあるのは民・商・民訴の3つだけ。
その他では商法の会社法と商行為は分けられてますし、
労働法も申し訳程度にしか解説されてない。
その上よく分からない法律データベースの使用権付きだというんです。
まぁ、それだけあれば何かの参考くらいにはなるかなぁとか
思っていたんですが、問題は値段。10巻セットで46万5千円という
破格の高値。バカにしてるのかって気分。
「法律書って高いんじゃないの?」なんていう皆さん。
六法なんて確かに分厚いですけど、安いのは1500円位から
買えますし、判例付きのだって1万円札で十分お釣りが来ます。
解説書だってよほど専門性が高くなければ、5000円札で
お釣りがきます。
家には大学の時買った判例六法とか判例百選とか解説書とかが
あるので、今のところ勉強にはそれほど不自由しないし、
足りなかったらネットで検索なり図書館に足を運ぶなりすれば
いいなぁと思っていたので、「丁重に無視」いたしました。
時は移ろい、本日6月18日の昼1時前。
午前中は例の「ママー、やおいー」事件でおなじみの
家庭教育講座に出てて、へとへとに疲れていたわけです。
それでも、12時頃には仕事を終えて職場へ帰り昼御飯を
食べてゆっくりしていたところ、そこへ一本の電話が。
「私、株式会社○○(仮名ね)の△△と申しますが、水瀬さん
いらっしゃいますか?」
と、電話の向こうは溌剌とした女の人の声。
「はい、私でございますが」
就職して2ヶ月半。少しずつ社会人電話になれ始めた僕であります。
相手:「こないだお送りした、「口語訳六法(商品名忘れた)」の
ことでお電話したんですがー」
水瀬:「(ありゃ、勧誘だ。どうやって断ろうか なぁ……)
相手:「今度の情報公開制度で自治体の方々のリーガルマインドが
要求される時代になりまして……」
水瀬:「はぁ」
なんとなくこういうやる気のありそでなさげなやりとりを
してるうちに、あちらさんは具体的な商談に杯って参りました。
なんでも、購入申し込みの締切が昨日までで、その申し込みハガキを
出していないのが僕だけという状態なんだとか。まぁ、僕は当然
買う気ゼロだったので「丁重に無視」していた結果なんですが。
「いや、そういうの僕は間に合ってるから必要ないです」と
お断りの返答をしたら、向こうの反応はこうでした。
「はぁ?」
おいおい、「はぁ?」ってことあるかい、あんた電話で
契約とりつけるんだろうに。友達にテレマーケティングの
仕事してる人がいるけど、そんな口きいたら一発アウトだって言ってたぞ。
「いえ、何か水瀬さん勘違いしてらっしゃるんじゃないですか?」
勘違いしてるのはあなただって。僕だって仕事があるんだし、
「いらない」って意思を伝えたんだからいいんでしょ、別に。
「これは情報提供の電話なんですよ、勘違いしてませんか?」
ああ、なるほど。「昨日が締め切りでした」という情報提供ね。
でも、別にいらないし。46万5千円も出して不完全な
解説書なんていらないもの。
「ちょっとつかささん、聞いてますか!」
……今度は名前の方を呼ぶかい、あなた。さすがに困惑してきたので
一時保留にして上司に相談。こういう時、頼りになるのは
やはり上司であります。「まぁ、一度いらないって言ってるんだし、
拒否の意思示してるのなら大丈夫でしょ。もう一回要らないって
言って切りなさい」とおっしゃる。さすがだ。手慣れてらっしゃる。
と、いうわけで。
「すいません、僕には必要ないのでいりませんから」と
言ったら
「つかささん、あなた役所の人じゃないんですか!?
