大泉洋来る!
2001年11月16日 こんにちは、お元気ですか? 水瀬でございます。
ここの所さっぱりHPの方を更新せずに日記の方だけしか
書いていなかったりしてます。パソが壊れちゃったから、
昔書いた作品とかも無くなっちゃったからねぇ。どうしよ。
何か新しいコンテンツでも作らにゃいかんかね。むむむ。
それにはまずトップページから変更しないことには。
ちょっと変えてみようかなぁ。せっかくパソも新しく(95だけど)
なったことだし。簿記の合間にでも考えることにしましょうかね。
そんなわけで、今日の水瀬日誌始めていきましょう。
今日はあの北海道が生んだスーパーローカルタレントである
大泉洋さんの学内講演会の日だったのです。(スーパーローカル
タレントって書くと、「スーパーローカル」なタレントみたいな
感じがあるなぁ。不思議)
もうかなり前からチラシとか立て看板とかで「今年の講演会の
講師はあの『大泉洋』さんです!」って感じで徐々に盛り上げてるなぁって
印象はあったんだけども、当日朝の僕は「あれっ? 今日だっけ?」ってな
具合で気づいたら当日みたいなヌルい状態だったんです。
去年は「onちゃん」こと安田顕さんが講師でありまして、
その時はラルズで研修をやっていて出られなかったんですよね。
だから今年は余計に「這ってでも出るぞ」っていう心境だったわけ。
そんな感じで出がけにシャワー浴びて髪洗ってそれで学校に
着いたのは講演開始の1時間ぐらい前。(開始は13:00)
それだというのに、会場前には長蛇の人だかり。会場である6階に
ある教室から、ずら〜っと人が階段に並んでる。どうせ1時間前だから
そんなに人がいないだろうなんて思ってたら大間違いだった。
なんとかして最後尾に回って、そのまま待つこと数十分。
目の前を「へぇ〜こんなに待ってるんだぁ」とか「なんで
こんなに人気あるの?」とか「キモ〜イ(本当に言われた)」なんて言う
「麗しい」方々を横目にいよいよ入場開始。なんか待ってる間に
「アキバに並ぶイタイ方々」の心境をちょっとだけ味わったような感じがします。
んでもって、会場で待ってる間にもなんか無駄にドキドキしたりして
微妙な心境を味わっていたりしていたんですねい。不思議な心境。
そうこうしているうちについに、今日の講師である
大泉洋さんが登場。さすが北海道に地盤を置く有名タレント、
もの凄い拍手です。タレントって存在感あるなぁって
思っていた所、壇上に上がった大泉さん、どうもテンションが
低いです。アシスタントの小橋さん(この方もオフィスCUEの方です)
に紹介された時もなんだかテンションが低い。おやぁと思ったら、
「こんな飾りっけのない学校は初めてだ」とのお言葉。
確かに。ただっ広いこの階段教室には、黒板にレタリングの
「大泉洋氏講演会」の大きな紙が一枚貼っているだけ。
あとは教壇の上にはパイプ椅子2つと低いテーブル、水と紙コップが
置いてあるだけ。他の学校がどうだか知らないけど、確かに質素過ぎる。
「この伏せた紙コップの中に学長が入ってるんなら、俺も認めるよ。
でも、こんな中に学長なんているわけがない! ここから
『やあ大泉くん』なんて言われれば、握手もするよ」なんてな事を
申してくれるわけです。我らの偉大な先輩は。
微妙な笑いの空気を流しながら先輩は切々と語ります。
初めてのTVデビューである「一人暮らしアンケート」の話
(当時TVに出たい! と思っていた大泉さんが艱難辛苦の末
学内で行われたHBCのアンケートに出演。実家暮らしだったので
家賃の相場に疎かったせいで「家賃は7万円」とか「親から買ってもらった
一番高価なものは桐のタンス」とかもの凄い回答をした事件)や
「大泉洋 ストレートパーマをかける」の巻とか学生時代の
大泉さんや安田さん、森崎さんなどNACSのメンバーの事を
中心に話題が展開していきました。まぁ、中でも笑ったのは
酔った安田さんの御乱行とその後の暗い安田さんの対比ですなぁ。
さすが内情をよく分かっていらっしゃる。
話は徐々に再び仕事の話へ。
