本依存症?
2003年6月26日 cobaコンサートの後編を書いてたら、どういうわけか全文消えて
しまったので、とりあえず今日の分から先に書いてしまおうかと。
1200字以上書いた原稿が一瞬にして真っ白って嫌だよなぁ。
そんなわけで、6月26日分です。
最近、何かというと本を買いまくっています。そんな一日に
何冊も買い込むというわけではないのですが、遠出する時や
毎日の通勤の途中なんかにふと本が読みたくなるので、
本屋さんでつい買ってしまうんです。ある意味中学生が学校の帰りに
コンビニに寄ってお菓子を買いあさる姿に似ていなくもなくて。
ただ、そうやって買う本は大抵が文庫本。ハードカバーなんて
そう簡単に数を揃えられないし、第一、「ちょっとした時間に
気軽に読むことが出来る」ということが重要な要素なので
その辺は文庫本万歳なのであります。
そんなわけで文庫本を多く読むんですが、その内容はというと
小説ではなくてルポだったりエッセイだったりと割と
ノンフィクション系に傾いているわけです。小説も読めばいいんでしょうけど、
意外とそういうのには手が伸びないもの。あまりミステリーも
読んでいるわけでもないし、だからといってライトノベルも
読むような感じでもない、ハードボイルドなんてもってのほか。
映画ではよく見るはずの戦争物も、活字になるとほとんど見ないし。
別にフィクションが嫌いというわけではないんですけども。
ノンフィクションやルポ、レポートなんかを読むわけですけども、
その内容っていうのも「人を殺してみたかった(双葉文庫)」だとか
「依存症の女」(講談社文庫)だとか、そんなのばっかり。
一時期、読んでる本の作者が「爆笑問題と精神科医のどちらかだけ」なんて
状態さえあって、これは一体どういうことなんだろうなんて思ったり。
世間一般に今問題になっていることをテーマにしたものに
弱いんでしょうね。そういうテーマが持つ引力めいたものに。
また、精神科医の本を読むようになったのは、この日記にも時々
登場する春日武彦さんの「不幸になりたがる人たち」(文春新書)が
きっかけでした。ちょうど気分が激落ちして、一時期は本気で
自殺を考えていた頃に、ちょうど「これだ!」と言える本に
出会えたのがこの本だったというわけでして。その時の経験が
今でも心のどこかに残っていて、本屋さんで探すことに
なにがしかの影響を与えているのかもしれませんね。
ただ、最近思うのはそうやって本をいろいろな所で読んではいるものの、
どうにもこうにも完璧に琴線に触れるようなものがないような気がする。
依存症なんてそんなものかもしれませんけど、乾きを癒すために
どんどん読んでもさっぱり満たされない気持ちになって、
余計に求めてしまうという感じ。
ゆっくりと本を読めるということはいいことですけども、
そういった満足感を得られないのは不幸なんじゃないだろうかな。
この場合は本だけども、アルコールだったり、過食だったり、
恋愛依存だったりすると……なおのこと厳しいんじゃないだろうか。
しまったので、とりあえず今日の分から先に書いてしまおうかと。
1200字以上書いた原稿が一瞬にして真っ白って嫌だよなぁ。
そんなわけで、6月26日分です。
最近、何かというと本を買いまくっています。そんな一日に
何冊も買い込むというわけではないのですが、遠出する時や
毎日の通勤の途中なんかにふと本が読みたくなるので、
本屋さんでつい買ってしまうんです。ある意味中学生が学校の帰りに
コンビニに寄ってお菓子を買いあさる姿に似ていなくもなくて。
ただ、そうやって買う本は大抵が文庫本。ハードカバーなんて
そう簡単に数を揃えられないし、第一、「ちょっとした時間に
気軽に読むことが出来る」ということが重要な要素なので
その辺は文庫本万歳なのであります。
そんなわけで文庫本を多く読むんですが、その内容はというと
小説ではなくてルポだったりエッセイだったりと割と
ノンフィクション系に傾いているわけです。小説も読めばいいんでしょうけど、
意外とそういうのには手が伸びないもの。あまりミステリーも
読んでいるわけでもないし、だからといってライトノベルも
読むような感じでもない、ハードボイルドなんてもってのほか。
映画ではよく見るはずの戦争物も、活字になるとほとんど見ないし。
別にフィクションが嫌いというわけではないんですけども。
ノンフィクションやルポ、レポートなんかを読むわけですけども、
その内容っていうのも「人を殺してみたかった(双葉文庫)」だとか
「依存症の女」(講談社文庫)だとか、そんなのばっかり。
一時期、読んでる本の作者が「爆笑問題と精神科医のどちらかだけ」なんて
状態さえあって、これは一体どういうことなんだろうなんて思ったり。
世間一般に今問題になっていることをテーマにしたものに
弱いんでしょうね。そういうテーマが持つ引力めいたものに。
また、精神科医の本を読むようになったのは、この日記にも時々
登場する春日武彦さんの「不幸になりたがる人たち」(文春新書)が
きっかけでした。ちょうど気分が激落ちして、一時期は本気で
自殺を考えていた頃に、ちょうど「これだ!」と言える本に
出会えたのがこの本だったというわけでして。その時の経験が
今でも心のどこかに残っていて、本屋さんで探すことに
なにがしかの影響を与えているのかもしれませんね。
ただ、最近思うのはそうやって本をいろいろな所で読んではいるものの、
どうにもこうにも完璧に琴線に触れるようなものがないような気がする。
依存症なんてそんなものかもしれませんけど、乾きを癒すために
どんどん読んでもさっぱり満たされない気持ちになって、
余計に求めてしまうという感じ。
ゆっくりと本を読めるということはいいことですけども、
そういった満足感を得られないのは不幸なんじゃないだろうかな。
この場合は本だけども、アルコールだったり、過食だったり、
恋愛依存だったりすると……なおのこと厳しいんじゃないだろうか。
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