情報公開制度の影響で今必要なんですよ!」と半ば逆ギレ。
ほほう、じゃ聞こうか。情報公開に必要だって言うなら
なんで公法関係の解説書が無いんでしょう。憲法も、刑法も、
行政法関係も条文・判例・学説なんてこれっぽっちも載っちゃいないよ。
私法でさえも半端なのにどうしてくれるんだい、これは。
そういうわけで、一言丁寧にお断りして電話を切る。
なんだかさらにどっと疲れたような気がする。そのせいで、
午後の仕事はあんまりはかどりませんでした。やば。
W杯、日本負けちゃいましたね……やっぱり決勝トーナメントの
壁は厚かったんでしょうね。それでも、ここまで勝ち進んで
これただけでも十分評価出来ることだと思いますよ。
「ドーハの悲劇」とか、前回フランス大会での負けっぷりとかから
見てくると、成長してるなぁってことがありありと見えてきます。
これからも試合は続きますけども、次回以降のW杯でも
こういうハイレベルな日本代表が見られればいいなぁと
思ってます。その頃僕はそんな暮らしをしてるか分かりませんけどね。
それでは、今日の水瀬日誌始めて参りましょうかねぇ。
それはちょうど10日ほど前のことでした。
広島にあるとある会社から封筒でパンフレットが届いたんです。
宛先は職場(だけど別の場所)、企業のなのに珍しく手書きとか
ツッコミどころは山のようにある封筒で、なんとなーく嫌な予感が
したんですけど、中身は普通の商品説明用の小冊子となんだか
よく分からない申込書&ハガキ。で、その商品っていうのは
口語訳の六法10巻セット。なんだか条文解説に始まって、
判例・学説の解説や何かを全て網羅しているものなんだとか。
でも、その割には基本六法のうちあるのは民・商・民訴の3つだけ。
その他では商法の会社法と商行為は分けられてますし、
労働法も申し訳程度にしか解説されてない。
その上よく分からない法律データベースの使用権付きだというんです。
まぁ、それだけあれば何かの参考くらいにはなるかなぁとか
思っていたんですが、問題は値段。10巻セットで46万5千円という
破格の高値。バカにしてるのかって気分。
「法律書って高いんじゃないの?」なんていう皆さん。
六法なんて確かに分厚いですけど、安いのは1500円位から
買えますし、判例付きのだって1万円札で十分お釣りが来ます。
解説書だってよほど専門性が高くなければ、5000円札で
お釣りがきます。
家には大学の時買った判例六法とか判例百選とか解説書とかが
あるので、今のところ勉強にはそれほど不自由しないし、
足りなかったらネットで検索なり図書館に足を運ぶなりすれば
いいなぁと思っていたので、「丁重に無視」いたしました。
時は移ろい、本日6月18日の昼1時前。
午前中は例の「ママー、やおいー」事件でおなじみの
家庭教育講座に出てて、へとへとに疲れていたわけです。
それでも、12時頃には仕事を終えて職場へ帰り昼御飯を
食べてゆっくりしていたところ、そこへ一本の電話が。
「私、株式会社○○(仮名ね)の△△と申しますが、水瀬さん
いらっしゃいますか?」
と、電話の向こうは溌剌とした女の人の声。
「はい、私でございますが」
就職して2ヶ月半。少しずつ社会人電話になれ始めた僕であります。
相手:「こないだお送りした、「口語訳六法(商品名忘れた)」の
ことでお電話したんですがー」
水瀬:「(ありゃ、勧誘だ。どうやって断ろうか なぁ……)
相手:「今度の情報公開制度で自治体の方々のリーガルマインドが
要求される時代になりまして……」
水瀬:「はぁ」
なんとなくこういうやる気のありそでなさげなやりとりを
してるうちに、あちらさんは具体的な商談に杯って参りました。
なんでも、購入申し込みの締切が昨日までで、その申し込みハガキを
出していないのが僕だけという状態なんだとか。まぁ、僕は当然
買う気ゼロだったので「丁重に無視」していた結果なんですが。
「いや、そういうの僕は間に合ってるから必要ないです」と
お断りの返答をしたら、向こうの反応はこうでした。
「はぁ?」
おいおい、「はぁ?」ってことあるかい、あんた電話で
契約とりつけるんだろうに。友達にテレマーケティングの
仕事してる人がいるけど、そんな口きいたら一発アウトだって言ってたぞ。
「いえ、何か水瀬さん勘違いしてらっしゃるんじゃないですか?」
勘違いしてるのはあなただって。僕だって仕事があるんだし、
「いらない」って意思を伝えたんだからいいんでしょ、別に。
「これは情報提供の電話なんですよ、勘違いしてませんか?」
ああ、なるほど。「昨日が締め切りでした」という情報提供ね。
でも、別にいらないし。46万5千円も出して不完全な
解説書なんていらないもの。
「ちょっとつかささん、聞いてますか!」
……今度は名前の方を呼ぶかい、あなた。さすがに困惑してきたので
一時保留にして上司に相談。こういう時、頼りになるのは
やはり上司であります。「まぁ、一度いらないって言ってるんだし、
拒否の意思示してるのなら大丈夫でしょ。もう一回要らないって
言って切りなさい」とおっしゃる。さすがだ。手慣れてらっしゃる。
と、いうわけで。
「すいません、僕には必要ないのでいりませんから」と
言ったら
「つかささん、あなた役所の人じゃないんですか!?
情報公開制度の影響で今必要なんですよ!」と半ば逆ギレ。
ほほう、じゃ聞こうか。情報公開に必要だって言うなら
なんで公法関係の解説書が無いんでしょう。憲法も、刑法も、
行政法関係も条文・判例・学説なんてこれっぽっちも載っちゃいないよ。
私法でさえも半端なのにどうしてくれるんだい、これは。
そういうわけで、一言丁寧にお断りして電話を切る。
なんだかさらにどっと疲れたような気がする。そのせいで、
午後の仕事はあんまりはかどりませんでした。やば。
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