名作番組「水曜どうでしょう」についての話も当然出てくるわけです。
大泉さん曰く「リバース(車酔いとかで吐いちゃうこと)を
放送で流したのはあのヒゲが最初なんじゃないか?」ということなのです。
確かに、水曜どうでしょう名場面の一つとして現在も語り継がれる
「大泉さんリバース」の一コマのこと。サイコロの旅3の
途中、ヘリの中で吐いてしまった事件があるんです。
大泉:「ちょっと、藤村くんこれ放送するのかい?」
藤村:「大丈夫だって大泉くん、絶対面白いって。
数字取れるぞぉ、これはぁ」
大泉:「そうなのかなぁ、僕は不安だぞぉ」
藤村:「大丈夫だって、明日を楽しみにしてろぉ」
実際の所、どんどん大泉さんが具合悪くなっていくに従って
視聴率は急上昇していってるんです。で、「大泉さん発射」なんて
カウントダウンしてる間にも上昇中。4、3,2,1,ゼロ! と
なったとたん、一気に視聴率急降下。冷静に考えれば当たり前です。
誰も「吐く」シーンなんて見たくはありません。
翌日、HTBで「おっかしいなぁ、取れると思ったんだけどなぁ」と
頭を悩ませる藤村Dの姿がそこにあったというわけです。
しかし、この「吐く」シーンはその後も「門別沖釣りバカ対決」や
「対決列島」などで「面白い」シーンとして使われております。
そんなこんなで、ネタをやったり得意の「ものまね」(田中外相が似てる!)
などをやったら90分の講演時間を終えてしまい、我らの
偉大なる先輩である大泉洋さんは帰っていってしまわれました。
壇上に上った時、「でかい、けどなんか『隣の兄ちゃん』みたい」
なんてことを芸能人のオーラと同時に感じておりました。
最後に、「最近の北海道はやはり元気がない。俺達の世代から
どんどんと東京に負けないものを生み出したりしていかないと
あっという間に衰退するぞ。だから、俺も頑張るけど、
君らも頑張れ」という言葉を残して言っていきました。
うーん、今日は得したものを見たなぁ。久々に楽しんだような
そんな思いで今これを書いています。それではまた次回。
ここの所さっぱりHPの方を更新せずに日記の方だけしか
書いていなかったりしてます。パソが壊れちゃったから、
昔書いた作品とかも無くなっちゃったからねぇ。どうしよ。
何か新しいコンテンツでも作らにゃいかんかね。むむむ。
それにはまずトップページから変更しないことには。
ちょっと変えてみようかなぁ。せっかくパソも新しく(95だけど)
なったことだし。簿記の合間にでも考えることにしましょうかね。
そんなわけで、今日の水瀬日誌始めていきましょう。
今日はあの北海道が生んだスーパーローカルタレントである
大泉洋さんの学内講演会の日だったのです。(スーパーローカル
タレントって書くと、「スーパーローカル」なタレントみたいな
感じがあるなぁ。不思議)
もうかなり前からチラシとか立て看板とかで「今年の講演会の
講師はあの『大泉洋』さんです!」って感じで徐々に盛り上げてるなぁって
印象はあったんだけども、当日朝の僕は「あれっ? 今日だっけ?」ってな
具合で気づいたら当日みたいなヌルい状態だったんです。
去年は「onちゃん」こと安田顕さんが講師でありまして、
その時はラルズで研修をやっていて出られなかったんですよね。
だから今年は余計に「這ってでも出るぞ」っていう心境だったわけ。
そんな感じで出がけにシャワー浴びて髪洗ってそれで学校に
着いたのは講演開始の1時間ぐらい前。(開始は13:00)
それだというのに、会場前には長蛇の人だかり。会場である6階に
ある教室から、ずら〜っと人が階段に並んでる。どうせ1時間前だから
そんなに人がいないだろうなんて思ってたら大間違いだった。
なんとかして最後尾に回って、そのまま待つこと数十分。
目の前を「へぇ〜こんなに待ってるんだぁ」とか「なんで
こんなに人気あるの?」とか「キモ〜イ(本当に言われた)」なんて言う
「麗しい」方々を横目にいよいよ入場開始。なんか待ってる間に
「アキバに並ぶイタイ方々」の心境をちょっとだけ味わったような感じがします。
んでもって、会場で待ってる間にもなんか無駄にドキドキしたりして
微妙な心境を味わっていたりしていたんですねい。不思議な心境。
そうこうしているうちについに、今日の講師である
大泉洋さんが登場。さすが北海道に地盤を置く有名タレント、
もの凄い拍手です。タレントって存在感あるなぁって
思っていた所、壇上に上がった大泉さん、どうもテンションが
低いです。アシスタントの小橋さん(この方もオフィスCUEの方です)
に紹介された時もなんだかテンションが低い。おやぁと思ったら、
「こんな飾りっけのない学校は初めてだ」とのお言葉。
確かに。ただっ広いこの階段教室には、黒板にレタリングの
「大泉洋氏講演会」の大きな紙が一枚貼っているだけ。
あとは教壇の上にはパイプ椅子2つと低いテーブル、水と紙コップが
置いてあるだけ。他の学校がどうだか知らないけど、確かに質素過ぎる。
「この伏せた紙コップの中に学長が入ってるんなら、俺も認めるよ。
でも、こんな中に学長なんているわけがない! ここから
『やあ大泉くん』なんて言われれば、握手もするよ」なんてな事を
申してくれるわけです。我らの偉大な先輩は。
微妙な笑いの空気を流しながら先輩は切々と語ります。
初めてのTVデビューである「一人暮らしアンケート」の話
(当時TVに出たい! と思っていた大泉さんが艱難辛苦の末
学内で行われたHBCのアンケートに出演。実家暮らしだったので
家賃の相場に疎かったせいで「家賃は7万円」とか「親から買ってもらった
一番高価なものは桐のタンス」とかもの凄い回答をした事件)や
「大泉洋 ストレートパーマをかける」の巻とか学生時代の
大泉さんや安田さん、森崎さんなどNACSのメンバーの事を
中心に話題が展開していきました。まぁ、中でも笑ったのは
酔った安田さんの御乱行とその後の暗い安田さんの対比ですなぁ。
さすが内情をよく分かっていらっしゃる。
話は徐々に再び仕事の話へ。
名作番組「水曜どうでしょう」についての話も当然出てくるわけです。
大泉さん曰く「リバース(車酔いとかで吐いちゃうこと)を
放送で流したのはあのヒゲが最初なんじゃないか?」ということなのです。
確かに、水曜どうでしょう名場面の一つとして現在も語り継がれる
「大泉さんリバース」の一コマのこと。サイコロの旅3の
途中、ヘリの中で吐いてしまった事件があるんです。
大泉:「ちょっと、藤村くんこれ放送するのかい?」
藤村:「大丈夫だって大泉くん、絶対面白いって。
数字取れるぞぉ、これはぁ」
大泉:「そうなのかなぁ、僕は不安だぞぉ」
藤村:「大丈夫だって、明日を楽しみにしてろぉ」
実際の所、どんどん大泉さんが具合悪くなっていくに従って
視聴率は急上昇していってるんです。で、「大泉さん発射」なんて
カウントダウンしてる間にも上昇中。4、3,2,1,ゼロ! と
なったとたん、一気に視聴率急降下。冷静に考えれば当たり前です。
誰も「吐く」シーンなんて見たくはありません。
翌日、HTBで「おっかしいなぁ、取れると思ったんだけどなぁ」と
頭を悩ませる藤村Dの姿がそこにあったというわけです。
しかし、この「吐く」シーンはその後も「門別沖釣りバカ対決」や
「対決列島」などで「面白い」シーンとして使われております。
そんなこんなで、ネタをやったり得意の「ものまね」(田中外相が似てる!)
などをやったら90分の講演時間を終えてしまい、我らの
偉大なる先輩である大泉洋さんは帰っていってしまわれました。
壇上に上った時、「でかい、けどなんか『隣の兄ちゃん』みたい」
なんてことを芸能人のオーラと同時に感じておりました。
最後に、「最近の北海道はやはり元気がない。俺達の世代から
どんどんと東京に負けないものを生み出したりしていかないと
あっという間に衰退するぞ。だから、俺も頑張るけど、
君らも頑張れ」という言葉を残して言っていきました。
うーん、今日は得したものを見たなぁ。久々に楽しんだような
そんな思いで今これを書いています。それではまた次回。
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